更新履歴
8/29 初稿投稿
9/4 更新
9/11 保証について一部追記
9/27 一部追記、アイキャッチ差し替え
10/1 不具合対象のCPUユーザーの修理申し込みの実際の流れ等について更新
10/5 修理を申し込む際の費用について追記
こんにちは。
今回も一連のインテル第13世代・第14世代CPUのクラッシュ不具合に関する記事です。
これまでの経緯等は以下の記事をご覧ください。
インテル製CPUの不具合問題に関する一連の記事
2024年の時系列と記事まとめ【まとめ記事なので初めての場合はこちらからご覧ください】
Intel CPUのクラッシュ不具合はKなしi5-14400 i5-13400も対象
i5-14400・13400が不良品かステッピングを調べて確かめる方法
修正パッチの提供が始まるもOSのライセンス消失の危険あり
クラッシュ不具合についてドスパラに問い合わせた結果
Core i5-13400(F)で不具合・不安定化の報告が発生
ドスパラの対応方針が発表されました【10/5更新】 ←いまここ
BTOメーカー11社の対応まとめ【9/23更新】
インテル公式発表 Core i5-13400(F),14400(F)はセーフ
i5-13400,14400への対応に関してドスパラに問い合わせた結果
【アイドル状態でも壊れる】新BIOSアップデート(3回目)が発表
ドスパラの実店舗でi5のBIOSアップデートについて聞いてきた
「クラッシュ不具合は完全に解決した」インテルの主張
結局i5-13400・i5-14400ユーザーはBIOS更新をするべきか否か
i5-13500で不具合発生 インテルはBIOS更新を求める
改めてi5のBIOS更新をドスパラに問い合わせた結果
今回はこの不具合問題に関して、ドスパラから今後の対応方針が発表されました。この点について見ていこうと思います。
クラッシュ不具合に関してドスパラから対応が発表された
2024年8月27日(火)、インテル第13世代・第14世代CPUの不具合・不安定化に関して、ドスパラから今後の対応方針が発表されました。
【重要なお知らせ】インテル社製 Core 第13世代・第14世代 CPUのシステム不安定動作に関しまして
【重要なお知らせ】インテル社製 13/14世代CPUの不安定動作によりお困りのお客様へ(9/9更新)
まずは皆様、上のページをご覧いただければと思います。
その上で、細かく内容を見ていこうと思います。
対象となるのはi7-13700~i9-13900・i7-14700~i9-14900のみ
まず、今回の不具合問題に関しまして、ドスパラが不具合が起こりえるCPUと認識しているのは以下のCPUになります。
対象製品
インテル13世代CPU搭載パソコン 型式 13700~13900K
インテル14世代CPU搭載パソコン 型式 14700~14900K
※インテル社より公表されている対象CPUです。
つまり、第13世代と第14世代のi7・i9のみです。
i5-13400(F)や13500、i5-14400(F)や14500は不具合の対象ではない、というスタンスです。
別にこれはドスパラが勝手に言っているのではなく、インテルがそう言っているのです。
ボックス版およびトレイ版インテル® プロセッサーの保証ポリシー
第 13 世代インテル® Core™・プロセッサー | 第 14 世代インテル® Core™ プロセッサー |
i9-13900KS | i9-14900KS |
i9-13900K | i9-14900K |
i9-13900KF | i9-14900KF |
i9-13900F | i9-14900F |
i9-13900 | i9-14900 |
i7-13700K | i7-14700K |
i7-13700KF | i7-14700KF |
i7-13790F | i7-14790F |
i7-13700F | i7-14700F |
i7-13700 | i7-14700 |
i5-13600K | i5-14600K |
i5-13600KF | i5-14600KF |
上の表はインテルが渋々発表した、通常3年間の保証を5年間に延長するというCPU一覧です。
たしかにこの一覧を見ると、i5-13400(F)、i5-14400(F)がありません。
ただし、あくまでこの一覧は「インテルが保証を延長する」と言ったCPUの一覧であって、イコール「インテルが不具合が起こると認識しているCPU一覧ではない」という点は要注意かと思います。
すなわち、一覧にi5-13400(F)、i5-14400(F)が入っていないからと言って、i5-13400(F)、i5-14400(F)で不具合が起こらないと言い切ることは誰にも出来ないと思われます。インテルも正直よく分かってないはず。分かってないくせにi5を対象から外したせいで、余計な混乱が生じています。
まあインテル的には、ゲーミングユーザーの多くを占めるi5にまで保障・返金をすると大変な損害になるのでしたくない、という打算が透けて見えてきます。
ドスパラの対応もインテルに準拠しているため、i5シリーズは対象から外されてしまいました。
現時点で不具合が起こっていない場合は今後起こる可能性は低い → ん?
弊社製デスクトップPCにおきましては、対象となるCPUが組み込まれている場合、2022年の発売当初より2024年7月末までにインテル社が公開した推奨BIOS設定に準拠し出荷しております。
そのため、当該CPUが原因と判断する不安定動作が現時点で見受けられない場合は、不安定動作が発生する可能性は低いものと考えております。
すみません。私の理解力が足りていないせいなのかも知れませんが、この文章の意味が良く理解できません。
・2022年の発売当初より2024年7月末までにインテル社が公開した推奨BIOS設定に準拠し出荷している→うん。
・そのため(どのため!?)当該CPUが原因と判断する不安定動作が現時点で見受けられない場合は、不安定動作が発生する可能性は低い→ん!?
えっと、インテル社が公開した推奨BIOS設定に準拠し出荷しているのは良いです。
でもインテルはその推奨設定では今回の不具合を防ぐことが出来ないと判断したから
「改めてマイクロコードの修正パッチ「0x129」を配布したから適用してくれ~」
と各マザーボードメーカーやユーザーにアナウンスをしているのですよね。
つまりドスパラが2024年7月末までに出荷したPCには修正パッチ「0x129」は適用されておらず、すなわち不具合を防ぐことが出来ない状態なのではないか?と普通に考えれば思ってしまいます。
一般不良にて修理着荷した製品に対しては、不具合内容にかかわらず最新BIOSを適用して返却いたします。
ドスパラもそのように認識しているから、修理依頼があったPCに関しては今後すべて最新BIOSを適用する、と言っているのですよね。
ここがよく理解ができない点です。
いま不具合が起こっていないからと言って今後も起こらない保証はどこにも無いでしょう。むしろ時間経過で壊れていく時限爆弾なのだから、今後無為に時間を過ごしていく中で、より危険性は高まるのではないかと非常に危機感を覚えます。
5年間保証、無償修理など対応内容は手厚い。過去の修理例の返金もあり
具体的な保証・対応の内容は以下の通りです。
【サードウェーブよりPCをお買上いただいたお客様】
●販売時に出荷構成に含まれる上記表に明記したCPUの不安定動作に限り、お客様ごとに契約されている保証ポリシーとは別に、お買い上げ日から5年間、以下の対応をいたします。
◆新品PC
・現時点で不安定動作(一例:突然のブルースクリーンやシャットダウン等)が高頻度で発生しているとお客様より申告いただいた場合は弊社でお預かりし、当該のCPUが原因と判断する症状を確認した場合に無償修理を実施いたします。
・お預かりした製品の不具合が、当該CPUに起因しない場合はお客様ごとに契約されている保証ポリシーに準じた対応となり、BIOSを更新した上でご返却いたします。
・不安定動作が顕在化していない製品に対する予防交換、および点検は有償にてお受けします。
・過去、当該製品における不安定動作で有償にて修理対応を実施されたお客様には弊社よりご連絡後、修理費用を返却いたします(有償となる旨ご案内した結果、修理を実施されなかったお客様へはご連絡いたしません)。
つまり
ざっと読んでみて、これは中々手厚い保障なのではないか?と感じました。
通常、ドスパラ製のPCの保証期間は1年です。
最悪の場合、この1年間を過ぎたのちにブチ壊れた場合に
「ウチは知りませんよ?有償修理か文句があるならインテルに言ってくださいね」
と丸投げ対応になってもおかしく無かったところを、5年間無料で保証すると言い切りました。
インテルからこの件でどの程度の賠償があるのか分かりませんが、5年間無償修理というのはかなりドスパラの体力を削る対応になるのだと思います。英断と言って良いと思います。
さらに、過去にクラッシュ不具合で有償修理になった人には修理費用の返金まで行います。ドスパラさん、やるじゃん。
え?当たり前?その当たり前が出来ないのが今の日本の多くの企業なのですよ…
この前ドスパラサポートに問い合わせた結果を酷評した記事を書きましたが、今回の対応でドスパラを見直しました。
ドスパラと同じレベルの対応を出来るBTOメーカーは、そう多く無さそうな気がします。
具体的な修理製品の発送方法は9月初旬に続報が入るそうです。
送料をどうするのかの扱いはまだ何も言っていません。送料はインテルに請求するべきだと思いますが、そこはさすがに難しいのかな…。
20240927追記
発送方法や送料などの続報に関して、9月27日時点ではまだなんの情報もありません。というか、不具合の対象ではないユーザーが先に進もうとしても「あなたは対象では無いので関係ありませんよね^^」と言われて先に進めず、情報を確認できないのです。
もし読者の方でドスパラに修理依頼をした方など居られましたらコメント欄で情報を頂けるととてもありがたいです。
ボックス品は一ヶ月のみ検査対応
◆新品/中古のCPU(BOX品)
不安定動作にてお困りのお客様におかれましては、お買上げ日から1ヶ月間は弊社にて検査対応を実施いたします。1ヶ月間を経過してのお問い合わせはインテルサポートセンターへご相談をお願いいたします。
ドスパラ通販や店頭でCPUのボックス品を買った場合は、一ヶ月のみ検査対応をするらしいです。検査の結果、交換するとは言っていません。
ただしボックス品はもともとインテル直接の保証対象ですので、インテルサポートに問い合わせると交換なり返金なりの対応はしてくれると思います。どの程度労力がかかって、素直に返金に応じてくれるかは知りませんが…。
で、Core i5-13400(F)とi5-14400(F)は?
上でドスパラの対応を称賛しましたが、今回のドスパラの発表はCore i5-14400Fユーザーの私には何のメリットもありませんでした。
だってドスパラはi5-14400Fでは不具合が起こらないと認識していて、不具合が起こらないのだから対応もしません、という事です。
ただし今後、13400(F)と14400(F)で続々不具合が起こることが周知されて、インテルがi5シリーズでも不具合が起こると渋々認めれば、ドスパラの対応も変わるでしょう。今回のi7とi9に準じた対応をしてくれると思います。
その点は少し安心材料になるでしょうか。それでも故障に怯えて過ごさなくてはいけないのは変わりませんが…。
それに無償修理・交換といったって、PCの修理には大変な労力がかかります。店舗に持ち込むにせよ運送業者に集荷を依頼するにせよ数日間はPCが使えなくなりますし、情報漏洩の危険だってあります。
PCを修理に出す場合は現在PCに保存されている個人情報や保存されたパスワードなどはすべて消去しないといけませんし、資産運用のソフトウェアなどもアンインストールしないといけないでしょう。場合によってはクリーンインストールしなおさなくてはいけないケースすらあります。
PC修理って、そんな気軽にできることではないのですよ…。
スマホが壊れた時もすぐに回収して修理しますよ~と言うのは良いですが、スマホという個人情報の塊みたいなものをホイホイ第三者の手に渡すのは非常に躊躇われます。
情報デバイスを作る方々はその辺をもう少し配慮して頂きたいです。
20240904追記:手動アップデートに関しての情報が開示されました
2024年9月2日のリリースで、対象のCPUを搭載したPCのユーザー自身が手動で行うBIOSアップデートに関する情報が発表されました。
【重要なお知らせ】弊社販売デスクトップPCに搭載のインテルCPUのお客様ご自身で行っていただくBIOSアップデートに関して
Intel 第 13・14 世代 CPU 不具合対策 UEFI ( BIOS ) の更新方法
更新作業の主な流れ
- ご使用 PC の確認
ご使用の PC に該当の CPU が搭載されているかどうかを確認します。- 該当 CPU が搭載されている場合、どのマザーボードが使用されているかを確認します
- ご使用のマザーボードに対応した UEFI ( BIOS ) プログラムをダウンロードします
- UEFI ( BIOS ) プログラムを更新します
- ご使用のマザーボードが ASRock 製 Z790 LiveMixer、一部の ASUS 製 PRIME B660M-AJ D4 、MSI 製 PRO H610M-E D4 の場合は、引き続き ME プログラムを更新します
ちなみに①1.ご使用PCの確認項目で、
該当 CPU ではない場合は、更新の必要はありません。PC はそのままお使いいただけます。
としれっと書いてあります。
これが困った。私のPCのi5-14400Fはドスパラ的には不具合の対象ではないので、BIOSアップデートも必要無いというスタンスです。現時点で対象では無くてもいつ不具合の対象に追加されるか分かったものでは無いので、念のためにBIOSアップデートをしようと考えていましたが、この一文で手動アップデートを封じられてしまいました。どないせえと…。
i7-14700などの不具合の対象CPUを使用されている方は引き続き指示に従って手動アップデート作業を進めていく事になります。なおご自身のPCのマザーボードの型番が分からない場合は以下から参照できます。
THIRDWAVE ・ Diginnos ・ Prime PC 構成・保証内容の確認
ところでですね。下のほうを読むとおどろおどろしい赤背景でこんなことが書かれています。
作業については、思わぬトラブルの発生も懸念されます。
トラブルが発生した場合、修理センターへお送りいただく必要がございますため、事前に大切なデータはバックアップをお願いいたします。作業中の電源断は、致命的な損傷となります。
作業中に電源が切れないよう、十分にご注意ください。
ドスパラは致命的な損傷となります、と警告しています。
これはいつもの「本当は大したことないけど責任逃れのために一応書いておくか~」という注意喚起ではなく、ガチなやつです。
そうなのです。BIOSアップデート作業中に万が一電力の供給が切れると、PCが破壊されます。
BIOSはBasic Input Output Systemの略ですが、Basicの名の通りPCを動かす上でもっとも基礎となるプログラム群です。OSを立ち上げるにしてもまずBIOSが必要。
BIOSアップデートに失敗するとPCの根幹部分が破壊されるため、PCの起動すら不可能な状態に追い込まれてしまいます。
文字通りの致命的損傷です。かいしんのいちげき!というやつです。ちょっとしたレジストリ編集などとは比較にならない危険度です…。
「なんとか致命傷で済んだぜ」なんてネタどころではなく、文字通り命にかかわります…
そんなクリティカルな作業をユーザーの責任でやらせるのはどうなの?
上で紹介したドスパラのウェブサイトのどこを読んでも、BIOSの手動アップデートはドスパラが責任を持ちます、とは書いてありません。保証対象です、の一文もありません。
書いて無いのだから、手動アップデートを行うと、以後はドスパラの保証対象外になるのでしょう。
手動BIOSアップデートを行う事を推奨するけれど、何かあったらユーザーの責任だよ?
という姿勢です。
うーんこの……。
BIOSは手動アップデートしてくださいね~
ドス〇ラさんがそういうなら大丈夫か~。手動アップデートっと
なに!?BIOSを手動アップデートした!?
ならお前は今後保証対象外の刑だ!!!
そ、そんな~~(´;ω;`)ウゥゥ
一切の誇張なく、やってることマジでこれですからね。なんという罠。
別にドスパラを悪く言うつもりはなくて、ドスパラ以外の全メーカーでも同じ対応です。何の情報も出してないメーカーも多いし。
正直BIOS手動アップデートはかなりリスクの高い作業になりますし、保証対象外にもなるしで、ドスパラサポートに連絡してあっちの責任でやってもらったほうが絶対良いと思います。
たぶん作業代は3,300円(別途郵送料)なのでそこまで高額というわけでは無いですし、万が一の場合はPCが損傷を受けて再起不能になる事を考えると絶対そのほうがいいです。
20240911追記
コメント欄に寄せられた情報で、不具合の対象になっているCPUの場合は、BIOS手動更新をしても保証対象のままでいられる、という情報を頂きました。
また、i5に関しての情報も入手しました。詳しくは以下の記事をご覧ください。
20241005更新 修理申し込みの実際の流れ等について
以下はコメント欄に頂いた情報です。
ドスパラの言う不具合の対象CPU(13700~14900K)を所持されていて、ドスパラに修理・交換や検査等の対応を依頼する場合の実際の流れについて、i9-13900KFユーザーの通りすがりさんという方から情報を頂いたので、転載させていただきます。
という情報を頂きました。情報提供ありがとうございます!!
さて修理依頼の流れとしては順当なものだと思いましたが、梱包用の箱が貰えるという点と、集荷も含めて費用は完全無料と思われるという点は素直にドスパラの手厚い対応を評価したいと思います。ドスパラはん、ようやっとる。
i5にもこのくらい親身になって対応してくれたらいいのにね(ボソッ)
以上が、インテル第13世代・第14世代CPUに関するドスパラの対応の第一報でした。
記事内でも触れた通り、正直なかなかに手厚い対応をしてきたなという印象です。i7・i9ユーザーの皆様はとりあえず一安心というところでしょうか。
しかしi5ユーザーは完全に取り残されてしまった格好です。
不具合を予防しようにも対応は有償で、BIOSの手動アップデートに関する情報はまだ出ていません。
私を含めi5ユーザーの苦難の日々はまだ続きそうです。
インテル製CPUの不具合問題に関する一連の記事
2024年の時系列と記事まとめ【まとめ記事なので初めての場合はこちらからご覧ください】
Intel CPUのクラッシュ不具合はKなしi5-14400 i5-13400も対象
i5-14400・13400が不良品かステッピングを調べて確かめる方法
修正パッチの提供が始まるもOSのライセンス消失の危険あり
クラッシュ不具合についてドスパラに問い合わせた結果
Core i5-13400(F)で不具合・不安定化の報告が発生
ドスパラの対応方針が発表されました【10/5更新】 ←いまここ
BTOメーカー11社の対応まとめ【9/23更新】
インテル公式発表 Core i5-13400(F),14400(F)はセーフ
i5-13400,14400への対応に関してドスパラに問い合わせた結果
【アイドル状態でも壊れる】新BIOSアップデート(3回目)が発表
ドスパラの実店舗でi5のBIOSアップデートについて聞いてきた
「クラッシュ不具合は完全に解決した」インテルの主張
結局i5-13400・i5-14400ユーザーはBIOS更新をするべきか否か
i5-13500で不具合発生 インテルはBIOS更新を求める
改めてi5のBIOS更新をドスパラに問い合わせた結果
コメント
bios更新についてドスパラに問い合わせた所
ドスパラのbios更新FAQページから対象のbiosアップデートファイルをダウンロードしてUSBにてbios更新をした場合に限り、更新しても保証対象外ではないとのことでしたが、更新中に電源が落ちた場合は保証できないとのことです。自分は更新してみましたが、無事更新できました。ただ、なんかか所々回答が曖昧な感じはしました。
!!!!!!!
コメント&情報提供ありがとうございます。
なんと!まさかの保証対象ですか。ドスパラさんめっちゃ頑張っていますね。
実は私のほうでも保証対象になるかどうかをちょうどドスパラサポートに問い合わせたところでした。
ただ私の場合はi5-14400Fなので、ドスパラ的にはBIOSアップデートを行う必要が無いユーザーです。不具合対象外のCPUユーザーの場合でも同じように保証対象にしてくれるのか、という点に注目したいと思います。
ドスパラからの返事をもとに別途記事を書く予定ですが、その際はしらすさんから頂いた情報をご紹介させて頂ければと思います。
また、そちらのPCのCPUが不具合対象のCPUかどうかという点をよろしければ教えて頂けるととてもありがたいです…!
自分のcpuはcorei7 14700Fで対象のcpuとなります。
ドスパラからの案内としては、ドスパラのFAQのbios手動更新のページにて、ドスパラで買ったパソコンの製品番号を入力して、今回のcpu不具合の対象かどうかの判定をして、対象と判断された場合にドスパラのFAQの手順でbios更新をしたもののみとの事で、対象外のcpuと、ドスパラのFAQからダウンロードできるbiosアップデート以外のマザボメーカーから出ているbiosアップデートにてアップデートした場合は対象外との事でした。
また、アップデートが怖いのでそのままアップデートせずに放置して、もしcpuに不具合がでた場合にドスパラに修理をお願いした場合、まだbiosアップデートがされていないcpuで、cpuが原因の不具合の場合は、まずドスパラ側でbiosアップデートを行って返す事になるので、基本的には対象の方は手動アップデートしてくださいとの事でした。そもそも不具合が出てからbios更新しても直らないのでは?との質問については、まだ不具合が出て直ぐでデータが足りなく、確実な対応がわからないためまずはbiosをアップデートして返す対応になるとのことでした。この案内を聞いて不安になった為取り敢えずbios更新しておきました。
しらすさん
早速のお返事ありがとうございます。また、非常に細かいところまで情報を頂きましてとても参考になります。ありがとうございます!
>>対象外のcpuと、ドスパラのFAQからダウンロードできるbiosアップデート以外のマザボメーカーから出ているbiosアップデートにてアップデートした場合は対象外との事でした。
→わたしのほうの問い合わせでも同じ返答でした。それどころか状況はさらに悪く、i5-14400Fは不具合の対象外なのでBIOSアップデートはするな・手動アップデートは保証対象外になる・ウチに送ってこられてもBIOSアップデートは出来ない。そんな対応でした。ひどいよ……。
>>「そもそも不具合が出てからbios更新しても直らないのでは?との質問については、まだ不具合が出て直ぐでデータが足りなく、確実な対応がわからないためまずはbiosをアップデートして返す対応になるとのことでした。」
→oh…………。
一度壊れたCPUが二度と復活しないのは色々なところで言われている通りなので、その対応はちょっと怖すぎますね。壊れてからBIOSアップデートしても何の意味もないのに……。
おっしゃるように、その状況では対象のCPUユーザーの方は特に悩むことも無く手動アップデートを行うのが適切な対応のように見えますね。しらすさんも無事に作業が完了して良かったです!情報提供ありがとうございました(^^)
わたしはさらに困った状況に追い込まれてしまいました……どうして(´;ω;`)ウゥゥ
まとまりの無い文書ですみません。
ドスパラの今回の対応について情報が少ない所、ハルさんのブログはとても助かりました。ハルさんにとってはスッキリする情報で無くて申し訳ないです。
youtubeでバイオスを更新せずにバイオス設定で電圧を手動で下げて安定したという人もいたのですが、ちょっと怖いですよね…
他のモデルも保証対象となるよう願っています。
しらすさん
いえいえ!とてもしっかりした文章で細かいところまで教えて頂いたので非常に助かりました。私の記事が何かの参考になったのであれば嬉しい話ですが、こちらこそ逆に情報を提供していただくことも多く、いつも助かっております。
今、半ギレでi5に関しての記事を書いております。こちらの記事でしらすさんから頂いた情報を引用させて頂いているので、恐縮ですがよろしくお願いいたします。何か問題がありましたらお声がけ頂ければと思います。
補足ですが、自分はまだ保証期間中なので、保証者が掛けられる24時間対応の電話サポートにて確認しました。
ドスパラの交換対応について色々調べてたらこのページに辿り着いたので
自分は昨年の春頃に購入したi9-13900KF搭載のゲーミングPCです。
最初に組み立て代行サービスでCPUの交換について訪ねたところ専用フォームに案内されたのでそちらで注文時のシリアル番号を入力して該当の製品であることを確認されました。
その後「現在ブルースクリーン等の症状が発生しているか」のチェックボックスが出てきました。
発生していないを選んだ場合biosの更新の案内をされ、発生しているを選んだ場合修理申込みフォームに案内をされました。
自分は現在進行系で不具合が発生しているため、フォームに入力して送付したところパソコンの発送の案内のメールを貰い、そこで集荷日の希望とで集荷先の情報を記載してメールを返信する流れのようです。
また、梱包箱が必要な場合は梱包箱を送ってもらえるみたいです。
メールを読んだ限り費用の話は無いようですが、集荷してから交換におおよそどれくらいかかるとかそういった時間の話も見当たらなかったです。
送る前にドスパラの実店舗に伺って少し話を聞いてみようかと思っています。
通りすがりさん
コメントありがとうございます。
また、とても詳しい情報提供ありがとうございます!!不具合の対象以外の人は対応方法すら確認できないので助かりました。
今回頂いた情報を記事内に反映させていただこうと思います。何か問題がありましたらお声かけよろしくお願いいたします。
各マザーボードベンダーがIntelの推奨値とは違った値を使用しているせいでマイクロコードバグとかみ合って発生した不具合なので
>>弊社製デスクトップPCにおきましては、対象となるCPUが組み込まれている場合、2022年の発売当初より2024年7月末までにインテル社が公開した推奨BIOS設定に準拠し出荷しております。
>>
>>そのため、当該CPUが原因と判断する不安定動作が現時点で見受けられない場合は、不安定動作が発生する可能性は低いものと考えております。
は何もおかしくありませんよ。
匿名さん
コメントありがとうございます。
正直私もCPU設計の専門的な部分は全然分かってないので偉そうなことは言えないのですが、たぶんこのIntelの推奨値というのがいわゆる「Intel Baseline Profile」のことだと思うのですけども、
インテル自身が後から「eTVBバグは根本的な原因ではない」「Baselineを推奨しない(どやねん!?)」とか言っていて、その後実際にマイクロコード125,129, 12bと修正パッチを連発している点からも見て、マザーボードの設定値がインテル準拠だから安心とは全然言えないんじゃないか、と考えています。
ドスパラがインテル準拠設定なのは結構なことだとして、でも根本の原因は他にあるから…という感じでしょうか。的外れこと言ってたらすみません><
ちなみにベースラインについてのソースはこちらです。外部サイトですが…良かったらご覧ください。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1602143.html
確か14600k未満のCPUは、世代はRaptorLakeと書いてはありますが、
中身はAlderlake(12世代CPUベース)のチップを有効コア数を調整して売ってるだけなので、
確かに不具合の対象からは外れてもおかしくないと思います。(そのためRaptorLakeとAlderLakeはL2キャッシュ容量が大きく異なります)
ちなみにAlderlake(12世代CPU)は不具合の対象外です。
12世代CPUは不具合報告も見当たらないので、14世代の14600k未満のCPU(14500や14400のような)をお使いの方は、BIOS更新をしなくても使っても問題ないと思います。
ちなみに一番可愛そうなのはノートPCで13、14世代をお使いの方ですね。
あれは保証対象外らしいので。。。
匿名さん
コメントありがとうございます。また、丁寧に詳しい情報を教えてくださってありがとうございます!
おっしゃるように14400は実質12世代と言われておりますが、しかし一方でRaptorアーキテクチャを使っているものも混在しているという情報があって困惑しております。ちなみに私の手元の14400FはRaptorでした……。
おっしゃるようにL2キャッシュの量が1.25 MBと2 MBで全然違うのですが、14400のL2キャッシュが1.25なのは果たしてAlderアーキテクチャ相当だからなのか、それともRaptorアーキテクチャの選別落ちでそうなったのか、ここが本当に分からないのです。選別落ち作業を行うときに、コアを無効化するみたいにL2キャッシュも一部無効化できるような技術があるのか?という話ですね…インテルはもっと情報を公開して欲しい。
この点について検証した記事(https://halu-journey.com/intel-raptor-cpu-defect-stepping/)を書いたのでよろしければ情報を頂けると…とても助かります。
記事のほう、拝見しました。
まじですか、、、
14000シリーズってi5クラスでも「B0」ダイも混じってるんですね、、、
https://nishikiout.net/entry/2022/09/11/014423
上記の記事を見るに、12~14世代のCPUは「B0」「C0」「H0」ダイの3種類があるようで、
「B0」はRaptorベース、「C0」はAlderベース、「H0」も同じくAlderベース(Eコアが無いダイ)
みたいです、
そうなると、B0ダイはRaptorベース、言ってしまうとキャッシュ周りをAlderのスペックと合わせた(そんな事ができるのかはわかりませんが…)
「B0」ダイの可能性が高そうですね…
詳細なスペックの違いは隠したい(または対象CPUの選別が大変)
といった事情で切り捨ててる可能性もありそうですね…
とはいえ、「B0」ダイそのものがNGというわけではなく、
それを制御するマイクロコードがNGなだけで、
i5以下のマイクロコードはAlderLakeとほぼ同じコードで動いている
可能性も否めないので、一概になんとも言えないですね・・・
(AlderもRaptorもCPUの仕組みは99%同一で、キャッシュが増えてコア数が増加しただけなので、
そういうことも可能なのかも、、、?)
余談ですが、自分も13900kを所持していましたが、
ブルスク連発、Windows破損(起動不可)、Zip圧縮→展開時にパリティ(CRC)エラー等がでる等
完全にぶっ壊れたのでインテルで交換中です汗
匿名さん
コメントありがとうございます。
>>i5以下のマイクロコードはAlderLakeとほぼ同じコードで動いている可能性
そう、そういう可能性もあると思うんですよね。だからIntelは「なぜi5がセーフなのか」をきちんと説明する義務があると思うのですが、実際には「i5はセーフです」としか言わないから困ったものです……。
>>13900k
ヒエッ(恐怖)
そこまで完璧に壊れるものなのですね。13900Kと言えば超ハイエンドじゃないですか。高いお金出したのにその有様は怒って当然だと思います。本当にお疲れ様でした……(´・ω・`)交換品は問題起こらないといいですね…!
以前の書き込みから、さらにいくつかの情報を得られましたので、共有します。
今回は梱包箱を希望する旨のメールを送り、翌日ドスパラから確認のメールを受け取りました。
その2日後に梱包箱が届き、箱自体は製品が入っていた元の箱と同じものでした。
最初の申し込み時にシリアル番号を入力して製品を特定しているため、GALLERIAなどのブランドPCであれば、同じ箱が送られてくるようです。
修理期間については、特に例外がなければ発送からおよそ1週間から10日程度とのことです。調べてみると、通常の修理であれば原因の特定や見積もりなどで、もっと時間がかかることがあるようですが、今回はIntelに原因があることが既に分かっているため、それほど時間はかからないのかもしれません。
費用に関しては、本来なら有償とのことですが、記事にもある通り5年間の無料保証が適用されるため、今回は無償対応となるそうです。
正直、思った以上に手厚い対応だと感じています。
ただ、それはそれとして今回交換してもらってもIntelを使い続ける以上まだトラブルには巻き込まれそうだなぁとは感じます…
つい最近もIntelから第3弾のBiosアップデートが来ましたが、恐らくコレだけではまだまだ終わらないだろうなぁ…
通りすがりさん
コメントありがとうございます。また、いつも情報提供をいただきましてありがとうございます!早速記事内に反映させようと思います!
修理・交換に関しては無償修理という事で無料だと思うのですが、やはり送料も含めて完全無料ですか。正直ドスパラさん凄いですね。めっちゃ頑張ってると思います。いいなあ……(←i5なので何もして貰えない人)
>?恐らくコレだけではまだまだ終わらないだろうなぁ…
これでこの問題が終わったかと言うと全然そんなことは無いというのは完全同意です。また新しい問題が見つかるかもしれないし、交換品がまた不具合起こすかもしれないし…。
もう安全だとハッキリ判断できなくてなかなかもどかしいところで心中お察ししますが、今後も気長に付き合っていくしか無さそうです……インテルめ。
送ったPCがドスパラより返却されましたので、恐らく最後のご報告です。
自分は集荷日含め6日ほどで帰ってきました、想像以上に早かったです。
修理返却票が1枚入っていまして、処置内容は
「CPUの交換」
「対応済みUEFI(BIOS)に更新」
「出荷前にドスパラ規定の検査を行い正常動作確認」の3点でした
実は一応BIOSに関しては最新の0x12Bまで自分で更新していた(症状は改善されず)のですが、改めてやっていただいたようです。
正直なところガッツリゲーミングPCなのでもしかするとCPU以外にも別の原因(メモリやグラボの劣化)があるかもしれないなぁと思ってたところもあったんですが、戻ってきたPCを使ってみると滅茶苦茶快適に動作してやっぱりCPUがアウトだったんだなぁって再度認識しました。
今回はかなり早いの対応でしたが今後同様の修理が集中したりすると、交換するCPU不足とかで修理の渋滞が起きるのかなぁと考えると割と良いタイミングで修理に送れたかもしれません。
通りすがりさん
いつもありがとうございます。
また、無事にPCが直って返却されたとの事で、おめでとうございます!!今回は色々とご苦労をされたと思いますが、ひとまず良かったです。
>>実は一応BIOSに関しては最新の0x12Bまで自分で更新していた(症状は改善されず)
やっぱり一度壊れてしまったCPUはいくらBIOS更新しても戻らないという事なのでしょうね……。
>>交換するCPU不足とかで修理の渋滞が起きるのかなぁと考えると割と良いタイミング
おっしゃる通りかも知れませんね!時限爆弾のようなものでどこかのタイミングで次々と爆発しだすようなことも考えられるので、早い段階で交換→BIOS更新まで済ませておくほうが良さそうです。少なくとも今後は安心ですもんね。
繰り返しにはなりますが、一応問題が解決したとのことで良かったです&今回は詳しいところまで情報提供を頂き、大変参考になりました。とても感謝しております。ありがとうございました!
今後は快適なゲーミングPC生活をお送りください!…………(私のi5-14400のPCは未だに稼働させられず(´・ω・`))