こんにちは、ハルです。
今回は資産運用のお話です。
今回はSMBC日興証券が信用取引の貸株料を改悪!値上げ!して絶望していたら
三菱UFJ eスマート証券(以下カブコム)は株式手数料の無料化と貸株料の値下げを発表した、という内容をご紹介します。
日興証券が貸株料値上げで超改悪!!(2回目)
今日も仕事をするふりをしてSteamスプリングセールのゲームなどを物色していた私のもとに、SMBC日興証券からメールが届きました。

値上げします(笑)

| 今 | 改悪 | |
|---|---|---|
| 制度信用 買い方金利 | 2.97% | 3.27% |
| 一般信用 買い方金利 | 3.47% | 3.77% |
| 一般信用 貸株料 | 1.70% | 1.90% |
一般信用の貸株料は0.20%の値上げ。誤差じゃんと思う向きもあるかもしれませんが、この改悪の何が罪深いって実は値上げは今年度2回目ということです。
| 古き良き時代 | 実は改悪済み | さらに超改悪 | |
|---|---|---|---|
| 制度信用 買い方金利 | 2.50% | 2.97% | 3.27% |
| 一般信用 買い方金利 | ? | 3.47% | 3.77% |
| 一般信用 貸株料 | 1.40% | 1.70% | 1.90% |
2025年のいつだったか忘れましたが、日興は金利・貸株料の値上げを行いました。それから半年もたたないうちに再びの値上げです。
さて、この数字が実際の取引の時にはどの程度の差になってくるのか。よくある30万円程度の銘柄で10日ほどごにょごにょした場合の手数料を想定してみましょう。
| 古き良き時代 | 超改悪 | |
|---|---|---|
| 制度信用 買い方金利 | 20.5円 | 26.9円 |
| 一般信用 貸株料 | 115.1円 | 156.2円 |
| 合計 | 135.6円 | 183.1円 |
実に50円弱もの手数料負担増になります。

は?
日興証券は「昨今の金利情勢を踏まえた結果、値上げします」と主張しています。
金利が上がると貸株料も上がる理由が私にはよく分かりませんが、とにかく悪質な値上げです。
このような企業にはしっかりと理解らせないといけない、と思いつつも日興証券はオンリーワンの性能を有しているため使わざるを得ない……と歯ぎしりしていたところに吉報が!!
カブコム(eスマート証券)で手数料無料化+貸株料値下げ!

当社は、2026年5月18日(月)より、SOR(スマート・オーダー・ルーティング)[1]注文(以下、「SOR注文」[2])を選択された場合の国内株式取引手数料を無料化します(予定)。
今回は、「SOR注文」を利用された場合に、国内株式取引手数料を一律で無料とする点で従来とは異なるものです。なお、これまでの「SOR注文」では選択できなかった執行条件(寄成・引成・不成・IOCなど)の選択も可能とします。また、「プチ株®」(単元未満株取引[3])は、「SOR注文」の対象外ですが、これも売買手数料を一律で無料とします
カブコムもついに株式手数料無料化!!!
まあ株の取引手数料はSBI・楽天でとっくの昔に完全無料化。GMOでも最近無料化されたことが記憶に新しいですが、カブコムもここにきて追随することになりました。
カブコムはこれまで1日100万円まで無料でした。この1日100万円というのは地味に厳しい絶妙な数字でしたが、今回の無料化でこの制限が撤廃され、現物も信用も何千万でも無料になります。
SBIや楽天で無料なので今更、と思うかもしれませんが、カブコムにはオンリーワンの特性があるためこの無料化はかなりインパクトが大きい!

取引手数料無料化にとどまらず、信用取引の貸株料が値下げされます。日興はアホみたいに値上げしたのにカブコムは逆行して値下げ!!!
| 今 | 値下げ後 | |
|---|---|---|
| 制度信用 買い方金利 | 2.98% | 2.80% |
| 一般信用長期 貸株料 | 1.50% | 1.10% |
特に一般信用長期の貸株料は1.50%から1.10%への大幅な値下げです。
先ほどと同様に、よくある30万円程度の銘柄で10日ほどごにょごにょした場合の手数料を想定してみましょう。
| 古き良き時代 | 今回の超改善 | KUSO | |
|---|---|---|---|
| 株式現物手数料 | 50万まで無料 | いくらでも無料 | 26.9円 |
| 一般信用 貸株料 | 123.3円 | 90.4円 | 156.2円 |
| 合計 | 123.3円 | 90.4円 | 183.1円 |
現在と比較して30円以上の値下げです。
ちなみに日興の場合だと183円なのでカブコムは実に半額!!!!!!!!
ちょっと脱線します。
実は日興が貸株料の値上げを通告してから、私はカブコムに「これはチャンスですぞ」とメールを送ろうかと思っていました。思っただけで送ってはいませんが。
というのもこれまでカブコムと日興はお互いを意識した熾烈な争いを繰り広げていました。これはカブコムの貸株料が1.50%、日興の貸株料が1.40%な事も明らかです。日興は制度信用買いが必要で、このコストを加味すると両者の手数料はほとんど同一。
ただしカブコムの1日100万まで制限がキツすぎるので、これまではカブコムをサブ、日興をメインという形で利用していた方が多いと思います。
ところがここにきて日興がアホみたいな値上げを強行。これによってカブコムの利用価値が急上昇し、日興から顧客を奪う絶好のチャンスが到来しました。

ここで株式手数料を無料化したら一気に日興に”勝利てる”よ
と、お便りを送ろうと思ったのですがまあ私が要望を送ったところで採用されるわけなどなし。時間の無駄だなと思って諦めていたのですが、そのすぐ後に本当に手数料無料化されてびっくりしました。しかも貸株料まで値下げ!
この改善によって、私にとってはカブコムはほとんど日興の完全上位互換という事になりました。厳密にいえば日興のほうが一般信用売りの取り扱い銘柄はずっと多いのでまだ日興の利用価値は残されていますが、これまで築いてきたメイン証券としての立場は消滅します。今後は資産の大半をカブコムで運用し、日興はオマケということになるでしょう。
ちなみに大口ならさらにお得だが……


ちなみにカブコムには大口優遇プランというものもあり、最高ランクの場合だと貸株料は0.62%まで下がりますが、そのためには30億円以上の資産が必要なそうなので私には全然関係ない話でした……。

……(´・ω・`)
ということで今回はここまでにします。
今回はSMBC日興証券が信用取引の貸株料を改悪!値上げ!して絶望していたら三菱UFJ eスマート証券(以下カブコム)は株式手数料の無料化と貸株料の値下げを発表した、という内容をご紹介しました。
記事内でも言いましたがこれでカブコムの利用価値が爆上げされました。一方日興は……うん、さようなら(笑)
最近はインフレ下において物価高が進み、賃上げの原資として値上げが許容されるみたいな風潮がありますが、私に言わせれば給料が多少上がってもそれ以上に物価が上がるだけで、生活はいつまで経っても苦しいままです。いい加減気づいたら?というほかありませんが、今回のカブコムの値下げは企業努力と決意の表れであり、非常に好ましく感じます。ぜひ頑張ってほしい。私も微力ながら利用して応援します。
それではまた。ご覧いただきありがとうございました!


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