こんにちは、ハルです。
今回はバイクのお話です。
前回から「40代からの初めての普通自動二輪免許(中免)取得挑戦の記録」と題して、バイクの免許を取るために教習所に通っていた記録をご紹介しております。
今回はその⑥として「容赦なく教習は進み「みきわめ」へ 地獄の第1段階 後編」をご紹介していきます。
前回の続きです。(↓)
まずは普通自動二輪 技能教習の流れをご説明
前回の記事でもご紹介しましたが、まずは普通自動二輪免許を取得するにあたって、教習の流れをご説明します。
まず、私は普通自動車の免許をはるか古に取得済みのため、学科教習は全て免除されます。
普通自動車の場合、学科だけで26時限もあるのでこの学科がすべてスルー出来るのは非常に大きく、技能教習だけに集中できます。
その問題の技能教習ですが、普通自動二輪の場合は17時限が設定されています。
第一段階と呼ばれる基礎的な走行教習が9時間、第二段階と呼ばれる応用的な走行教習が8時間、合計で17時間になります。
というわけでまとめると
| 内容 | 時数 |
|---|---|
| 第一段階 集団教習 | 1時間 |
| 第一段階 技能教習 | 8時間 ←今回はここ |
| 第一段階 みきわめ | - ←ついでにこれも |
| 第二段階 技能教習 | 8時間 |
| 第二段階 みきわめ | – |
| 卒業検定☆ | – |
このような流れでもって教習が行われ、以上が私がクリアするべき難敵になります。
また、第一段階の9時間の教習の内容を詳しく書いたものが以下です。
| 第一段階 教習時数 | 教習内容 |
|---|---|
| ① | 集団教習 |
| ② | コース内走行 |
| ③ | ・スラローム |
| ④ | ・一本橋(平均台) ・クランク |
| ⑤ | ・S字 |
| ⑥ | 総合練習 |
| ⑦ | シミュレーター教習① |
| ⑧ | AT車教習 |
| ⑨ | ・坂道発進 ・第一段階 みきわめ☆ |
今回の記事ではこの「第一段階の技能教習4~9時間目+みきわめ」をダイジェスト版でご紹介していきます。
4~6時間目:一本橋・クランク・S字
さて地獄の2・3時間目の技能教習から数日後。4・5時間目の教習のお時間がやってきました。今日も元気にエンストしていきましょう。
ちなみに2・3時間目でギアチェンジがあまりにも上手く出来なくて発狂しそうになった私は、帰宅後、自宅の庭に転がっていた自転車に跨りながら1時間くらいギアチェンジのイメトレをしていました。

右手でアクセルを戻す……左手でクラッチを切る……左足でシフトペダルを上げる……ブツブツ……
さぞ不気味な光景だったことでしょう。
しかし苦心のイメトレの結果、4時間目ではようやく加速チェンジがスムーズに出来るようになっていました!バイクの教習ってイメトレが本当に大事。
このような血の滲む努力の末に3時間目(前回)と4時間目(今回)の間に、ギアチェンジに関しては長足の進歩を遂げたのですが、教官殿からは一切の褒め言葉を頂けませんでした。
というか今回教習所に通っている間に一度も褒められたことが無い……。ほぼ毎回、ブツブツと小言を言われ続けておりました。
別に甘えキッズではないですしこの年になって褒めてくれなくて拗ねる、みたいなことは無いのですが、やっぱり努力を認めてもらえるとやる気は出ると思うので。教官の人心掌握術には少々課題があるようです。
まあそれはそれとして、4・5時間目では新しい課題の「一本橋」「クランク」「S字」が登場します。
ちなみに各検定課題のコツなどについては別の記事でご紹介しますので、ここでは概要だけお知らせします。

これが一本橋です。
幅30 cm、長さ15 mの橋を7秒以上かけてゆっくり走行しなくてはなりません。
ちなみに橋から落下すると一発アウト、検定中止です。鬼畜です。
世界観としてはマジでカイジの鉄骨渡りのアレです。押せ!押せ!押せ!
この一本橋だけは最後まで苦戦したというか、上級者でもちょっとした油断で落下してしまうと一発アウトなので本当に鬼門です。

こちらがクランクです。
ご覧のように直角に曲がった狭い道を低速で通過しなくてはなりません。速度を落としすぎてエンスト→転倒のコンボ攻撃を食らう事が多い難所です。
しかもいやらしいことに道路の横には大量にパイロンが設置してあり、パイロン接触は交通事故と同義なのでその時点で検定中止になってしまいます。
教習車には転倒した際にバイク本体を守るガードバンパーが付いていて、これが本体からにょっきり飛び出ています。そのため自分が想定している以上にバイクの横幅が太いので、このバンパーがパイロンに接触しがちです。

こちらがS字です。
先ほどのクランクは直角に曲がっていましたが、こちらのS字は文字通りS字を描くような曲線コースになっています。
私はというと、練習からS字は苦戦せず一度も失敗しなかったです。一定のバンク角を保ってアクセルアイドル状態で進めばスムーズにクリア出来ました。
このような愉快な走行課題たちが続々登場して、エンストやコース逸脱と言う楽しみを与えてくれます。もう必死ですよね。バイクにしがみつくだけで精一杯でした。……。
6時間目はこれまでのスラローム、一本橋、クランク、S字を織り交ぜた総合練習です。
これまでは各種課題をこなすことだけを考えていれば良かったですが、ぼちぼち安全確認やウインカーでの方向指示などの正確性を求められるようになります。
そしてウインカーの消し忘れが頻発(バイクのウインカーは自動的に戻らない)して、そのたびに教官殿に小言を言われます。ううう……。
この6時間目が終了した時点で、技能教習は約1/3が終了した形になります。もう絶望でした。

これで三分の一が終了……あと11時間で卒業検定をクリアするのは絶望的では……いやしかし、あと11時間みっちり練習をすればワンチャン何とかなるか……?
ところが現実はそう甘くありません。
第1段階の最初の集団教習を除く8時間のうち、2時間は実車に乗れません!!
7~8時間目:シミュレーター教習・AT車教習
そうなのです。8時間みっちり実車で練習できるのかと思ったら大間違い。
まずは第1段階の7時間目に「シミュレーター教習①」というのが挟まってきます。
これは「バイクは路上教習が無い=公道に出ない」と言う驚愕の事実がゆえに、公道をシミュレーター(機械)で練習するという内容です。
そのためバイク教習場ではなく、教習所の奥のほうに設置されたシミュレーター室という場所に集合して教習を受けます。
まあヘルメットを被る必要もないし怪我をする心配もないので気楽に受けてください。

シミュレーター①の内容としては大したものではありません。
などです。
どちらも実際のバイクで試すには危険を伴う内容なので、安心安全のシミュレーターでやってみようという由。
ちなみにシミュレーターは割と新しいものを導入しているらしく、映像はかなり綺麗でした。特に遠景の雲の描写が秀逸で、思わず見とれていると側壁にバイクを擦りそうになって教官に睨まれました。
8時間目はAT車での教習です。
こちらはいわゆるビッグスクーター(↓)と呼ばれるオートマチックトランスミッション搭載車を使って走行体験が行われます。


AT車 超、楽!!!!!
オートマチックなのでクラッチ操作とシフトペダルの操作が必要ありません。アクセルを回すだけでグイグイ進んでいきます。エンストの心配も皆無です。
なんという簡単さ……これまでMTバイクに四苦八苦していた私からすると感涙モノでした。
そんなATバイクのデメリットとしては
MT車のように半クラを作っての微妙な速度調整(いわゆる断続クラッチ)が、AT車ではできません。
そのため低速での繊細な操縦が要求される一本橋・クランクなどの難易度は、MT車よりも上昇します。
あまりないとは思うのですが、もしAT限定のバイク免許を取ろうと思う方は、MTよりかえって難しい場面もあるという心づもりをしておいたほうが良いかもしれません。まあギアチェンジ操作が無いだけで100倍は楽なのですが。
ちなみにAT車での教習中は場内コースをうちらだけでの貸し切りだったので、

一時停止や信号は全て無視していいよ☆
と言われたので、文字通り交通規則フル無視でブンブン乗り回して大変楽しかったです。赤信号の交差点を駆け抜ける快感FOOOOO↑↑
以上が第1段階の後半に差し込まれるシミュレーター教習①とAT教習の模様でした。
なのでこれを覚えておいてください。
実車に乗れるのは貴重です。1時間1時間を大切に教習を頑張りましょう。
9時間目:第一段階 みきわめ☆
とうとうこの日が来てしまいました。
第1段階の9時間目、つまり最終時数の本日は「みきわめ」と呼ばれる時間になります。
みきわめとはつまり
「ハルが第1段階の課題をクリアしたか」
「第2段階に進ませても良いか」
どうかを見極めるというもので、要するに第1段階の最終テストです。
まあテストと言っても検定のような厳密なものでは無く、普段通りの走行を心がければOKです。それでは早速行ってみましょう!!

ただ今より第1段階「みきわめ」を開始する!!

ハァー!ハァー!平常心、平常心……

落ち着くんだ…
『素数』を数えて落ち着くんだ…
『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……
わたしに勇気を与えてくれる
1 , 3 , 5 , 7 , 9……
「みきわめ」では課題を順番にこなしていきます。
ちなみにこの時点の私の課題成功率は
・スラローム:8割
・一本橋:3割
・クランク:9割
・S字:10割
と言った感じでした。やはり一本橋が鬼門である。
スラローム、よし成功だ……次は一本橋……おおっ、今日は無事に成功できたぞ……よし後は普通にやればだいじょうb

うわっ!(クランクで転倒) (4敗)

…………
まあ言い訳をさせて頂くと、間にシミュレーター教習とAT教習が挟まったせいで最後にMTの実車に乗ってから少し時間が空いてしまったため、運転の感覚をやや忘れてしまったのが理由です。あとAT教習で交通規則をフル無視した後遺症
「みきわめ」中に転倒するというとんでもないポカをやらかしてしまったわたくし。
これはもう合格は絶望的、1時間の補習を言い渡されてしまうのかとしょんぼり(´・ω・`)していました。ちなみに補習料金は1時間あたり5,500円です。毎日もやし生活の私にはお財布へのダメージがヤバすぎる。
そして一通り走行が終了。

それで……アノ……適性判断は……

……………………チッ

問題ない……修練に励め!!

(今チッって言った?)
やった!やったぞ!
どうだクソ教官!オレはやれる!巨人とも戦える!
もうお前にグチグチ小言を言われることもねえな!!
ということで第一段階「みきわめ」 無事に合格☆ めでたい。
このように「みきわめ」中に転倒しても大丈夫なので、まあ気楽にいつも通りにやってください。
ということで今回はここまでにします。
今回は第1段階の4~9時間目の技能教習の模様をご紹介しました。
前回の記事でご紹介した通り2~3時間目があまりにもズタボロだったのでどうなる事かと思いましたが、必死のイメトレや復習などの努力のかいあって、少なくともコースを普通に走れる程度には上達しました。普通に走れる程度ではダメなんだけども。
そして最後には第1段階の最終テスト「みきわめ」が実施され、無事に合格判定を頂くことが出来ました。
次回からは第2段階です。教習所の卒業の日も近い。
それではまた。ご覧いただきありがとうございました!




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