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端数分も問題なく現金で返ってくることが判明 イオンモールの上場廃止・株式交換で生じる1株未満の単元未満株(端株)について②

イオンモール上場廃止1資産運用 investment
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こんにちは、ハルです。
今回は資産運用のお話です。

先日、上場廃止・株式交換が行われたイオンモール(8905)について、株式交換で生じる1株未満の単元未満株が一体どのような扱いになるのか、という疑問を書いた前回の記事の続きです。(↓)

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結論:端数分も問題なく現金で返ってくる

もったいぶるな早く結論を教えろよとお怒りのあわてんぼうの読者様のためにまず結論から書きますと、

結論:分も問題なく現金で返ってくる

ことが判明しました。私の2,000円は救われた。良かった。

以下経緯をご紹介します。

SBI証券のチャットサポートに問い合わせた

前回書いた記事で生じた疑問について、昨日SBI証券にメールで問い合わせました。

しかし別件でFIDO認証とスマートアプリについて問い合わせた際にSBI証券からの返事が返ってくるまでに約3週間もの時間を要したため、今回もそのくらい待たされる可能性があると考え、SBI証券のチャットサポートに問い合わせることにしました。

チャットサポートならリアルタイムで担当者の人とやり取りできるのでスムーズかつ分からないことはその都度質問できるので助かります。

お世話になっております。
今回はイオンモール(8905)の株式交換について問い合わせさせて頂きます。
イオンモールがイオン(8267)の完全子会社となる事に伴いイオンモール株式1株につきイオン株式0.65株が割当交付され、その旨のお預り明細変更のお知らせが届いておりました。

私はイオンモール株を1株所持しており、この株式交換により割当証券が1単位未満となりましたが、この1株未満の単元未満株はどのように扱われるのでしょうか?

御社Q&Aの「株式の分割・併合・無償割当て・合併・株式交換・株式移転などで、1株に満たない端数が発生する場合の手続きを教えてください。」によると
「手続きは不要です。なお、会社法により、発行会社は自己株式として買い取り後、合計数に相当する株式を売却のうえ、その金額を端数に応じて株主に交付するものとされています。」
となっておりますが、
一方で「イオン株式会社によるイオンモール株式会社の完全子会社化に関する株式交換契約締結(簡易株式交換)のお知らせ 」を参照すると
「本株式交換に伴い、1株に満たない端数のイオン株式の割当交付を受けることとなるイオンモールの株主の皆様に対しては、会社法第 234 条その他の関連法令の定めに従い、その端数の合計数(合計数に1株に満たない端数がある場合は、これを切り捨てるものとします)に相当する数のイオン株式を売却し、かかる売却代金をその端数に応じて交付いたします。」
という記載があり、最初は端数分に応じて自動的に売却されるのかと思いましたが、1株未満は切り捨てという文言があり、
もしかしてこの0.65株は切り捨てられ、そのまま消滅するのではないかと疑問に思い、問い合わせさせて頂きました。

お手数をおかけしますが回答のほどよろしくお願いいたします。

という長文を書き込んで放置すること15分ほど、案外はやく担当者に繋がりました。

貴様はイオンモール株について聞きたいのであるな

調べるからちょっと待ってて

即答はしてくれませんでした。この件そんなに厄介なのかな?雲行きがあやしくなってきました。

~数分後~

神

結論から言うと貴様の0.65株は切り捨てられないのである

1株に満たない端数のイオン株式の交付を受けることになるイオンモール株主に対して、1株に満たない端数を合計し、その合計数(合計した結果、1株に満たない分は切り捨て)分のイオン株式を売却するのである。
売却代金は端株に応じて金銭で交付するのである。


切り捨て御免されないようです。ひとまずよかった。ほっと一安心。

もう用は無いのでこれでチャットをブチ切りしても良かったのですが、続きの文章には結局切り捨てされると書いてあります。えっ……どういう意味?
気になったのでもう少し突っ込んで聞いてみることにしました。

ハル
ハル

すみませんちょっと理解できなくて

ハル
ハル

結局切り捨てされるということですが、例えば違う証券会社で0.65株と0.65株を持ってて合計1.30株で、合計1.30株のうち1株未満は切り捨てて返ってくるのは1株分のみ、みたいなイメージでしょうか?
これだと結局損してるやんオラオラオラ

調べるからちょっと待ってて

~待つこと数分~

1株に満たない端数を持っている複数の株主から、端数分を寄せ集めて、合計するのである

貴様の保有分ではなく、対象となる複数のお客様の保有分と合算するのである

ハル
ハル

ほう?
端株を所有している数千数万人の所有株をすべて合計して、その結果で生じた端数は切り捨てるという意味でござるか?

だからそうだと言っておる

なるほど!!!!!!!!

端数を切り捨てというのは1人1人に処理を行うのではなく、端株を持っている強欲な株主全員分から端株をすべて回収して、その結果で生じた1株未満の端数は切り捨ててイオンが負担する、ということのようです。

これだと我々株主には何の損失も無く、イオンの最大損失も0.99株=4,400円ほどなのでみんなハッピー!

ということだそうです。めっちゃ分かりやすい説明でした。ちょっとだけ見直したよSBIくん。

ちなみに売却代金は証券会社経由ではなくイオンから手紙が来るらしい

ハル
ハル

ちなみにイオン0.65株の売却代金はSBI証券に振り込まれますか?

否。直接イオンとのやり取りになる

今後イオンから入金に関する連絡が来るのでしばし待たれよ

ということだそうです。

なので私としてはイオンからの連絡を待ち、たぶん入金口座なりを伝えてそこに端数分の2,900円ほどが振り込まれることになると思われます。

これで一銭も損していないどころか、私のイオンモール株の取得単価は2,000円なので900円ほどの差益が発生するという結果に!!本当に良かったです。2,900円あればもやしいっぱい買えます。


という事で今回はここまでにします。

今回は没収されかかったイオンモール株についてSBI証券に問い合わせて、無事に現金で返してくれる事が判明しました。

会社法第234条をわざわざ調べて分かりにくい文章を読んだりなどしていましたが、いやあ、少額とは言え安心しました。SBI証券の担当者さんの対応も分かりやすかったのでグッドでした。

同じ問題で悩んでいる方もそこそこいそうなので、何かの参考になれば幸いであります。

それではまた。ご覧いただきありがとうございました!

続きです。(↑)

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