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【2024年】Googleアドセンスの審査で不合格になる理由・落ちる理由【アドセンス合格記】

アドセンス合格記3アドセンス合格記 Adsense
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こんにちは、ハルです。

前回、6年間の試行錯誤の末、ついにGoogle AdSense(グーグルアドセンス)の審査に合格した喜びの記事(↓)を書きました。

審査合格はスムーズに進んだわけではなく6年間、20回以上不合格になった苦労の末の結果です。

今回の記事ではアドセンスに「なぜ合格できないのか」「不合格になった理由は?」という点について詳しく見ていこうと思います。

同じくアドセンスの審査突破を狙うもなかなか合格にならず、不合格が続いて悩んでいるという方向けに、何かの参考になれば幸いです。

この記事で分かること

・アドセンスの審査ではどういう部分をチェックされるのか
・なぜアドセンスの審査に合格できないのか、不合格になるのか
・記事にはどのような点が必要とされるのか

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なぜ不合格になるか 審査に通らない理由

まず今回の記事では、どうすれば合格するかを逆から考えて、なぜ不合格になるか、審査に通らない理由は何か、という点をまず見ていこうと思います。

アドセンス合格記3

親の顔より見た不合格画面もっと親の顔見ろ定期

Googleアドセンスのポリシーに違反している

Googleの姿勢についてはGoogle パブリッシャー向けポリシーで明確に示されています。

・違法なコンテンツ
・知的財産権、著作権の侵害
・中傷的なコンテンツ
・信頼性が無いコンテンツ
・不正行為を助長するコンテンツ
・成人向けコンテンツ
などなど

ご覧のように、どういった内容がNGかということが具体的に示されています。

このポリシーページは結構細かく書いてあり、アドセンス審査に申し込むことを考えている方は一通り目を通しておくべき内容だと思います。
例えば「信頼性がなく有害な文言」の項目に「 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)などの病状の存在否定」など書いてあるなど、かなり具体的な内容まで記載してあります。反ワクはNG

「明らかに真実ではない主張を行い、選挙と民主主義のプロセスへの参加や信頼を大幅に阻害する可能性があるコンテンツ」もダメということで、政治や宗教といったナイーブな話題にはブログでは触れないほうが良さそうです。それぞれに主義主張があって言いたいことも色々あるけれども、面倒を呼び込むだけなのでぐっと我慢するのが吉。

コンテンツが足りない、記事を多く書けていない

たぶん、皆様がアドセンスの審査に申し込んで不合格になる理由はこれがほとんどだと思います。
いわゆる「コンテンツの最小要件」というやつです。

よく言われている目安については

・記事数:10記事以上
・文字数:1記事あたり2,000字~以上
・カテゴリ数:最低2~3カテゴリ
・カテゴリごとの記事数:5記事以上

と言われていますが、実際のところは分かりません。
が、個人的な感触を言わせて貰えば、この分量では足りないと思います。

後で審査に合格した時点の私のブログの状況を書いてこの点を検証してみたいと思いますが、私は上の目安よりはるかに多く記事を書いておりました。

また、文字数に関しては2,000字もかけないよとおっしゃるかもしれませんが、私の場合普通に記事を書くと簡単に10,000字を超えてしまうので、たぶん長すぎるのも良くないかなと思ってあえて削ったりわざわざ分割したりしています。

ある程度自分の体験談を盛り込んだり、独自性のある記事を書こうと思えば、やはり数千字くらいにはなるのだと思います。

独自性のある良質な記事を書けていない

いわゆる「有用性の低いコンテンツというやつです。

上で記事の数について紹介しましたが、数も大事なのですがもちろん数だけ揃えても意味がなく、独自性のある良質な記事をかけているか?という点も重要です。

・果たして読者が読んで収穫のある記事か?
・読者の疑問を解決できる記事か?
・自分の言葉で書いているか?

このような点が判断の基準だと思います。


ユーザーが検索機能を使うときって、やっぱり
疑問、悩みがあるから調べる
おすすめのもの、流行りのもの(飲食店・旅行先・ゲーム・本・etc…)を調べたい
不具合やトラブルを解決したい

など明確な目的があって検索すると思います。これらのユーザーの需要に対し、きちんと答えられているか?という点が重要だと思います。

Google的には価値のある記事に対して広告を載せないと意味がないため、記事の質・独自性という点については厳しくチェックしていると思われます。

Googleも「他にはない魅力があるか」と題して

テキストや画像などのページ上の要素の配置をよく考え、魅力的なレイアウトを作り、ユーザーが求めている情報を簡単に見つけられるようにします。

サイトのページが AdSense のご利用条件を満たしているか確認する

と述べています。その割に内容スカスカのコピペサイトが審査に通っているのはなんでですかね…?

最近は生成AIの発達などもあって、AIにブログ記事を書かせている、なんて人もいますが、生成AIは本当に自分で思考しているわけではなく、よそのウェブや媒体から引っ張ってきた文章をそれらしく繋ぎ合わせているだけで、要するにちょっと発展したただのコピペです。

よく読むと文章が支離滅裂だったり、中には完全に間違っている情報をさも正しいかのように伝えてきて正直使い物にならないため、AIなどは一切使わないほうが吉です。

読みやすい記事になっていない

いくら独自性のある記事を書いても、何の装飾も無く、ただ情報が羅列してあるだけの記事では目が疲れてしまいますし、どこに注目すればよいかも分かりづらいです。

ポイントとしては次のような感じです。

・適切に改行を入れて読みやすくする
・記事内のポイント部分や重要な語句に対して太字赤字青字マーカーなどを使って装飾する
・記事に目次を入れる
・見出しを階層にする
・箇条書きを適切に使って要点をまとめる(今やっている事です)
・囲みボックスを使う(今やっているコレです)

要するに自分の言葉を使いながらもなるべく簡潔に、装飾も加えてメリハリのある文章を書くと良いと思います。
目次を入れて読者がすぐに必要な情報に辿り着けるようにしたり、装飾を加えて重要なポイントが一目でわかるようにする、などです。

一方で、時々見かけるのですが画面のスクロールと同時にマーカーが文章に勝手に引かれていくスタイルの装飾。個人的な感想ですがあの自動マーカーは非常に不快感が強くて、あれを採用しているサイトはいくら良いことを書いていてもすぐにブラウザバックしてしまいます。
装飾は使いすぎると目が疲れてきたりストレスを感じる面もあるので、ほどほどにしましょう。


なお私の文章はよくよく読めば平易で理解できるのだけれども、不必要な語句が書き連ねてあって無駄に長い、とよく言われます。(´・ω・`)

ユーザーの利便性を重視したサイト設計が出来ていない

記事が充実して来たら、次はサイトを訪れる読者・ユーザーの利便性を改善していきましょう。

操作が簡単でわかりやすくなっているか

サイトの利便性を高めるには、見つけやすく使いやすいナビゲーション バー(またはメニューバー)を用意することが大事です。

サイトのページが AdSense のご利用条件を満たしているか確認する
アドセンス合格記8

ナビゲーションバーとは上の画像に赤い枠で示している部分です。
グローバルナビゲーションとも呼ばれますが、サイトの主要なコンテンツを常に一番上に表示して、ユーザーの利便性を高めるために設置されます。

私の場合は固定ページのみを配置して、通常の記事はグローバルナビゲーションには置いておりませんが…本当はプルダウン式のメニューバーなどを配置して見やすくするともっと良いと思います。

・グローバルナビゲーションを設置しているか
・2カラムのサイドメニューを設置しているか
・フッターメニューがあるか
・記事をカテゴリーに分けているか

など、ユーザーの動線を考えたサイト設計をすると良いと思います。
カラムについては2カラム、3カラムとありますが、私は2カラムが良いと思います。3カラムはどうしても狭苦しくなりますし、スマホで見た時にカラムが下に落ちてしまうことが良くあります。

追記:グローバルナビゲーションを作り直してフッターメニューを追加しました

上の画像で紹介している私のブログの例は、実はあまり良い例ではありません。本当は

グローバルナビゲーションに人気記事やカテゴリを設置
フッターメニュー(下部のメニュー)にプライバシーポリシーなどの固定ページを設置

とするのが良いです。
グローバルナビゲーションが雑でフッターメニューが無しの状態でもアドセンスの審査自体は通りましたが、一応修正をかけておくことにしました。

アドセンス合格記9
修正版グローバルナビゲーション


上のように人気記事一覧や、カテゴリ別の記事をプルダウン(ドロップリスト)形式で表示するのがベストです。たしかにブログのトップページがそれらしい感じに改善されました。

アドセンス合格記10
フッターメニューを追加

当初はグローバルナビゲーションに設置していたプライバシーポリシー・お問い合わせフォームなどは下にフッターメニューを追加してそこに格納することにしました。

フッターメニューはアドセンス合格に必須では無いですが、本来はこの形にするのがオススメです。

必要なページが存在していない

絶対必要なページとは、以下のページです。

プライバシーポリシー
お問い合わせフォーム
ブログ運営者の情報(プロフィール)


この3つのページはアドセンスの審査に合格する上で絶対に必要だと言われています。

プライバシーポリシーはアクセス解析などで集まった個人情報(IPアドレスなど)やcookieの情報をどう利用するかであったり、免責事項などを書くためのページです。
一から自分で書くのは大変なので、転載OKのひな形が用意されています。プライバシーポリシーに関してはコピペOKなので、必要な部分を書き換えて設置しましょう。(私もコピペしてます)

お問い合わせフォームはブログの運営者(わたくし)に連絡を取るための手段で、これが無いと何かしらの疑問やクレーム等で問い合わせしたい場合に途方に暮れるということになってしまいます。
例えば誤った情報を書いてしまったり著作権を侵害されている!などと言った場合のために、問い合わせ先を明記しておくことは重要で、ブログの信頼性向上につながります。
コメント欄で代用できるという考え方もありますが、独自にフォームを作るのが無難でしょう。幸いワードプレスなら簡単に作成できます。

プロフィールに関しては必要無いという意見もありますが、「一体どのような人がこの記事を書いているのか」という記事の信頼性に関係する部分なので私は必要だと思います。
全くの匿名名無しさんが書いているのと、経歴や自らの技能などを明らかにしている人が書いたのとでは、後者のほうが記事の信頼性が高いのは明らかです。

本当は実名と顔写真を出すのが一番良いのでしょうがさすがにそれは問題があるので、ハンドルネームで問題ありません。

YMYL(金融・健康・医療・法律など)の記事を書いている

YMYLとは「Your Money Your Life」の略なのですが、要するに「経済やお金、健康に関すること」で、これらに関する記事はかなりチェックが厳しい、と言われています。

具体的には金融・健康・医療・法律などのコンテンツが該当します。これらの記事は専門家や公式のウェブサイトが書いたものしかほとんど検索結果に表示されません。

例えば「新NISA」について、記事を書いたとします。
自分の書いたその記事が、金融庁や証券会社、銀行が書いた新NISAに関する記事を押しのけて、検索トップに表示されるかと言うと、されるはずもありませんよね。

そして
検索上位に表示されない=Google的には価値の低いサイト=ますます検索に表示されなくなる=広告を貼る価値を認められない
という悪循環に陥ります。

YMYLに関する記事を書いてアドセンスの審査に合格するのはかなり難しいと言われています。

ご自分が博士号を持っているなどその道の専門家で独創的な記事を書けるならともかく、一般人がムリをして書く内容では無さそうです。
投資の記録の記事などは個人で書きやすいジャンルですし、私も書きたいと思って下書きに保存しているのですが、アドセンス審査のために公開せず下書きのままです。

そのうちこっそり公開しようかな…。

著作権を侵害している記事がある

・必要な場合は脚注(出典元)を書いて引用するのはアリ
・ただし引用には細かいルールがある
・文章だけでなくブログ内で使用している画像にも著作権がある
特に画像は要注意

著作権については、「他人の記事をそのままコピペしてはいけない」というのは誰でもご存知だと思います。
しかし他人の書いた文章を引用する形でブログに掲載し、その上で自分の考えを述べるのはよく使われる手法です。
実際私も海外のテック記事が書いたインテル製CPUに関する文章を引用し、日本語訳したものを紹介しました。適正な範囲の引用は当然OKです。
ただ、引用には実は細かいルールがあります。基本的には「最小限の一部分だけに留める」というスタンスが必要です。

次は画像について。
自分で撮影した写真だから著作権は自分にある、というのは確かですが、まだ油断は出来ません。

例えばその写真にキャラクターが写っていたらどうでしょうか?
また、写真は著作権以外にも肖像権に気を付けなければいけません。よくSNS上で街中の雑踏を撮影した写真を勝手に上げている人などがいますが、他人の顔が写っていればそれはアウトです。
他にも、例えばプロフィールの画像にアニメキャラを使ってしまうのもアウト。企業のロゴなどが入るのもアウト。

このように画像に関しては思わぬところで問題が生じるものです。
これがアドセンス審査の段階で画像は使わないほうが良いとよく言われる理由です。どの程度Googleが画像の内容をチェックしているのかは知りませんが、正直画像は、貼ることで得られる効果の割に気を付けないといけない部分が多すぎて面倒くさいです。

では、画像があればアドセンスは合格できないのでしょうか?

私の場合は(一応)旅行記を書きたいと思ってこのブログを開設したので、写真は大量に張り付ける予定なので画像の可否は大きなポイントになります。
この画像の可否という点はまた別の記事で考察してみたいと思います。

独自ドメインを使用していない

アドセンス審査に関して、以前は独自ドメインを取得することが絶対に必要でした。

独自ドメインとはURLが「〇〇.com」「××.com」みたいな感じになっているもので、弊ブログ「halu-journey.com」も独自ドメインです。

一方で私が昔に作ったブログのURLは「http://azureaqua.blog.fc2.com/」なのですが、私が設定したazureaqua.blogというドメインの後ろにfc2.comという別のドメインがくっついています。これはあくまでFC2ブログの一部分という扱いで、こういう形式はサブドメインと呼ばれています。

私が連続して申し込み続けてきた2018年ごろは、無料ブログではそもそもアドセンスの審査に進むことすら出来ない状態でした。

しかし、どうやら2023年ごろから無料ブログでも審査に進めるようになったらしいです。今見てきたら確かに無料ブログのサブドメインでも入力自体は出来ました。

少なくとも審査自体は無料ブログでも受けられるようになったと思われるので、門戸が広がって朗報と言えますが、無料ブログでは色々出来ないことも多いのでやはり独自ドメインを取るのが早道かなと思います。

独自ドメインの必要性に関してはまた別の記事で検証してみたいと思います。


ということで今回はここまでにします。

今回はGoogleアドセンスの審査に関して「不合格になる理由」「落ちた理由」という点に注目して、私の経験をもとにご紹介していきました。

上に色々書いていますが、上に書いているのは「やったら合格できること」ではなく「やらないと不合格になること」の一覧です。

では「具体的に何をすればよいのか」については、次の記事で詳しく見ていきたいと思います。

こんなに色々できないよ!」と思われるかも知れませんが、落ち着いて1つずつクリアしていけばいつか必ず光が見えてきます。

何しろ完全初心者の私がアドセンス合格できたのですから!

合格のその日を夢見て頑張っていきましょう。

それではご覧いただきありがとうございました!

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