こんにちは、ハルです。
Core i5-14400FとRTX4060搭載ゲーミングPCの性能評価の記事で、GTX 1660 SUPERを搭載したゲーミングPCが2024年の夏になっても現役で売られている、という内容を書きました。
(重複になるので現在その個所はこの記事にコピペして移転しています)
それが以下の内容です。
余談:2024年8月でもGTX 1660 SUPERが現役で売られていた
今回の記事でも古いPCとの比較として登場したGTX 1660 SUPERちゃんですが、フロンティアで現在行われている「売切御免!半期決算セール」で1660 SUPERが搭載されているPCが現役で販売されているのに気が付きました。
Core i5-14400F×1660SUPER×1 TB SSDで124,800円………………ふうむ。コスパの良さは評価が分かれるところかもしれませんが、手が出しやすい価格設定な気もします。
その横にはCPUにCore i7-10700を搭載したPCが10.5万円で売られています。2024年8月にもなって2020年5月発売のCPUを売るとはなかなか度胸があります。よく新品の在庫残ってたな。
しかし、13世代・14世代のCPUが漏れなく不良品と言う現状を考えると第10世代というのは安心安全なわけで…今このタイミングで売ってくることの意味を邪推してしまいますね。
などと書いていました。
フロンティアで神PCがセール中です
さて、今回私はドスパラ製のPCを買ってドスパラに浮気した状態ですが、フロンティアのメールマガジンは相変わらず登録したままです。
そこにこんなメールが来ました。
スタッフもざわついた破格の≪お盆スペシャルセール≫ついに開幕!
ま~た中身が伴っていないというか誇大広告というかそんな内容のメールを送ってきおって…とか思いながら一応セール会場をチェックしましたが、今回はガチでした。スタッフがざわつくのも無理は無いセール内容でした。
私に神の称号を剥奪されてご乱心になったのかも知れません。それが次の画像。
≪大盤振る舞い!お盆スペシャルセール≫ お盆スペシャルモデル 第一弾!
・インテル Core i5-10400
・Geforce GTX 1660 SUPER
・M.2 MVMe SSD 1TB
この構成で85,000円!(税込み)
・インテル Core i7-10700
・Geforce GTX 1660 SUPER
・M.2 MVMe SSD 1TB
この構成で100,000円 (税込み)
ざわ………ざわ………
ざわ………ざわ………
え?2024年にもなって2020年発売のi5-10400・i7-10700と2019年発売のGTX 1660 SUPERを売りつけるなんてどういう事だ、みたいに憤慨されるかもしれません。
しかし現在、13世代・14世代のCPUは不良品という大変な不具合問題を抱えております。最新のインテル製CPUはポンコツのシリコンの塊なのです。
その点、第10世代CPUなら安心安全。変に13・14世代の最新CPUを買って故障しておじゃんになったり、故障しないにしても故障に怯えて震えて過ごすより、性能が少し落ちても第10世代CPUで快適なゲーミング生活を送るほうが遥かに健全な気がします。
しかも地味にFなしのグラフィック機能付きモデルです。万が一グラボが壊れても安心。
冒頭で紹介した「売切御免!半期決算セール」ではCore i7-10700+GTX1650の組み合わせで10.6万円でした。しかし今回のお盆セールでは1650が1660 SUPERに格上げされたにも拘わらず10万円に値下げされています。
この構成で10万円or8.5万円という価格がどれほど安いのか。過去の価格を見てみましょう。
上の画像は実際に私が2020年に買ったPCですが、Core i5-9400F+GTX 1660 SUPERの組み合わせで92,800円でした。よく見てください。これは税抜きです。税込みなら102,080円になります。
当時はドル円が107円くらいでした。今と比べると超円高です。
それが今回のPCは、CPUがCore i5-9400FからCore i5-10400にグレードアップしているにもかかわらず、税込みで8.5万円ですよ。いまドル円146円ですよ。
まあハードディスクがついてないけど…それにしても安い。
性能が上がっていて、かつ円の価値が毀損しているにもかかわらず価格は17,000円も安い。これは正直神PCだと言って良いと思います。
i5-9400と1660SUPERでも何の不便も無い
現在私はCore i5-9400FとGTX 1660 SUPERを搭載したゲーミングPCを4年ほど使用しています。
一連のブログ記事にて、ベンチマーク試験の結果やfpsなどのゲーミング性能を紹介しておりますが、実際のところCore i5-9400F+GTX 1660 SUPERで何の問題もなく何の不便もありません。
ほぼすべてのゲームが(フルHD)なら75 fps以上で動きヌルヌルです。(モニターが75 hzなのでそれ以上は測定不可)
何ならゲーム実況配信をしてもまだ余裕があります。
欲を言うとi5-9400Fはやや力不足なのは事実です。私は結構動画エンコードをする人なので、CPU性能がややネックになっています。
しかしGTX 1660 SUPERは非常に優秀。2024年でもバリバリ現役で働けます。
どのくらい優秀かは過去に書いた記事をみてください。
そこで改めてフロンティアの神PCの構成を見ると、CPUはi5-10400か、i7-10700が指定されています。
10400はハイパースレッディングに対応したため9400から飛躍的に性能が伸びています。こちらも型落ちとはいえ、2024年でも通用します。しかもグラフィック機能付きです。
10700に至ってはEコアPコアなどの技術は取り入れられていないとはいえ、8コア16スレッドのつよつよCPUです。腐ってもi7ということで、2024年でも主力として運用できます。
今から初めてゲーミングPCを買うという人に特におすすめできる
私のように、いま現在、 i5-9400F+GTX 1660 SUPER程度の性能のPCを使っている人が今回紹介したPCを買うのは微妙かも知れませんが、i7なら一考の余地があります。i5-9400とi7-10700を比べると格段に進歩しています。マルチ性能的には1.8倍くらい?
しかし真にオススメしたいのは、今からゲーミングPCを買おうという初心者さんだと思います。
① 繰り返しますがインテル13世代・14世代のCPUは今は買うべきではありません。
② i5-10400とGTX 1660 SUPERでもカジュアルなゲーミングには十分なパワーがある。
③ 信じられないほど安い。
という現在の特殊な環境が理由です。主にインテルの最新CPUを買うリスクを考慮して、あえて古いCPUを選ぶ事の意義が大きくなっています。
価格的にもRyzen 5 3500とGTX1650の超エントリーPCでも10万円くらいする高騰している世界で、i5-10400で8.5万円、10700でも10万円という価格設定はめちゃくちゃ安い。
逆にオススメできない人としては、
・最新のゲームを高設定でプレイしたい
・DLSSやレイトレーシングなどの機能を使いたい
・AIなどの画像生成や高画質動画編集をしたい
という人になるでしょうか。これらの人は最新のインテル製CPU……は怖いのでRyzenが候補になるかと思います。
今回はここまでとします。
フロンティアで見つけた神コスパPCをご紹介しました。
一応言っておきますが私はフロンティアの回し者ではありませんし、広告費を請求しても良いくらいに色々宣伝してますが、一銭も貰っていません。
正直、認めたくは無いですが、私もこのPC買えばよかったかな……と少し思っています。
私が買ったPCは14400F+RTX4060なのでもちろん今回紹介したPCよりははるかに性能が高いのですが、いかんせん故障する恐怖とリスクを考えると………i7-10700のPCを買えば今よりかなり性能は上がるし、また4~5年くらいは使えるしで、こんなに色々と思い悩むことは無かったのかも。ぐぬぬぬ。
PC買うタイミング失敗しちゃったかもしれニャいね
それもこれも全部Intelが悪いんや…i5-14400が壊れなければ何の問題もない
コメント