こんにちは、ハルでございます。
今回はクレジットカードのお話です。
先日、セゾンゴールド・アメリカンエクスプレスカード(SAISON GOLD AMERICAN EXPRESS CARD)からインビテーションが届きました。備忘録的に内容を書いておこうと思います。
今回は申し込み~到着編です。
前回の記事(↓)
一応つくろうかなと思います→申し込みました
以前は三井住友VISAカードのゴールドを持っていたのですが(というか一方的にゴールドカードを送り付けられた)年会費がかかるので解約した過去があります。それからゴールドカードを持っていない時期が長かったです。
無いなら無いでどうとでもなるのですが、旅行で空港を利用する際に
「ラウンジで休めたらいいな~」
と思う場面がたま~にあります。
特に空港利用時には、鉄道の遅延を見越して3時間前くらいには空港に到着するようにしているので、結構時間を持て余すのですよね。そんな時にラウンジが使えるとありがたいです。
なんかセゾンカードの思惑にコロっと乗せられているようで若干癪ではありますが、こちらには何のデメリットもありませんし、年会費無料でゴールドカード相当のメリットを享受できるのは単純にうれしい。
というわけでカード発行を申し込みましょう。
もちろんネットから24時間オンラインで申し込み可能です。スマホとPCの両方から申し込めますが、こういう事はPCで行うのが定石。記録を残せるし、パスワードなどをメモして整理・保存できることが理由です。
カードは何枚も作っているので慣れたものです。住所や生年月日を入力し…
「ショッピングリボ宣言」の項目で笑ってしまいました。
ショッピングのご利用が自動的にリボ払いになるサービスです!
お店で1回払いと言っても自動でリボに!
リボ払いは法律で禁止されないのがおかしい悪魔の制度です。考えた人間は八〇裂きにされても文句言えません。当然申し込みません。
続いてキャッシング枠について。
キャッシングはどう表現を変えてもただの借金です。しかも極悪の暴利です。投資なら年3~4%で増やせれば上出来なのに、キャッシングは年15~18%ほどの極悪です。
キャッシングの枠を増やすとその分カード発行の審査が厳しくなることもありますし、当然キャッシングは申し込みません。
その下の「キャッシングリボ宣言」はもう笑えません。
ただでさえ極悪なキャッシングなのに、それをさらにリボ払いにする??
無知な人からどれだけ搾取すれば気が済むのだろう。セゾンへの好感度は急降下中です。
さて気を取り直して次に進みます。
セゾンゴールドカードの申し込みで特徴的なのは、任意の付帯保険がかなり豊富なことです。
例えばこれは「お買い物安心プラン」という名の保険ですが、
・カードで購入した商品
・スマホなどの携行品
を月300円で保障してくれます。例として挙げられているのは
「外出中にスマホを落として画面が割れてしまった」
「カードで買った食器が割れてしまった」
などですが、カードで購入していない携行品の補償も受けられるのでちょっと便利かも。まあ申し込みませんけども。月300円でも年間3,600円もしますし。
こんなのもありました。
ご迷惑安心プラン
・誤ってお店の商品を壊してしまった
・ケガをさせてしまった相手との交渉について弁護士に相談したい
「いや迷惑なのはお前だよ」という感想しか出てきません笑
相手の迷惑行為に備える保険では無くて、まさかの自分が迷惑行為をする場合に備える保険でした(笑)
ちなみに、申し込み時に身分証明書(運転免許証・マイナンバーカードなど)のアップロードは一切必要ありませんでした。
その時は特段疑問にも思いませんでしたが、今考えるとこれが罠だった。
ではどうやって本人を確認するのかと言うと…↓に続く。
申し込んでからが大変だった
まさかの本人確認電話
申し込み自体はネットで完結し、審査を行いますとのメールが来ました。
あとは2~3日も待てば審査が終わってカードが送られて来るじゃろと思い、それきりセゾンカードのことは脳内から消え去りました。
それから3日ほど経ち、そういえば審査はどうなった?と気になってセゾンカードのウェブサイトで審査状況を確認すると、相変わらず審査中のまま変化がありません。
いくらなんでも遅すぎだろ!と憤慨しましたが、少し考えてみて思い当たりました。
これ電話かなんか来てるんじゃね?
しかし携帯を確認しても履歴は残っていません。
うーん……と考えて、ようやく真相に辿り着きました。
もしかして家電に電話来てる?
そうなのです。クレジットカードの申し込み時には固定電話の電話番号があると審査に有利に働くという噂を聞き、うっかり実家の固定電話の電話番号を書いてしまったのです。
慌てて実家に行き、留守電の履歴を確認すると、番号は不明ですがそれらしき履歴が残っていました。
ここからが非常に面倒でした。先方の電話番号が不明のため、まずは電話番号を調べないといけない。
しかしセゾンカードは問い合わせ先の電話番号をひた隠しにしているのです。
正確には、会員向けの電話番号はデカデカと公開しています。
しかしこの電話番号は会員のためのもので、電話にはカード番号16ケタと暗証番号が必要になります。つまりまだカードを申し込んだだけの私は利用できません。
ここからが大変でした。色々と検索し、ようやくセゾンカードのインフォメーションセンターの電話番号が書いてあるウェブサイトを発見しました。
もしかしたら上のサイトに早速ジャンプしてみた読者さんもいるかもしれません。そして首をかしげたことだと思います。何しろ現在は「お探しのページが見つかりませんでした。」と表示されてますから。
実は私がこのページに書かれていた電話番号から問い合わせ電話をしてすぐ、ページが消されてしまいました。そんなことある???
余程都合が悪かったのか……偶然か……偶然にしてはタイミングがドンピシャすぎですが。
ページは消されてしまいましたが、電話番号はまだ生きていると思います。
0570-064-133です。
もちろん本物です。ご不安なら検索で上の番号を入力してもらうと「0570-064-133は、株式会社クレディセゾンのインフォメーションセンター総合窓口の電話番号です。」とGoogleが教えてくれます。
ちなみにこの番号はナビダイヤルです。
つまり携帯電話から電話してしまうと、20秒ごとに10円かかるという超絶ぼったくりなのでご注意ください。この料金は呼び出し中にもかかります。実際私は「大変混雑している」とかで、10分以上待たされました。それだけで300円徴収です。
まあ私は家電から電話したので3分ごとに8.5円なので許しますが。
これは余談なのですが、ユーザー向けの問い合わせ電話番号に有料のナビダイヤルを使う企業って…………ちょっと、どうなの?いくらなんでもちょっと……その……すごく控えめに言うと、論外だと思います
ということで電話番号が分かったのは良いけど、さらにここからが手間でした。電話の模様をご紹介します。
プルルルル
~10分待ち~
ガチャ
いつまで待たせるねん
(お世話になっております。お電話を貰っていたようなのですが…?名前はハルです)
お電話ありがとうございます。
それでは担当の者に確認しますので、後日改めてお電話します
エッ 今日取り次いでもらえないんですか?(10分待ったのに?)
(※ もちろん営業時間内)
そうですね。申し訳ありませんが後日の対応になってしまいます
お時間の指定は~(以下略
結局その日は受け付けて貰えず。
翌日電話が来ましたが、また指定の時間に待機しておく必要があり非常に面倒くさかったです。
肝心の本人確認の電話は
セゾン:「お名前、住所、生年月日をお願いします!(なぜか半ギレ)」
ハル:「はあ……ハルです。住所は~ (この人なんでキレてるの?)」
セゾン(敵):「ありがとうございました!これで本人確認は完了です!ガチャ!」
ハル:「……」
手間かけさせたのが気に入らなかったのか半ギレでした。
うーん。インビテーションだから基本的には審査落ちすることは少ないと思いつつ、万が一を考えて家電の番号を書いたのが間違いでした。めんどくさすぎる。
これまで10枚くらいのクレジットカードを作ってきて、本人確認の電話が来たことなど一度たりとも無かったので非常に面食らいました。
ナビダイヤルの件を含めて、正直、セゾンカードへの印象は最悪です。
まあそれはともかくとして、これからセゾンカードを作ろうと思っている方は携帯電話の番号のみを書かれることを強くおススメします。まあ今時固定電話なんて持ってる人いないですかね?
本人限定受取郵便で発送された
まだ終わりません。やっとカードが発送されたはいいものの、受け取りでもひと手間ありました。
というのもカードが本人限定受取郵便(特定事項伝達型)という特殊な形式で発送されたのです。
普通、クレジットカードの発送形式で圧倒的に多いのは「簡易書留」です。
郵便局の人:ピンポーン ハルさんですね~簡易書留で~す
ハル:どうも~
これで終わり。対面で受け取る必要はありますが、1回で済みます。
これが本人限定受取郵便だと
郵便局の人:「……」 まずポストに郵便が来たことをお知らせする通知書が入る
ハル:「……」 その通知書をもとに、郵便局に取りに行くか再配達を依頼する
↓後日
郵便局の人:ピンポーン 本人限定受取郵便です。本人確認書類を拝見します(キリッ
ハル:どうも~
という、1クッションが入るのです。
1回目の配達の時に配達物を持ってきて本人確認も済ませてしまえばいいと思うのに、なぜか一回通知書だけ投函するという二度手間をしています。これ本当に無駄だと思うのですが、本人限定受取郵便というのはこういう形式をとるらしいです。
たぶん、カードの申し込み時点で運転免許証などの本人確認書類のアップロードを一切求められなかったしわ寄せがここにきているのだと思います。
どうして簡易書留にせず本人限定受取郵便にしているのかはいまいち分かりませんが、まあ考えようによっては本人確認書類をアップロードする必要が無いので情報漏洩防止的には安全なのかも知れません。
あと一応、本人限定の受け取りになるので、例えば家族が勝手に開封するなどの状況は防げるのはメリットですか。簡易書留よりもセキュリティが高めです。
やっとゴールドカードが到着。限度額は200万だった
以上のような遠回りをした結果、ゴールドカードを実際に手に入れたのは申し込みから12日後でした。ちょっと時間かかりすぎ。
こちらがセゾンゴールドアメックスカードのデザインです。
パルテノンが描かれた昔の三井住友ゴールドカードのデザインは結構好きだったのですが、セゾンカードもなかなか悪くない感じです。古代ローマのセンチュリオンが描かれたデザインで、それなりの高級感は漂っているように思います。
まあゴールドカードにステータス性なんて何もないんですけどもね!庶民でもいくらでも作れるし。
ちなみに前述したようにキャッシング枠は0円にしましたが、ショッピング枠の限度額(与信枠)は200万円でした。
ちょっとこれは多すぎるかなという印象です。月200万以上も利用することはまずありえませんし、限度額が多すぎると不正利用の際に状況が悪化するので多すぎる与信枠も問題です。
ちなみに限度額の目安を調べてみましたが、
年収150万円以下の場合には限度額は10〜30万円、年収300万円以下で10〜50万円、年収400万円以下で30〜150万円、年収500万円前後で50〜300万円
JAL CARD 【年収別】クレジットカードの限度額の目安
以上のような感じらしいです。
そして、実はクレジットカードのショッピング枠というのは、いわゆる総量規制の対象外なのを今調べて初めて知りました。
総量規制、つまり「年収の3分の1を超えて貸し付けてはいけない」という規制がありますが、ショッピング枠はカード会社の裁量で設定し放題のようです。しかも別のカード会社になるとまた別のショッピング枠が設定されます。
実際私も、複数クレジットカードを持っているので、これで1000万円近いショッピング枠を有することになってしまったと思われます。かなり多すぎ。与信枠の減額を申請したほうが良さそうです。(楽天とか一切使ってないのに勝手に限度額上げてくるんですよ…)
備忘録:2025年分は利用済み
2024年~2025年分の1回利用はクリアしました。宣言通り100均で利用しました(笑)
次回は2026年夏までに1回利用すればOK。
ブログを持ってて良かったことは備忘録につかえるところ。
まとめ
ということで今回はここまでにします。
今回はセゾンゴールドカードのインビテーションが来たお話でした。
ゴールドカードのインビテーションとなると少々条件が難しいことが多いですが、私の場合はほぼ放置している大和コネクト証券からのインビテーション。たぶん手当たり次第にインビテーションを送り付けているザル状態だと思います。
審査をパスするのもそれほど難しく無いと思うので、ゴールドカードを持ちたいけど年会費を払うのは嫌という強欲な方(主に私のような)や、ゴールドカードの付帯サービスにご興味のある方の参考になれば幸いです。
まずは大和コネクト証券に口座を作るところからですね。もちろん無料で作れますので良かったらどうぞ!
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