こんにちは、ハルです。
今回はゲームに関する記事です。
今回は大人気(諸説あり)MMO(諸説あり)RPGゲームであったブループロトコルに関する記事です。
前回の記事の続きです。(↓)
前回の記事から時間がかなり空きまして、申し訳ございません。
もう皆様、ブループロトコルのことなどすっかり忘れてそれぞれの日常を過ごしておられることだと思います。
私としては、サ終当日~翌日に感じた何とも言えない喪失感と虚無感は時間の流れで薄まってきたことは事実ですが、若干まだ引きずっております。この記事を書いている途中でも改めて思い出が蘇ってきて、もうあの世界は存在しないのかと、しんどくなってきました。
さて今回の記事では、そんなブループロトコルの良かった点・面白かった点と、良くなかった点、改善点などについて私なりの感想を述べたいと思います。
なお以前の記事を読んで下さった方はご承知のことだと思いますが、私はブルプロ歴2週間のド素人です。ソロでストーリーのラスボスを撃破したので最低限はゲームについて分かっているつもりですが、本当に最低限だけです。何ならほぼエアプ状態です。プレイ時間は70時間か80時間か…そのくらいだと思います。
熟練プレイヤーの皆様的には「ド素人が的外れなことをぬかしおる」とお感じでしょうが、生暖かい目で見て頂ければ幸いです。
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BLUE PROTOCOL
©2019 Bandai Namco Online Inc. ©2019 Bandai Namco Studios Inc.
ブループロトコルの面白かった点・良かった点・評価できる点
非常に美しいグラフィック
最初はやはりグラフィックについて触れておきましょう。ブループロトコルのグラフィックはスバラシイの一言です。私がこれまでの人生でプレイしたゲームの中で1,2を争う出来だと思います。

私はこれまで、「ゲームの面白さとグラフィックには何の相関関係もない教」の敬虔な信徒でした。例えばリムワールドしかり。

上の画像は超廃〇養成ゲームとして有名なリムワールドです。こんな旧石器時代かと思うようなグラフィックですが、中毒性は抜群。数々の人間を(社会的に)再起不能に追い込んできた罪深いゲームです。
ゲーム性の部分が面白ければ、グラフィックなんて正直どうでもいい。これが私のこれまでの概念でした。
しかしブルプロで初めて、グラフィックの重要性を痛感しました。美しいアニメ調の世界の中を自由に歩き回れるのは素晴らしい体験でした。


上の画像はほんの一例ですが、これらはムービーの中でだけ見れる一つの画像ではなく、その辺に転がっている実際の街やフィールドの風景です。そしてこの風景の中を実際に歩き回れる。
ゲーム性そっちのけでただお散歩しているだけで楽しかった。作り込まれた町、美しい農村、草原、山岳地帯、砂漠、雪山。すべてが美しかった。

アニメ調だからこその美しさがありました。道を歩くだけでスクショを撮るのが止まらない景色がありました。
フィールドも素晴らしい
ブループロトコルはフィールドも素晴らしかった。風景が美しいのはもちろん、RPGゲームらしくきちんと「冒険している感」がありました。ただお散歩しているだけで楽しかった。

ブループロトコルはポストアポカリプス、つまり文明崩壊後の世界を描く作品で、フィールド風景も現実のそれでは考えられないような光景が広がることもあります。
しかしそのすべてが美しい。

私は坂が大好きな人間なので、フィールドの起伏に特に感動しました。
あの丘を登った先には何が見えるんだろう、というように、冒険している感はすごくありました。光の表現、空の表情、雲の陰影、風の流れなども全てが2025年のゲームとして一線級の領域に達していました。

フィールドマップの見えないところが霧に覆われているので、探索して明らかにしていくのも楽しかった。

現実ではあまりあり得そうにないこのフィールドの景色も一つの魅力になっています。
なお4人パーティのように見えますが、右の3人はただのNPC。そこに勝手に私が混じっているだけです。

RPGにありがち砂漠マップもあります。砂漠マップのスケールもかなりデカい。近づくとかなり気持ち悪いが……
街の作り込みが凄まじい
ブループロトコルの世界にはいくつかの街や村がありますが、主人公の冒険のスタート地点であり、拠点となるのは一番大きい「アステルリーズ」です。このアステルリーズの街の作り込みが異常なレベルに達していました。


私も、マインクラフトやドラクエビルダーズ等で、それなりの街を作ってきたから分かります。アステルリーズを作ったデザイナーは天才です。この作り込みとセンスの良さは天才のそれです。
高低差、坂、道の曲げ方、階段の配置。すべてが神がかり的で、付け焼刃の素人の私が作った町とは雲泥の差。

フィールドと同じく、アステルリーズの街も高低差や起伏があります。
そして道が曲げられていて、先が見えないようになっている。これは意識してそのようにデザインされているそう。「この先には何があるんだろう」と自然に足を進めて貰うためだそうです。

この裏路地なんて天才的ですよほんと。迷路のような抜け道が町のあちらこちらに散りばめられています。最初は迷子になりながら街を歩いているだけで時間を忘れました。

ブルプロには時間の概念もあるので、昼と夜では街の見え方も変わってきます。
昼は明るい日差しのもと、元気な印象。夜は幻想的な雰囲気になってそれもまたヨシ。

家と家の間から見える階段と海!こんな場所に住みたい。
キャラクタークリエイトで作ったうちの子が動く
ブルプロはキャラクタークリエイトが出来ます。男女とも選べて、髪型から目の色から体形、肌の色、目の形、化粧なども色々出来ます。中二病御用達のオッドアイもかなり細かく設定可能!
このキャラクリがまた楽しくて、1時間くらいは平気で時間を使ってしまいます。

で、すごいのはここからで、苦労してクリエイトしたうちの子が作中のムービーに登場してぬるぬる動きます。

クリエイトしたキャラをプレイヤーキャラクターとして自由に動かせるのはまあ私でも分かるのですが、ムービーに登場させるって地味に凄くないですか?
ムービーの中に登場させるためには、普通のゲームみたいに予め3DCGで(プリ)ムービーを作成しておいてそれをただ流すのではなく、その場でムービーをリアルタイムレンダリングして、主人公キャラを描画する必要がありますよね。私は素人なので中でどんな処理をしてるのかは全然想像もつかないけれども。
最初は感動しました。うちの子が登場して動いてるやん!!と。
それがまた、特徴的なアニメ調の世界によくマッチしてたまらない魅力があります。「アニメの中に入る体験」という運営Pのやりたかった事は実現できたのではないでしょうか。
他のMMOゲームに詳しくないのですが、アニメ調+キャラクタークリエイト+自由に動かせるは唯一無二ではないでしょうか?
ストーリーは及第点。そこそこ引き込まれる
最近は読むに値しない、途中で読むのをやめてしまうようなストーリーのソシャゲがいくらでも氾濫していますが、ブルプロのストーリーは合格点をあげて良いレベルかなと思います。
もうサ終してしまったのでネタバレも何もないので書いてしまいますが、ブループロトコルはタイムトラベル(作中ではタイムリープと言っていますが、これはタイムトラベルの類です)がキーワードになるストーリーです。主人公のもとに1,000年後の未来から来たキャラクターが登場することで物語が動き出します。

私はSFや時間遡行系の物語が大好きなので結構楽しめました。色々なゲームでもうストーリーは読ま(め)なくなりつつある私でも、しっかり最後まで読みました。
キャラクターも魅力がある
ストーリーゲーで大事なことかと思いますが、それぞれのキャラクターにも妙な魅力がありました。
というより、嫌なキャラクターがいなかった。これが大事かと思います。キャラに関しては減点式というか、苦手なキャラや共感できない行動をするキャラが登場すると、途端に没入度が減少します。
キャラに嫌悪感が沸くとプレイするのが嫌になってきます。例えば自己中心的、嫌味、独善的、悪人など。まあテイルズオブジアビスという例外もありますが。

その点ブループロトコルは、大好きというほどのNPCキャラはいませんでしたが(主人公が一番)、どれも極端に目立つこともなく、かといって空気になることもなく、ストーリーに花を添えてくれました。

フェステとコイン亭の亭主との関係も悪くなかったです。
「さらば、我が黄金の日々よ……ってな」

神官長リュゲリオ。普段は厳格な人だが……
星霊祭でのリュゲリオはめちゃくちゃ笑いました。左の不安そうな顔からの右で頭を抱えるのはズルい。
様をつけろよ、このぶりっ子野郎ッぽーーー!
高いレベルの音楽+オープニングムービー
ブループロトコルにはなんとオープニングムービーと主題歌があります。

バンナムなので完全にテイルズ風のOPで、知らなければコンシューマゲーで発売されたテイルズの新作かな?と思うことでしょう。
そして主題歌もL’Arc~en~Cielの「ミライ」という曲を採用。フルプライスのゲームとして発売してもいいクオリティには達していました。
また、第7章ヴォルディゲン戦で流れるラスボス戦の音楽はアツすぎてずっと聞いていたいレベル。ぜひ聞いてみてください。→こちら

環境音やフィールドのBGMもハイレベル。切実にサントラ出して欲しいです。
迫力あるバトル画面
私はこのようなアクション風味が強いゲームはあまりやったことが無いので他と比べられませんが、2025年のゲームとしてもバトル画面の画質・迫力は十二分に通用するレベルだったと思います。


しかもソロでやっている限りの話ですが、この画質と迫力にも拘らず動作は非常に軽く、また安定していました。
i5-9400F×1660SUPERという骨董品のPCで、しかも画面録画中なのに、ほとんどラグることも無かったのが驚きです。まあGPU温度は冬なのに80℃以上まで上がっていましたがこれは仕方ない。

ネームドを狩る時のレイドに近い状態ではさすがに重いし、エフェクトが重なって何が何やら分からなくなるのはご愛敬。
しっかりMMO要素もあった
ブループロトコルはMMOではないと言われることもありますし、私もゲームの98.7%はソロでクリアしましたが、しっかりMMO要素もありました。

まずゲームを開始して最初の拠点から外に出て、いきなり目に飛び込んでくるのは他のプレイヤーです。これはNPCではなく、全部人間のプレイヤーが操作するキャラクターです。この時点でテンション爆上げですよね。

画像はかなり最終盤になってからのものですが、フィールドに時々強いネームドボスがポップします。そのボスを他のプレイヤーと協力して殴り倒すのも楽しい。スクショでも躍動感のある感じが伝わるかと思います。
逆にこれは初期のころの話ですが、まだ右も左も分からずウロウロしていた時に突然湧いた強敵相手に苦戦していたら、どこからともなく強者が現れて助けてくれたこともありました。
チャットでお礼を言ったら返事をくれました。この程度の人との付き合い方が心地よいです。
変にガチガチのレイドやギルドプレイとなると、どうしても人間関係のあれこれが生じてしまいます。
私はブログ運営なんかしてますが、本質的に人間が苦手です。なのに何もゲームの中でも対人に悩まされるのもアホらしいです。もちろん人恋しくなったら他のプレイヤーと交流することも出来ますし、ソロでも十分満足して遊べるブルプロはとても居心地が良かった。(面倒くさい性格だな……(´ᴖωᴖ`))
初めてパーティを組んで楽しかった
前述した通り、ブループロトコルは自分一人でやるゲームではなく、フィールドには他のプレイヤーもいます。イベント進行のムービーなどはプレイヤーごとに流れます。
ある日、メインストーリーを攻略していると、いつも同じ人が近くに表示されることに気が付きました。Aという街に行けという指令でも同じ人、Bというダンジョンへ潜れという指令でもやはり同じ人。
同じストーリーを読んでいて進行も同じなので当たり前と言えば当たり前。
あまりにもずっと同じ行動パターンなので意を決してパーティ申請送ってみたら相手も同じ事考えていたのか即OKを貰って、しばらくパーティで一緒に行動しました。ダンジョンを一緒に攻略して強敵もあっさりクリア。
私は某悪のブラックビーターズ頭目の某黒の剣士の影響でMMOはソロでやるものだと認識していて、ブループロトコルもストーリークエストはソロで余裕なバランス調整になっていますが、パーティを組んでみてマルチプレイも面白いものだなと思いました。
謎解きでパーティメンバーに助けられた
引き続きパーティプレイ中のお話です。
途中、やけにいじわるな謎解きダンジョンがありました。なんかボタンを決められた順に押したら先への扉が開くみたいなギミック。
しかし特にボタンを押す順番のヒントは見つからず。意味不明だなと思って固まってたら、パーティの人が色々試行錯誤してくれてヒントが見つかりました。一人だと途方に暮れていた可能性もあったのでかなり助かりました。

嬉しかったのでチャットでお礼言ったら返事帰ってきました。その流れでちょっと雑談したり。イベントムービーを見終わった後はちょっとした感想を言い合ったり、一期一会ではありますが、誰かと一緒にやるのも楽しいなと。
ちなみにこの方には後で恩返しできた
この初めてパーティを組ませて貰った方とは数時間ほど行動を共にしたのち、パーティを解散したのですが、一応フレンド登録して日々監視をしておりました。(´ᴖωᴖ`)ニタァ
ある日、サ終も近づいてきた中でフレンドリストを眺めていた時のこと。

ラスボス強すぎ!クリアできずに終わりそう(泣
な、なんという切実な嘆きの声(笑)
いや、確かにこのゲーム。7章ラスボスまではソロでも詰まるところが無いのですが、ラスボスのヴォルディゲン戦だけは急激に難易度が上がります。
私もかなり試行錯誤した上でソロで倒した模様を上の記事(↑)でご紹介しましたが、確かにちょっと工夫が必要で、ソロではしんどいかも。
さすがにラスボスを倒せないままサービス終了を迎えてしまうのは可哀想すぎると思ったので、個別チャットを送ってみることにしました。

お久しぶりです。どんな感じですか

ラスボスが強すぎてクリア出来ません(´;ω;`)ウゥゥ

やっぱりww良かったらヘルプしますよ

マジですか!ぜひお願いします!

ということでまさかのヴォルディゲン再戦www
1人でも安定してヴォルゲイン討伐をクリアした私なのでさすがに2人いれば余裕でした。ヴォルデモートの体力が減ってきたら専守防衛に努めて、LA(ラストアタック)を譲ろうと試みた私の深慮に気付いてもらえただろうか……。

その後、彼(彼女)は無事にストーリーを最後までクリアできたようで、その旨の報告がありました。
プロフィールには「ハルさんありがとう!」と。こちらこそ最後にパーティプレイ出来て楽しかったです。ありがとう!!
ユーザーイベントに(こっそり)参加できた
偶然、本当に偶然ですが、ユーザーが独自に企画したイベントをやっている場面に遭遇しました。
そこでは記念のスクショ撮影会やダイス機能を使ったイベントなどが催されていて、私もこっそり記念撮影に乱入したり、ダイス遊びの模様を眺めさせて貰ったりして非常に楽しかったです。ちゃんとMMOしてるやん!!!!
この模様については以下の記事で詳しく触れているのでそちらをご覧ください。(↓)
さて、ここまで私がプレイしてきて特に面白いと感じたり、感心した部分です。
次は逆に「良くなかった点」「悪かった点」というネガティブな点をご紹介します。
ブループロトコルの良くなかった点・悪かった点
アドベンチャーボードは明確にお排泄物

ブループロトコルをある程度プレイしたことのあるプレイヤーなら100人居て99人が同意してくれるでしょう。アドベンチャーボードは救いようのないお排泄物でした。
これはいわゆるクエストボードなのですが、問題点が山盛り。
① クエスト受注場所が「開拓局」「街中」「アドベンチャーボード」と複数あって取っ散らかっている
② アドベンチャーボードの内容がひどい
③ 一度に10件までしか受注できない
④ しかも内容を確認するためにはいちいちクリックして確認しないといけない
特に②と③が酷いとしかいうほかありません。
②は例えば「Aというダンジョンをクリアせよ」を終わらせたと思ったら「〇〇を装備してAというダンジョンをクリアせよ」が出てきたり。全然ポップしないネームドボスを倒せと言われたり。全然ゲットできないアイテムを延々採取させられたり。もうトコヨ草を摘むのはうんざりだよ
クエスト内容の重複もあるので出来れば複数まとめて受注してこなしたいところですが、③の「一度に10件までしか受注できない」④の「中身が一目で分からない」というあまりに不親切な仕様のせいで、もうクリアしようという気すら起こらず、完全放置してしまいました。
実は一度に10件というのはこれでも改善された結果で、最初は一度に8件までしか受注できなかったそうです。
運営曰く、「アドベンチャーボードはサーバーへの負荷が凄くて複数受注させることは難しい」そうです。
じゃあもうやめたら?と全プレイヤーが思ったことでしょう。
フルボイスでは無かったのは残念
ブループロトコルは主人公の声優が12人も用意されていて気に入った声を選べるのがかなりすごいと思いましたが、残念ながらフルボイスではありませんでした。
作中のムービーはすべてフルボイスなのですが、ムービーが終わっていざプレイが始まると……

このような会話形式の文章は、ボイスがありません。
全くないのかと言うとそうでもなく「うん」とか「おお!」とかリアクションの声が入るのが逆に悲しい。ソシャゲでもフルボイスが当たり前な現代。それほど文字量が多くないのだからフルボイスで頑張ってほしかったと思うのは贅沢でしょうか。
まあ開発費が膨大に膨れ上がっていると思われるのでこれ以上お金をかけるのは無理だったのかも知れません。アニメと違ってゲームだと声優に払うお金はかなり高額になるそうですし。
主人公を最後まで下僕呼ばわり

上のフルボイスと同じ問題点です。
ブループロトコルは主人公の名前を自由に決めることが出来ます。できますがその代償として、主人公の名前を誰一人声に出して呼んでくれません。それどころか文字でも読んでくれていないと思います。文字については確認したわけではないので曖昧ですが。

挙句、主人公の相棒であるフェステは終始「下僕」呼びをしてきます。
これはメタ的に言うとキャラクター名を音声で発声できないことへの対応でこうなったのですが、あまりにも稚拙な対応だったかなと……。
逆に最後の最後で名前で読んでくれたら非常に盛り上がる熱い展開になったのに。声優を使った実ボイスだから難しいのは分かるのですが、なんとかならんか……。ていうか名前を呼んでくれないなら自由に名前つけられる意味、無くないです?
昔やったゲームでは、(パワプロだっけ?)主人公の名前をちゃんと実況が呼んでくれました。「ハル↑」「ハ↓ル→」みたいに、発音のイントネーションまで指定できたように覚えています。そんな感じで何とかならんかったか。
主人公が常に徒手空拳

ブループロトコルには7つの役職(ロール)があります。
例えば私は剣と盾を装備するイージスファイターをメインで使っていましたが、ムービーで表示される主人公は常に空手。どんな強敵相手でも徒手空拳のみで渡り合います。

最初は面白かったですが、さすがに竜族の王相手に拳のみはちょっと……。(まあ相手も素手だけど)
武器をムービーに描写する技術力が無いなら、別にイージスファイターを基本にしたらいいじゃないですか。
「俺は普段斧を使う役職なのになんでムービーでは剣なんだよ!!」というクレームが来るのを恐れたのでしょうか。さすがにそこにクレームつける人はおらんじゃろ……。いや、いるのか?
打ち切りのせいで救いがないストーリー
ブループロトコルはサービス終了が決まった後も一応更新が続けられて、サ終直前の12月に最終章となる第7章が公開されました。
7章でヴォルディゲンを倒し、ティリスを取り戻し、一応最低限のハッピーエンドの形になって良かった良かった……

と当時は思いましたが、よく考えれば全然ハッピーエンドじゃなかった。
残念なのはバーンハルト公国組にあまりに救いがないストーリーだったこと。上の画像の4人のうち3人は故人です。それもかなり酷い〇に方です。何なら〇んだ後も肉体を弄ばれています。
最終的にはこの人たちも救う分岐に進んでトゥルーエンドに持っていく予定だったのでしょうが、サ終による打ち切りで本当にひとかけらの救いもなくストーリーが終わってしまいました。何とかならんかったか。

釣りは地獄
ストーリークリア後にアインレインのキャラクターストーリークエストを進めていた時のこと。
かすかな記憶で「父親が魚を釣っていた」みたいな話になり、「その魚を見たら思い出すかも」ということで魚を釣る流れに。
まあこういうクエストイベントでの魚釣りは、予め目的の魚のドロップ率が上げられていてすぐに釣れるようになってるじゃないですか、普通は。

地獄を見ました。目的の魚を釣り上げるまでに、大して面白くもない魚釣りを1時間くらいさせられました。なんでこんなドロップ確率を低い魚を普通のクエストで要求するんだよ!!!
ブループロトコルの総評
最後にハル評価のブループロトコルの総評です。
項目 | 評価 |
---|---|
グラフィック | ★★★ |
音楽 | ★★ |
ストーリー | 〇 |
キャラクター | 〇 |
ゲーム性 | 〇 |
UI | ×~△ |
以上です。かなりの高評価です。
正直私からすれば、なんでサ終するの?レベルの高い評価です。この美しい世界をうちの子と一緒にお散歩できるだけで、神ゲーと言ってもいいかもしれない。
ていうかこのゲーム、よく考えたら無料だった。うん、神ゲーだわ。
ではそんな神のゲームが、なぜ短期サ終に追い込まれてしまったのか。この点は次回の記事で考えてみたいと思います。
ということで今回はここまでにします。
今回はブループロトコルを自分で実際にプレイしてみて感じた、面白かった点・評価できる点と、悪かった点の個人的な感想をご紹介しました。
独断と偏見による個人の感想なので、皆様の体感とは大きく異なるかも知れませんが、なにしろエアプなので、どうぞご容赦頂けますと幸いでございます。
それではまた。ご覧いただきありがとうございました!
続きです。(↑)
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