こんにちは、ハルです。
先日、以前からの懸案だったドスパラ製i5-14400F搭載PCの、マイクロコード0x12BへのBIOS更新をついにやってしまった記事を書きました。(↓)
この記事では、無事にBIOS更新に成功!マイクロコード0x12Bが適用されて、インテル第13世代・第14世代のCPUクラッシュ不具合は一応、対策完了した内容をご紹介しました。
代償としてドスパラから保証対象外の刑にされてしまいましたが、どうせユーザーが本当に困っているのに何もしてくれないドスパラです。甘んじて受け入れましょう。
さて今回の記事では「マイクロコード0x12BでCPU性能は下がるのか?」という重要な点について、私自身の体験と実験をもとにして検証してみたいと思います。
概説:今回のBIOS更新について
インテル第13世代・第14世代CPUのクラッシュ不具合に関しては色々と原因が囁かれていますが、根本的には「性能を無理やりに引き出そうとした結果、電圧調整バグで過電流・過電圧によりCPUダイが物理的に損傷する」ということだと思います。
AMD、Ryzenに勝とうとして無理やり性能を盛った結果、CPUが焼けてしまったわけですね。なんとも無惨です。
そして今回のBIOS更新では、基本的には
「CPUの性能を抑え込んで、熱暴走やCPU損傷(焼損)などの不具合が起こることを回避する」
ことが行われます。
なので普通に考えれば、CPUの性能は下がります。
超絶パワーをかけて何とかRyzenに対抗していたところを、パワーを抑え込むんだから性能は下がって当然のように思えます。
この点に関して、
① インテルは下がらないと言っています。
(Intel Core 13th and 14th Gen Desktop Instability Root Cause Update)
② PC情報サイトでは、下がると言っています。
③ 海外のテック系メディアでは、両論あるようです。
では実際のところどうなのでしょうか。
テック系メディアにしても、所詮はコネと金儲けの世界なので、インテル様には逆らえず忖度した記事を書くメディアがあることは有名です。(いわゆる提灯記事)
そこで、インテルに一切忖度せず何のしがらみもない、完全な個人である不肖わたくしめが、実際のところを調べてみたいと思います。
マイクロコード0x12BのBIOS更新でCPU性能は下がるのか?
ここからが本題です。
「マイクロコード0x12BのBIOS更新でCPU性能は下がるのか?」
検証方法はBIOSアップデートの前後で各種CPU・GPUベンチマークの結果を比較するという単純な方法です。
幸いにして私は新ゲーミングPCを買った直後の段階で、全力公試としてベンチマーク試験を行っていたので、その結果と比較します。つまり
・BIOS更新前:マイクロコード0x123が適用されたi5-14400Fで2024年7月に実施
・BIOS更新後:マイクロコード0x12Bが適用されたi5-14400Fで2024年12月に実施
という比較検証です。
検証前の生データは以下の記事をご覧ください。
Cinebench 2024 ベンチマーク(マルチ)
Cinebench 2024 ベンチマーク | BIOS更新前 | BIOS更新後 |
---|---|---|
マルチコア性能 | 847 pt | 795 pt |
BIOS更新前後で52 ptの性能低下。これは割合にして6.14%もの、大幅な性能劣化です。
BIOS更新前はRyzen 7 5800Xにも勝っていたのに、BIOS更新後ではボロ負けです。
は?
Cinebench 2024 ベンチマーク(シングル)
Cinebench 2024 ベンチマーク | BIOS更新前 | BIOS更新後 |
---|---|---|
シングルコア性能 | 106 pt | 103 pt |
BIOS更新前後で3 ptの性能低下。これは割合にして2.83%の性能低下です。
は?
Cinebench R20 ベンチマーク
Cinebench R20 ベンチマーク | BIOS更新前 | BIOS更新後 |
---|---|---|
マルチコア性能 | 5,982 pt | 5,855 pt |
BIOS更新前後で127 ptの性能低下。これは割合にして2.12%の性能低下です。
……
3DMark Time Spy ベンチマーク
3DMark Time Spy ベンチマーク | BIOS更新前 | BIOS更新後 |
---|---|---|
① グラフィクススコア | 10,597 pt | 10,612 pt |
② CPUスコア | 12,121 pt | 11,858 pt |
③ 総合スコア | 10,800 pt | 10,781 pt |
BIOS更新前後で
① グラフィックススコアは15 ptの性能上昇。まあこれはGPUの性能測定ですし、測定誤差だと思います。
② CPUスコアは263 ptの性能低下。これは割合にして2.17%の性能低下です。
③ 総合スコアは19 ptの性能低下。これは割合にして0.18%の性能低下です。まあこれは誤差の範囲ですね。
………
3DMark Fire Strike ベンチマーク
3DMark Fire Strike ベンチマーク | BIOS更新前 | BIOS更新後 |
---|---|---|
① グラフィクススコア | 28,793 pt | 28,763 pt |
② 物理演算スコア | 27,638 pt | 27,067 pt |
③ CPU・GPU複合スコア | 9,096 pt | 9,109 pt |
④ 総合スコア | 23,546 pt | 23,476 pt |
BIOS更新前後で
① グラフィックススコアは30 ptの性能低下。これは誤差だと思います。
② 物理演算スコアは571 ptの性能低下。これは割合にして2.07%の性能低下です。
③ CPU・GPU複合スコアは13 ptの性能上昇。まあ誤差です。
④ 総合スコアは70 ptの性能低下。これは割合にして0.30%の性能低下です。
…………
ベンチマークまとめと性能低下の結果
i5-14400F | BIOS更新前 | BIOS更新後 | 性能低下率 |
---|---|---|---|
Cinebench 2024 (マルチ) | 847 pt | 795 pt | -6.14% |
Cinebench 2024 (シングル) | 106 pt | 103 pt | -2.83% |
Cinebench R20 (マルチ) | 5,982 pt | 5,855 pt | -2.12% |
3DMark Time Spy (CPUスコア) | 12,121 pt | 11,858 pt | -2.17% |
3DMark Fire Strike (物理演算スコア) | 27,638 pt | 27,067 pt | -2.07% |
こうしてベンチマークの数字を事細かに取って見ると、明らかな傾向と結果が出ました。
2%と言う数字がどれほどの差か。まあ実際のゲームプレイ時には分からない程度の差かなと思います。fpsが100から98に下がったところで何も感じません。
いやしかし、Cinebench 2024(マルチ)の結果はちょっとひどい。
なんと-6.14%も下がりやがっています。
第13世代のi5-13400が第14世代のi5-14400になった時の性能上昇率はわずか0.4%という事を考えると、6%性能低下はもはや別のCPUなんよ……
例えばi5-14400とi5-14500の性能差は+7.2%なので、6%の差は大体グレード1つ分に相当します。強制的に下位グレードに下げられてしまった感じですかね。
しかし、BIOS更新をしなければいずれCPUはブチ壊れて性能は無。0 ptになってしまいます。それを考えるとBIOS更新するしかなく、しないという選択肢はありません。
以上の検証によって、BIOS更新をしたことでインテルの言うカタログスペックが発揮できていないことが判明しましたが、これって立派な詐欺じゃないですか?販売後に所定の性能が出せず、強制的に性能を落とさざるを得ない状況になってしまったので詐欺ですよね。訴訟不可避。覚悟の準備をしておいてください。
あなたを詐欺罪と器物損壊罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですね?あなたが皆をこんなポンコツCPUで騙し、CPUを破壊したからです!覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。裁判所にも問答無用できてもらいます。慰謝料の準備もしておいて下さい!貴方は犯罪者です!刑務所にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!いいですね!
余談:マイクロコード0x123でのCPU性能低下について
さて今回は
・BIOS更新前:マイクロコード0x123が適用されたi5-14400Fで2024年7月に実施
・BIOS更新後:マイクロコード0x12Bが適用されたi5-14400Fで2024年12月に実施
という2つの異なる時期でベンチマークを測定した結果を比較したわけですが、実は私がBIOS更新前だと言っているマイクロコード0x123自体も、今回のクラッシュ不具合の対策としてリリースされた修正パッチの第一弾です。
インテル製CPUは0x123→0x125→0x129→0x12Bと、計4回も強制的に性能低下処置を受けている形です。
実は私が新ゲーミングPCを買った段階でベンチマークを回した時に
なんか他のPC情報サイトに掲載されているCore i5-14400Fのベンチマークのスコアより低いんじゃが……
と怪訝に思っていました。
当時は測定誤差か何かの間違いかなと現実逃避をしていましたが、今になって考えてみれば、これは「0x123の段階で既に性能を下げられてる」と考えられます。そうとしか考えられません。
では、本来のCore i5-14400Fがどの程度の性能を発揮するはずだったのか、在りし日の姿と比較してみましょう。
なお在りし日の姿は「ゲーミングPC徹底解剖サイト」様より数字を転載させて頂いております。
i5-14400F | 本来の数字 (発売直後) | マイクロコード 0x123 | マイクロコード 0x12B | 本来からの 性能低下率 |
---|---|---|---|---|
Cinebench 2024 (マルチ) | 912 pt | 847 pt | 795 pt | -12.83% |
Cinebench 2024 (シングル) | 109 pt | 106 pt | 103 pt | -5.5% |
………………………………………………………………
これもう犯罪でしょ
一連のインテル製CPUクラッシュ不具合記事はこれで終了になる予定です
さて前回の記事でBIOS更新作業を行い、今回の記事でBIOS更新に伴う性能低下に関しての記事を書きました。
BIOS更新が完了したことで、一応、インテル製CPUのクラッシュ不具合に関しては対策済みとなったはずです。
これにて私のブログでのクラッシュ不具合に関する記事の執筆も一段落したことになり、(今後新たな問題が発生したり新ゲーミングPCが壊れたりしなければ) 今回で一連の記事は終了、完結する予定です。
ここまで一連の記事には非常に多くのアクセスが集まっていて、多くの可哀想なi5ユーザーの皆様が本当に困っていることが伝わってきております。
わたくしの記事が皆様の何かの参考になれば幸いであります。ここまでたくさんのアクセスとコメントでの情報提供など、本当にありがとうございました。
ようやくこれで、旧ゲーミングPCから新ゲーミングPCへの移行作業を進められそうです。これまで4年半もの間、一度も故障することなく1日10時間くらい動き続けてくれた旧ゲーミングPCちゃんに最大限の感謝を。後はお排泄物OSであるwin11を何とかしないとですね。
ということで今回はここまでにします。
今回はマイクロコード0x12BのBIOS更新前後で、i5-14400Fちゃんの性能がどの程度下がるかを実際に検証しました。
検証との結果としてはしっかり下がっていました。ざんねん。「性能は下がりません」といったインテルはやはり嘘つきだと判明しました。
また、0x123から0x12Bへの性能低下率も-6%と大きいのですが、マイクロコードを当てる前の本来のカタログスペックのCore i5-14400Fから比べると、なんと-13%も性能が下がっていると判明しました。こんなことが許されて良いのでしょうか。率直な感想を言うと「もうインテルと言う企業はこの世界に存在してはいけない。こんな企業潰さないとダメだ」と思う反面、とは言いつつも力のないただの個人であるわたくしには何もできません。しかし小さな民草も、結集すれば大きな影響力を持つこともあります。それにインテルが潰れるとAMDの独占になって市場は破壊されるでしょうし、何とも難しいところです。
全く納得は出来ませんが、とりあえず今回はこの辺りで筆をおきたいと思います。
それではまた。ご覧いただきありがとうございました!
コメント
初めまして、クルスと申します。
当方、i7-14700Fを使用している者でして
8月末に今のPCを購入し、BIOSは7/16に更新されております。
ドスパラで購入しており、補償が非常に手厚いので
「壊れたら修理してもらえばいいや」とお気楽に考えています。
それでも出来れば壊れて欲しくないのですが
インテル13世代・14世代のCPUは全てに爆弾が仕込まれていて
PCの使用時間が長ければ長いほど爆発する可能性が高くなっていく
という認識でよろしいでしょうか?
それとも、爆弾が仕込まれているのは外れの個体のみなんでしょうか?
クルスさん
初めまして。コメントありがとうございます。
お尋ねの「全部アウトなのか」「ハズレ個体のみなのか」という点ですが、恐らく誰も正確な答えを出せないのが実際のところだと思います。インテルも多分分かってないと思います。
ただしこれだけ騒がれていて壊れたという声がネット上でもかなり存在するので、無視できる確率では無いのは確かです。故障確率などはインテルが責任をもって公表するべきだと思うのですがインテルはだんまりを決め込んでいます……。
誰にも、どれがセーフでいつ壊れるかも分からないという事で、基本的には時限爆弾説を念頭に置いて対応するのがベターかなと思います……。
i7-14700Fを使われていてBIOSは7/16更新という事で、たぶん0x123か0x125が当たってると思われます。このマイクロコードでは不具合対策は不十分でかなり危険な状態かと思うので、BIOS更新することを視野にいれられたほうが良いかなと思います。おっしゃるようにi7へのドスパラの保証は手厚いので、BIOS更新しても保証対象内で居られる可能性すらありますし、性能が下がる以外のデメリットは今のところないかなと言う感じでしょうか。
ご返答いただきありがとうございます。
BIOSを調べたら0x125でした。
BIOS更新は行った事が無く
また、性能が下がってしまうという事と
更新には手間がかかる印象なので
元々の性分から横着してしまっています笑
こんな事を言ってしまうと
PCヘビーユーザーからは怒られるかもしれませんが
「5年以内にCPU壊れたら無料で新品にしてもらえてラッキーだからそれでいいや!笑」
という気持ちです。
でもこういうのって忘れた時に、一番困るようなタイミングで来るので
それを考えると非常に悩みどころですね・・・。
コメントありがとうございます。
BIOS更新に関しては私もかなり面倒かつ不安に思っていましたが、実際にやってみるとはじめてでも簡単で、下調べも込みで1時間もあればできるのでそれほど恐れなくても大丈夫だと思います。まあ面倒は面倒ですけど( ˊᵕˋ ; )
BIOS更新の体験記 (https://halu-journey.com/intel14th-i5-14400f-bios-update/) も書いていますので良ければご覧いただければと思います
>>「5年以内にCPU壊れたら無料で新品にしてもらえてラッキーだからそれでいいや!笑」
いや、この発想は無かったです(笑) 確かに新品にして貰えるのはその通りですね笑
マイクロコード0x125ということで無対策よりは危険度は下がっているでしょうし、このまま様子を見るのもアリかも知れませんね。それに突然死というのはあまり聞かず、だんだん動作が不安定になるという予兆があるみたいなので、予兆が出てからの対応でも遅くは無さそうです。
私などはなるべくPCを修理に出したくない=セキュリティ面と情報流出がこわい、と考えちゃうので故障の危険を極限まで下げたいと感じるタイプなのですが、クルスさんのような対応の仕方もそれはそれでアリだなと思いました。
返信いただきありがとうございます!
情報を漁っていく内に
「ずっと悩んでるのもアレだし応急処置だ!」と思い
BIOSアップデートを決断いたしました笑
ですがまた新たな疑問が生じまして…
BIOS更新後にバージョンを見てみたら
「0x12B」ではなく「9005A」になっていました。
一応バージョンアップとWindowsの起動は出来たので成功という認識ですが
これで良いのでしょうか・・・?
コメントありがとうございます。
>>「0x12B」ではなく「9005A」になっていました。
!?
一応お尋ねしたいのですが、
① BIOS更新の方法はドスパラのサイトに紹介されている通りの方法でやりましたか?
→例えばマザーボードメーカーから直接BIOSを持ってきた場合だとバージョンの表示がマザーボードメーカー独自の物になりそう
② マイクロコードのバージョン確認の方法は「インテルプロセッサー識別ユーティリティー」を使って、CPU改訂の部分が「9005A」になっている感じですか?
9005Aで検索しても全然それらしい情報がヒットしなくて困惑しています。また調べて書き込みます。
追加です。
ドスパラのウェブサイトを見ていたのですが、ASUS製マザーボード「ASUS PRIME B660M-AJ D4」のBIOS更新のページを見ていたところ、「例)「 ProArt Z790-CREATOR WIFI 」 9904」との文言を発見しました。数字としては似ているのでこれが怪しいかなと。
9904が更新前のBIOSバージョンで、それが更新後に9005Aになっているという事が考えられます。
これはマザーボードのBIOSバージョンであってマイクロコードのバージョンでは無いので、先ほど述べた「インテルプロセッサー識別ユーティリティー」を使って貰うとマイクロコードのバージョンが分かるかなと思います。よろしくお願いします。
ご返信いただきありがとうございます。
インテルプロセッサー識別ユーティリティーを使ったところ
CPU改定の欄が「12B」となっていました!
これで良さそうですね!
12Bなら0x12Bのことですので、それで大丈夫です。
いやあ、何事かと思いましたが無事に解決されたみたいで良かったです。これで(一応)クラッシュ不具合も対策済みなので安心して(本当か?)PCライフを過ごせますね!
やってみたら、案外回復ドライブの準備もBIOS更新もそこまで面倒ではなかったですね…
購入から4か月弱、不具合適応させていませんでしたが
12B前でどれくらい劣化しているのか、本当に12Bで諸問題が解決したのか
正直不安は尽きないですが、やれる事はやったので考えないようにしますw
ハルさんのブログのおかげでここまで踏み切る事が出来ました。
ありがとうございました!
私も全く同じ状況ですね~
0x123の段階でベンチマークをブンブン回してニヤニヤしていた傷がどこまで致命傷になってるか不安で仕方ないですが、やれることはやったので仕方ないですね(´・ω・`)
私のブログが参考になったのであれば良かったです!こちらこそありがとうございました~~!
ハルさんと同じPCを12月に購入しました。
当然かもしれませんが12Bになっていたので一応ご報告させていただきます。
ブラックフライデーの時期にミドルスペックのゲーミングPCを調べていました。
その時にハルさんのブログを発見し、色々な検証や感想などを見て良さそうだと思い、購入しました。
PC関連に知識が浅い私でもハルさんの画像付きかつ分かりやすい文体だったので面白おかしく読むことができて助かりました!
7年ぶりのPC購入だったので4Kに対応していたり、フルHDだと100fps以上やDLSS機能など普段家庭用ゲーム機で遊ぶ自分にはオーバースペックにすら感じる高性能でした。
個人的にこの価格帯でコスパ最強でした。なんかわかんないけどハルさんありがと~
まいんさん
初めまして。コメントありがとうございます。
0x12Bになっていたとのご報告ありがとうございます!12月に同じPCを買われたという事で「高かったでしょ?」と思いドスパラのサイトを見てきたら13.4万円でした。クラッシュ不具合の対策済みで私のように色々悩むことも無いですし、かえって今買ったほうがタイミング的には良かったかもしれませんね(´・ω・`)
私はまだロクにこのPCを使えていませんが、一般ユーザーにとってはかなり高性能で超コスパですよね!本当にオススメだと思います。
ブログ記事についてもお褒めの言葉をありがとうございます。ド素人が好き勝手に書き殴っているだけのサイトですがそう言っていただけると嬉しいです。(笑)また何かの機会がありましたら覗いてやってください(´ᴖωᴖ`)ニタァ
返信ありがとうございます。
13.4万もしたかなって思ってメールを確認したら、キーマウ削除や下取り、各種クーポンなど利用したため本体価格が12.5万切ってました。
送料込みで12.8万いかないくらいだったので個人的には破格でした。
ハルさんの記事内にあったキーマウ削除やクーポンなどを参考にしたら色々とお得になりました。複数のクーポン併用できるのヤバすぎる!
自己満はさておき、今回コメントしたのは2つ聞きたいことがありまして・・・
まず1つ目が初期にプリインストールされているノートン先生ってアンインストールしてもいいですよね?
右下にノートンがいきなり出しゃばってきてうざったいし、Windows標準搭載のMicrosoft Defenderで十分だと思っているのですがいかがでしょうか?
2つ目がおススメのソフトウェアやアドオンなどありましたら紹介してほしいです。
こちらに関してはできればブログ内で画像や面白い文章交えながらのほうが個人的に嬉しいです笑
まだ新PCに乗り換えて間もない頃だと思いますが、そういう時だからこそハルさんなら色々と試しているのではないかと勝手に想像しております。
本来は旅行記のブログだと思うのですが、ハルさんのsteamゲームの紹介を見ていると面白いし参考になったので新PCになってからどんなことやってるのかな~って気になった次第です。
まいんさん
コメントありがとうございます。12.5万切るのはやっすいですね!どこのBTOメーカーを見ていても最近は普通に15万円を超えてくる超価格なので12万円代でゲーミングPCを買えるのはありがたいことです……!
お尋ねの件についてですが
① ノートンは即アンインストールしてOKです。何もしなくてもどうせ30日後に死ぬノートンなので。Microsoft Defenderで十分です。
ただし私は、実はノートンを買いました。というのも放置して20日を過ぎたあたりにノートンが「分かった!1年で1,000円でいいから買ってちょ!(´ᴖωᴖ`)ニタァ」と言い出しました。「う~ん1,000円なら…(←ちょろい)」と考えたのと、前述したように基本的にMicrosoft Defenderで十分なのですが、やっぱり一応ノートンのほうが性能が良いようです。
私は古いUSBメモリとか外付けHDDとかSDカードとかを結構たくさん持っていて、この機会にノートンを使って一度全部のストレージ関係をウイルスチェックしてみるかな、と思いましたので1年契約で購入した次第です。
あとMicrosoft Defenderで出来なくてノートンで出来ることとして、ノートンはVPNを使えます。VPNについて記事を書いたような気がするな、と思ったらやっぱり書いてました。良ければこちらをご覧ください。(https://halu-journey.com/optical-internet-speed/#toc7)
長くなったので一度切ります。
続きです。
②のおすすめソフトウェアについてですが、期待を裏切って申し訳ないのですが特にオススメ出来るようなものが思いつきません…(笑)
昔はフリーゲームとかフリーソフトとか結構漁ったものですが、最近はスマホのアプリになったりゲームもインディーズで販売されるようになったりとか、windowsもだんだん改良されてきてデフォルト機能の物でもそんなに困らなくなったことが原因かも知れませんが、あまりこういう機能のものが欲しいという欲求が無くなったような気がします。年を取って新しいものを受け付けなくなりつつあるのも間違いなくあります
私が普段使ってるソフトは
・メモ管理ソフトの「CatMemoNote」 これはメモ帳をタブとツリー表示出来て、パスワードの管理とかブログ用記事の管理に重宝しています。
・デスクトップキャプチャソフトの「AG-デスクトップレコーダー」 簡単操作でPCの画面を動画キャプチャできるのでゲームの録画に便利です。
・フリー表計算ソフトの「LibreOffice」 無料でエクセル・ワード・パワーポイントの代わりになります。家計簿作ったりなどの日常使いにもブログ用にもとてもたすかる。
・画像縮小ソフトの「縮小専用」 ブログ用に数百枚の画像を一気に指定したサイズまで縮小できて便利ですが、一般ユーザーに必要とは思えない…笑
・動画配信ソフトの「OBS Studio」 OSBは配信用ソフトとして有名ですが、簡単な動画編集も出来ます。複数の動画を並べて流したり…まあそんなことをしたがる人は多くないですが。
あと昔使っていたものですが
動画管理ソフトの「ホワイトブラウザ」は便利でした。動画をサムネイル表示できるのと、タグを付けられるので、例えば「アニメ」とか「感動」とか動画にタグを付けてその時の気分によって絞り込める、みたいな感じです。
これくらいでしょうか。どれもゲーム用とかブログ用のニッチなもので、全然参考にならないと思うので申し訳ないです笑
追加です。
でも「こういう内容の記事を書いて欲しい」と言う声を読者さんから頂けるのはブロガーとして嬉しい話です。ありがとうございます。
今回の件に触発されたので「私個人のおすすめコンテンツ」とか題して私の好きなコンテンツ(それこそゲーム、本、映画、音楽…etc)を紹介する記事は書きたいなと思います。いつ書くかは分かりませんが……またよろしければ覗いてやってください(。・ω・。)
3つに分けてコメント返信いただきありがとうございます。
①30日間の期限きたらMicrosoft Defenderのみにします。ノートンでVPN利用ができるの知りませんでした~
②意外と知ってるものや使っているソフトもあって共感できて面白かったです。
私はGoogle chromeを使っているのですが拡張機能(アドオン)についてオススメがあれば教えていただけると嬉しいです。
個人的に便利なのが「マウスジェスチャー」「DeepL」「Amazon Price Tracker」「広告ブロック系」など。
特にマウスジェスチャーは10年以上愛用していて、ほかの人のPCで「戻る・タブ関連」を毎回カーソルに合わせてやるの「めんどくせぇえええ」ってなります笑
よく使う項目をカスタマイズすれば、コピーや検索、スクショなども含めてネットサーフィンでやることのほとんどが一瞬でできるのが最高です。
FireFoxやEdgeなど使っているかもしれませんが似たようなアドオンはあると思うのでこんな便利なのあるよーって教えていただけたら幸いです。
③ハルさんの好きなコンテンツが私と共通しているので是非とも記事にしてほしいです!!
最近steamのゲーム紹介をされていましたが、そこそこニッチなジャンルで面白いと感じたので本や映画なんかもハルさんなら面白そうに紹介できそうかなと思いました。
実はあまり旅行関係は興味ないのですが、学生時代は北陸3県ともに色々と活動していたため懐かしくてその記事だけ読んでしまいました笑
まぁそんなこと関係なくハルさん個人ブログなので好きなことを記事にしてくださいね!
まいんさん
いつもありがとうございます。
あ~chromeの拡張機能は以前はそれなりに使っていたのですが、最近は全部外したバニラの状態で使用していますね~。
というのは実はアドオンに付与される権限って結構強力で、パスワードやクレカの情報などは実質見放題になってしまってます。見放題でも情報を盗むか盗まないかはもちろん別問題で、大多数のアドオンは安全なのですが、私は結構PCでお金のやり取りをしているので、危険は出来るだけ除去しておきたいなと……。
でもマウスジェスチャーが便利なのはよく分かります。私はマウスジェスチャーの代わりに5ボタン式のマウスを使っていますが、確かに「戻る」「進む」機能はめちゃくちゃ便利で、もう無いと生きていけないですねw
DeepLもめっちゃ便利でよく使ってます。最近話題の生成AIなども使いこなせるとすごいのでしょうけど。
ただしほら……私はブログを書いてお金をもらっているので、広告ブロックアドオンは…その…(笑)
旅行記もこっそり読んで下さってありがとうございます。
そうですね~基本的には「自分が困ったことの解決方法」などを書くことが多いのですが、「自分の好きなことをみんなと共有」するような内容の記事を書くのも面白そうです。その記事に「似た内容で自分はこんなのが好きだよ」みたいなコメントが付くと楽しそうですね!
これ、マルチスレッドが下がってるのはPL1が4096W(電力無制限)からデフォルト65W制限になったからじゃないの?pl1弄れば誤差の範囲に収まるはず
電力制限だったらシングルスレッド重視の3D MARKが誤差なのも納得できるし。
ベンチ回すなら消費電力とクロックも見ないと意味ない。
コメントありがとうございます。
私の認識では電力無制限などの電力関係の設定は、マザーボードに対するいわゆるIntel Default Settingのお話では無かったでしょうか?
これはおっしゃるように電力無制限で超パワーを出していたのが故障の原因だと最初は思われていて、マザーボードメーカーにインテル推奨設定の65Wにするように告知を出したのですが、実は関係なくて本質はCPU本体の不具合で、現在はIntel Default Settingは推奨されない設定となっています。
「ベンチ回すなら消費電力とクロックも見ないと意味ない。」というのはおっしゃるとおりかもしれませんが、電力量がどうなっているかは別として実際にスコアが下がっている以上、性能低下しているのが本当のところじゃないかなと思います。
「電力下げたのだからスコアが下がって当然。電力上げたら元に戻る」というのはその通りですが、いや電力下げないとまともに使えないのだからユーザーにとっては性能低下と同義ですよね、という感じでしょうか。
あと3D MARKが誤差になっているのはGPUが関係するスコアだけで、CPU系の数値は全部2%ほど下がっています。これはCinebenchとの結果とも一致しているのでそれなりに信憑性がある結果かな~とは思っています。まあ素人なので的外れな事やってる可能性はありますが……。
劣化はIntelが1.55Vの異常な電圧による一部回路が焼き切れることが原因と発表したはずです。
intel default settingsに関してはデフォルト時のオーバークロック染みた設定(保護機能無効化および緩和)を是正するのには役に立ちました。実際、ハズレ個体CPUのマザーメーカーの低電圧化による不具合がありました。z890でもこの設定は続きましたし、主観ですが推奨されない設定ではないと思います。
そしてここの記事だと、まるで消費電力を一致してマイクロコードのみ変更を加えた対照実験ができていないと思ったので書いたまでです。ちなみにintelの技術仕様書によると、PL1(長時間消費電力制限)はTJmax(最大温度)に張り付かない冷却能力があれば消費電力を上げてもいいらしいですよ。自分のとこのi7-14700はPL1=180w、PL2=219W、tau=28sという感じに設定しています。
5%以内は個人的に誤差の範疇だと認識していたのもので…。気にしていたならすいません。
詳しくありがとうございます。
「1.55Vの異常な電圧による一部回路が焼き切れる」←これはマイクロコード0x129で修正された問題だと思いますが、その後「アイドル状態や軽い負荷でも異常な電圧上昇が発生する」というマイクロコード0x12Bの問題が出てきていると思います。
そしてintel default settingsですが、訂正します。私は「Intel Baseline Profile」と「Intel Default Settings」を混同して記載していたようです。インテルが推奨しないのはマザーボードメーカーがリリースした「Intel Baseline Profile」であって、「Intel Default Settings」に関しては一応推奨設定ということらしいです。別の記事で間違って書いていたので訂正しておきました。
>>「PL1(長時間消費電力制限)はTJmax(最大温度)に張り付かない冷却能力があれば消費電力を上げてもいいらしい」
教えてくださってありがとうございます!まあ私は怖いので電力制限をイジることはしないでおこうと思います…笑
2%という数字が大きいものかと、私はそこまで重大なものではないと思っています。
ただ数字の絶対値が問題ではないといいますか、誤差というからには数字のバラツキが問題になると思いますが、4つのベンチマークすべてで2%という数字が出たのでそこは信頼できるのかな、という感じです。これがベンチマークを取るたびに数字がコロコロ変わる、とかなら誤差だと思いますが、例えばCinebenchでも、基本的には複数回取っても変わるのは数pt程度ですよね。
ベンチマークによって数字が全然違う、だと信頼出来ませんが、違うメーカーの違うソフトでも全部2%になっていますし。
だから「2%は大きい数字ではないけど、誤差とは言えない」が私の考えになるかなと思います。
(誤差=気にしなくてもいいような小さな差、という意味合いではなく、真の値と測定値の差、という意味です)
2%の性能差は実際気にしなくても良いとは私も思います。
ただ、Cinebench 2024(マルチ)の-6.14%と-12.83%はかなりしんどい数字かなとも思います。-12.83%に関しては自分で測定した数字ではありませんが……。
まあ「対照実験というからには変数は1つだけにしなくてはいけない」というのも分かりますし、おっしゃるように完全な形で比較するには電力やクロック数まで揃える必要があるのかも知れませんが、完全に対照実験にするために「何もしない0x123」と「電力を盛った0x12B」を用意してそれで比較するというのも、何が何やら分からなくなってくると思うので……。マイクロコードが過剰な電力を抑え込んでいて、ユーザーは抑え込まれた状態で使用するしかない以上、そこはイジる必要はないのかなとも思います。
長くなってきたのでこの辺で。色々と詳しく教えてくださってありがとうございます。ためになりました。