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クラッシュ不具合問題の時系列・記事まとめ Intel第13・14世代CPUの劣化・不具合・不安定化問題【10/12】

アイキャッチ 時系列インテルCPU不具合 IntelCPU
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こんにちは、ハルでございます。
今回も一連のIntel第13世代・第14世代CPUのクラッシュ不具合・不安定化問題に関する記事です。

インテル製CPUの不具合問題に関して、弊ブログでも色々と情報を追って記事を書いて来ました。その数11記事です。

少し記事の数も多くなって情報が錯綜してきた感もあるので、自分の頭の中の整理も兼ねて、改めて今回の不具合問題を整理して時系列をまとめておきたいと思います。

新しい情報は特にないので、今まで私が書いた記事をすべて舐めるように読んで下さった方には恐縮ですが、最近この問題を知った方で、どういった経緯・時系列でこのCPU不具合問題が進展してきたかを知りたい、という場合に役に立つように書いていければと思います。

この記事で分かること

・そもそもCPU不具合問題とは?何が起こっているか
・いつ頃から騒がれ出したか
・問題の時系列と今の状況は?
・インテルの対応策はどんな感じ?


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そもそも何が起こっているか

各種ネットニュースやSNSなどではかなり騒がれていて、少し前にはyahooニュースにも掲載された今回のインテル製CPUのクラッシュ不具合問題ですが、普段テック系の記事を追っていない方や一般の人にはまだまだ浸透しておらず、知らない人も多いと思います。

現在、第13世代・第14世代のインテル製CPUが特大の不具合問題をやらかしております。
第13世代・第14世代というのは型番が「13xxx」や「14xxx」になっているもので、例えばCore i7-13700やCore i9-14900などです。

どんな不具合かと言うと

・突然ブルースクリーンが発生する
・突然シャットダウンする
ゲームが正常に動作しない、プレイできない
・ゲーム時に「ビデオ メモリ不足」のエラーが出る
再起動のループになる、起動すらできなくなる


といったような不具合・不安定化の症状が報告されています。
酷い場合になるとまともにPCの操作すらできなくなるというかなり致命的な不具合です。

この問題の厄介なところは、時間経過やPCの使用に伴って状況が悪くなっていき、ある日突然壊れるという、いつ壊れるか分からない時限爆弾状態だ、という点です。

ソニータイマーならぬIntelタイマー状態で、今普通に使えているからと言って明日使えるかは分からないという、PCの最も重要な要素である信頼性という点が一切信用できないという、最悪の不具合です。
もちろん仕事なんかには使えませんし、クリエイティブ作業をする方は作業の途中で強制終了させられて今までの苦労が全部パァになる事も十分にあるという、まさにポンコツとしか言いようがありません。

以上が不具合の概要です。

私の状況:今回の問題に注目しだしたきっかけ

で、PCの専門家でも無ければ情報関連の仕事もしていない、それどころか自作PCを組んだことも無いどころかPCの筐体を開けたことも無いド級の素人の私がどうしてこんなに熱心にこの問題を追って記事を書いているかと言うと、自分自身に大いに関係する問題だからです。

実はわたくし、2024年7月にドスパラというBTOメーカー製のゲーミングPCを買いました。↓がその購入記録です。

この記事では

元気だった頃のハル
元気だった頃のハル

本来15万円くらいする性能のゲーミングPCが12.3万円で買えたわ~♪いい買い物したゾ♪

とかウキッウキで紹介しました。

私は2021年ごろから旧ゲーミングPCの後継機の購入を検討していました。
しかし仮想通貨バブルと円安と物価高のせいで手が出ず指をくわえて見ているだけだったのですが、2024年7月にドスパラが超絶セールを敢行しました。

このセールではCore i5-14400F×RTX4060×SSD1 TBという王道ミドルクラスのPCが12.3万円という価格破壊級の値段で売られており、ウッキウキでPCを購入したわけです。

実はこの時、インテル製CPUの不穏な噂は耳にしていました。なんかアカン系の不具合起こしているらしい、と。

でも当時言われていたのは
「不具合が起こるのは一部のハイエンドモデルだけ。i7-14700Kとか、i9-14900とか」
だったのです。

私もこの情報を見て
私のはミドルのi5だから関係ないわね大丈夫大丈夫♪ (≖ᴗ≖)」
とかニヤニヤしながら気にも留めませんでした。この時もう少し様子を見ようという慎重さがあれば、今こんなに苦しむことも無かったのでしょう。

さて無事に新PCを購入したハル。3日後にはもう届き、早速初期セットアップやベンチマークテストなどをして動作チェックをしておりました。

そんななか、突然の凶報が届いたのです。

インテル「i5-14400Fも不具合の対象です。てかi5・i7・i9全部アウトw」

これがすべての始まりだった……

ということで私が新ゲーミングPCを買ってわずか2週間後にちゃぶ台をひっくり返され、すべての状況が変わってしまいました。
そして阿修羅と化した私は、このCPU不具合問題をとことん追求してやろうと思い、筆を取った次第です。

これが私が現在、インテル製CPUの記事をせっせと書いている経緯です。せっかく高いお金を出して買ったPCが2週間後にそれポンコツでしたと言われたこの私の悲しみ、共感して頂けるでしょうか。

以上が私に関する個人的なお話です。

次からはこの不具合問題が一体いつから報告され始めてどのような推移をたどったのか、時系列をまとめていきたいと思います。

クラッシュ不具合の時系列

2024年2月 :最初のニュース

正確に言うと2022年の年末から2023年にかけて、海外のコミュニティなどで続々とインテルの第13世代CPUが使い物にならないという報告は上がっていたそうです。
特にSteamでは何千件ものエラー報告が上がっていたらしい。

しかし本邦で最初にニュースとして取り上げられたのは2024年の2月ごろだったと思います。

第13世代などのIntel Coreプロセッサの一部SKUにおいて、極めて大きな負荷がかかった際の安定性について取り沙汰されているようだ。~中略~

よく問題について報告されるのは、強力な設定にも対応する“K”付きSKUのIntel Core i9-13900KやIntel Core i7-13700K。すでに米Intelはこの問題について認識しており、「Intelは、Intel Core第13世代および第14世代アンロック・デスクトップ・プロセッサが特定のワークロードで問題を起こすという報告を認識しています。

一部Intel Coreプロセッサにおける超高負荷時の安定性に問題? 電力設定で改善する模様

上はマイナビニュースが海外のテック系メディアからの情報を紹介したものです。

ご覧のように当時言われていた話は

大きな負荷がCPUにかかった場合に発生する
重たいゲームのプレイ時に起こる
K付きのi7・i9で不具合が報告されている

といった内容でした。

また、原因としてはCPU本体が疑われているよりも、「マザーボードの設定に問題があるのでは?」という雰囲気が強かったのを覚えています。

私もこのニュースは把握していたのですが、前述したようにi5しか買わない(買えない)ミドルユーザーの私には全く関係のない話だとして2秒で忘却しました。私の脳内L2キャッシュは334ビットしか無いので仕方ありません。

2024年3月: i9-13900K・i9-14900Kが続々故障との情報

インテルのハイエンドCore i9プロセッサでは、カーネルレベルのバグが頻繁に発生し、システムクラッシュやBSODを引き起こしている。~中略~

私たちの場合、クラッシュはゲームやディスクリート GPUを活用したその他の 3D ワークロードでのみ確認されたため、原因は PCIe バスでした。レンダリングや圧縮/解凍などの CPU を集中的に使用するタスクで同様の問題が発生する場合は、
メモリ破損またはメモリ DIMM/コントローラの欠陥である可能性があります。

Intel Core i9-14900K/13900K Defects Continue to Surface with BSODs

カーネルと言うのはPCの中枢部分を指す言葉らしく、要するにブルスクや再起動などのOSの動作に直接影響するようなバグのことを言うらしいです。

この記事では原因について

・i9の不具合が多数報告されている
・原因はPCIe バス
メモリ破損の可能性も?

と言っています。
PCIe バスというのはPCのパーツ類を接続する接続の方式のことを指すようです。

つまりこの記事が言っているのは「GPUとの接続に問題があった」という意味合いだと思われます。後半ではメモリ破損の可能性にも触れている通り、本当の原因はまだ把握できていない様子でした。
ましてや、まさかCPUそのものがポンコツとは夢にも思っていない様子です。

やはり一部のハイエンドi9の、特殊な事例の話だと私は気にも留めておりませんでした。

2024年4月 :ゲーミング時の安定性に難あり 韓国で毎日10個以上のCPUが返品

インテル第13世代および第14世代CPUのゲームにおける安定性があまりにも悪く、ゲーマーが大量にチップを返品している

第 14 世代 CPU の発売により、ハイエンド SKU で問題が顕著になり、技術コミュニティは、問題が実際にソフトウェア側にあるかハードウェア側にあるかを調べるようになりました。数日のうちに、両方の原因が混在していることが明らかになりました。第 13 世代および第 14 世代 CPU が限界を超えて使用されており、マザーボード メーカーがデフォルトの BIOS でチップをさらに酷使していたためです。

Intel’s 13th & 14th Gen CPU “Gaming Stability” Is Being Investigated As 10+ Chips Being Returned In Korea Each Day


2024年の4月になると、不具合を起こしているCPUの報告数がますます増加して騒がれるようになりました。

この記事では「韓国で毎日10個以上のチップが返品されている」と題した上で、原因を「マザーボード メーカーがデフォルトの BIOS でチップをさらに酷使していたため」としています。

そう、マザーボードが悪いという風潮でした。

2024年4月下旬 :インテル「マザーボードの設定が悪い」

Intel® は、システムおよびマザーボードの製造元に対して、エンド ユーザーに Intel® 推奨設定に一致するデフォルトの BIOS プロファイルを提供するよう要求しています。Intel® は、お客様のデフォルトの BIOS 設定により、Intel の推奨設定内での動作が保証されることを強く推奨します。

さらに、Intel® は、ロック解除機能やオーバークロック機能の使用についてエンドユーザーに警告を実装することをマザーボード製造元に強く推奨しています。

Intel releases the “13th and 14th Generation K SKU Processor Instability Issue Update”

4月に初めて(?)インテルからの公式声明が出されました。

インテル「マザーボードをIntelの推奨設定にしていないのが悪い!!!!!俺は悪くねぇっ!俺は悪くねぇっ!!

とおっしゃっています。
そしてインテル推奨の設定「Intel Baseline Profile」を公表し、マザーボードに対してインテル推奨設定に従うように強く求めています。

これだけ読むと勝手に推奨設定を外したマザーボードメーカーが悪いように見えますが、そもそも
「MTP(Maximum Turbo Power)の上限規制は外すのが慣習的に当然だった
インテルが発表するベンチマークテストなどの際には上限突破状態で行っている

という事実があります。よってインテルがマザーボードメーカーを糾弾する権利はありません。

そして「Intel Baseline Profile」ですが、インテルの推奨設定にすると性能がダダ下がりする模様です。大体20%の性能低下とかなんとか。これ誰がどう見ても詐欺ですよね?

また、インテルは追加の調査結果について「5月末までに声明だすわ!!」と言っておりました。

2024年6月中旬 :インテル「やっぱりCPUのバグかも…BIOSの修正パッチ出すわ」:マイクロコード0x125

Intel は、eTVB マイクロコードのバグと高電圧が第 14 世代および第 13 世代 CPU の不安定性問題の原因であることを確認し、eTVB 修正を含む新しい BIOS をリリースしました。

以前のレポートでは、eTVB (Enhanced Thermal Velocity Boost) 機能のマイクロコード内にバグのあるアルゴリズムがあり、これが根本的な原因であると述べられていましたが、Intel はこれを否定し、確かに一因ではあるものの、チップが熱制限を超えているにもかかわらず、入力電圧が上昇してターボクロックと電圧が上昇したことも問題の一因であるため、主な問題ではないと述べました。

Intel 13th & 14th Gen CPUs Receive New BIOS To Fix eTVB Microcode Bug, “Default Settings” Guidance For Core i9, i7, i5 Chips To Address Instability

5月末までに声明を出すと言ったにも拘わらずダンマリでしたが、6月も下旬になって

インテル「逆だったかもしれねェ…………やっぱCPUのバグかも

とか言い始めました。

詳しい話は難しいのでざっくりとだけ触れますが、eTVBと呼ばれる機能が悪さをしているらしい。eTVB(Enhanced Thermal Velocity Boost)とは何かと言うと

eTVBとは(Enhanced Thermal Velocity Boost)
 CPUが使える電力とCPU温度に応じてブースト時の最大クロックをさらに超える動作クロックでの動作を行い、パフォーマンスを向上させる機能になっています。

Intel Raptor Lake不具合の原因がリーク。CPU劣化も確認される

要するに最大クロックをさらに超える超ブーストをかける機能らしいです。
このeTVBが暴走するバグはマイクロコード 0x125(2024 年 6 月) のBIOSアップデートで緩和されました。

しかしeTVBはi9シリーズだけに搭載されているブースト機能なので、やはりi5・i7には関係しません。当然私にも関係しません。

界隈では「AMDに勝とうとして無理して超ブーストかけるのが悪いよな」みたいな風潮でした。

2024年6月下旬:インテル「インテルの推奨設定は推奨しません」←え?

この報告でやや興味深いのは、報告の中でIntelが推奨する電力設定が表として提供されているのだが、Intelとしては「互換性を必要とする場合以外はBaselineを推奨しない」と明記されている点だ。

 Intelが推奨している電力プロファイルは、マザーボードでVRデザインが許す限り、Core i5とCore i7の場合が「Performance」、Core i9(KS含む)が「Extreme」と、いずれも性能が出せる従来の設定。KSプロセッサに至っては、そもそもBaselineプロファイルが提供されていない。

 つまり、オーバークロック動作については引き続きユーザーの自己責任とはなるが、Intelとしては引き続きPerformanceやExtremeプロファイルが最適であると判断し、保証を続けるということになる。ユーザーとしては、不安定な状況に陥っていないのであれば、あえてBaselineプロファイルの適用を急がなくてもいいだろう。

Intel、「互換性を必要とする場合以外はBaselineプロファイルを推奨しない」

ちなみに4月下旬にマザーボードメーカーのせいにして責任をなすり付けたインテルですが、マイクロコード0x125のリリースと並行して、こっそりとんでもないことを言い始めました。

「Intelとしては互換性を必要とする場合以外はBaselineを推奨しない」


えっと……4月の発言が間違っていたのはともかく、そもそも自社推奨設定を推奨しないってどういうこと?お笑い?禅問答?
あとこれちゃんとマザーボードメーカーにごめんなさいした?

だって、Raptorの開発者が言ったんだ…。そうだ、開発者がやれって!こんなことになるなんて知らなかった!誰も教えてくれなかっただろっ!

俺は悪くねぇっ!俺は悪くねぇっ!!

ハル
ハル

AMDに戻ります。ここにいるとバ〇な発言に苛々させられる

ノラ
ノラ

変わってしまいましたのね…電圧制御技術(※第12世代で他社の特許を侵害して販売差し止め)を失ってからのあなたは、まるで別人ですニャ…

さて、ここまで2024年2月~2024年6月の、インテルCPU不具合の問題に関しての時系列を見てきました。

ご覧いただいて分かるように、ここまではほぼすべてがCore i9についてのみのお話です。

これが当時のコンセンサスだったと思います。
問題が起こっているのは一部のハイエンドモデルのこれまた一部のみ。雲の上の話で、i5を買おうとしている私には何の関係も無い。

このような状況だったから、私は完全に油断しておりました。そしてとうとう、新ゲーミングPCを購入してしまったのです……。

2024年7月中旬: 新ゲーミングPCを購入

前述したように、2024年7月にドスパラで神セールが行われており、12.3万円で「Core i5-14400F×RTX4060×SSD1 TB」のPCが売られており、私は2秒で購入することを決断しました。
ちなみにこの12.3万円という価格は、ドル円が140円を割りつつある現在(2024年9月)でも破られておりません。当時ドル円は160円超えてたのにね。

そしてウッキウキで、CinebenchなどのCPUベンチマークテストを1時間近くブン回して性能評価などを行っておりました。おお、もう……。

ノラ
ノラ

なんと愚かニャ……

愚か者
愚か者

だってこの時はi5は不具合起こらないとされていたもん!(´;ω;`)ウウ…

急転直下の展開になるのはこの後すぐ、2週間後です。

2024年7月下旬 :インテル「65WのCPU全部ダメだわi7もi5もダメ」

まさに青天の霹靂。
突然このニュースが飛び込んできて驚愕しました。

そして半ギレで書きなぐったのが、一連の記事のトップバッターとなった下の記事です。(↓)

インテル曰く

インテル Core 第13世代および第14世代デスクトップ・プロセッサーのうち、ベース電力が65W以上のもの(K/KF/KSおよび65Wの非Kバージョンを含む)は、電圧上昇問題の影響を受ける可能性があります。


この記事内で紹介しましたが、第13世代・第14世代CPUのTDP(消費電力。正しくは熱設計電力)は

Core i9-14900K:125 W:253 W
Core i9-13900K:125 W:253 W
Core i9-14900:65W:219 W
Core i9-13900:65W:219 W
Core i7-14700K:125W:253W
Core i7-14700:65W:219 W
Core i7-13700K:125W:253W
Core i7-13700:65W:219 W
Core i5-14600K:125 W:181 W
Core i5-13600K:125 W:181 W
Core i5-14500:65 W:154 W
Core i5-13500:65 W:154 W
Core i5-14400:65 W:148 W ←今回買ったやつ
Core i5-13400:65 W:148 W
-------------65 W 欠陥品の壁------------
Core i3-14100:60 W:110 W

(プロセッサ名:TDP(ベースパワー):最大ターボパワー)

このようになっており、一言に65 Wと言っても、上はCore i9-14900から下はCore i5-13400まで、幅広くTDPが65 Wに設定されていることが分かります。

という事で、これまでハイエンドのi9のみの問題だったはずのクラッシュ不具合が一気にi7・i5まで対象が広がりました。
65W以上のCPUって、ほぼ全部です。i3-14100以外は全部アウト。私のかわゆいi5-14400Fちゃんもアウト。

このニュースが世界を駆け巡った当時、界隈は大変な騒ぎになりました。
i5ってゲーミングユーザーの主力だと思うので、不具合対象に加えられた人が一気に増加したわけで、急に他人事が自分の問題になったので騒ぐのは当然です。私含め。

焦りながら色々調べていくうちに、i5-13400とi5-14400にはアウトとセーフのものが混在しているという噂を聞きつけ、その判別方法の記事を書いたりしていました。(↓)

これはCPUのステッピングというバージョンのようなものを調べる方法です。私もやってみましたが、その結果については……上の記事をご覧ください。

2024年8月上旬 :対象のCPUの補償期間延長が発表される

そんな信じられない発表をしたインテルですが、2024年8月上旬に追加の発表がありました。
まずは今回の不具合問題を受けて、インテルは通常3年のCPUの保証を2年延長して、5年にすると発表しました。

対象は以下のCPUです。

ボックス版およびトレイ版インテル® プロセッサーの保証ポリシー

第 13 世代インテル®
Core™・プロセッサー
第 14 世代インテル®
Core™ プロセッサー
i9-13900KSi9-14900KS
i9-13900Ki9-14900K
i9-13900KFi9-14900KF
i9-13900Fi9-14900F
i9-13900i9-14900
i7-13700Ki7-14700K
i7-13700KFi7-14700KF
i7-13790Fi7-14790F
i7-13700Fi7-14700F
i7-13700i7-14700
i5-13600Ki5-14600K
i5-13600KFi5-14600KF

上の一覧にはi5-13400・i5-14400が入っておりません。
ただしこの一覧は「保証を延長する」と言っただけで、「不具合が起こるCPU一覧」ではない事は要注意だと思います。まだi5-13400・i5-14400が安心安全とは全然言えません。

2024年8月上旬: 修正パッチのリリースが始まる:マイクロコード0x129

また、インテルは今回のクラッシュ不具合の根本的な原因として、CPUに過電圧が要求されて破損するという内容の発表を行いました。

Intelは7月22日(米国時間)、デスクトップPC向けの第13世代Coreおよび第14世代Coreの不安定性について調査結果を報告。これによれば不安定な動作を引き起こす根本的な原因はマイクロコードのアルゴリズムにあり、プロセッサに誤った電圧要求(より高い電圧)が送信されてしまうことにあったという。 

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1610334.html

Intelが第13世代及び第14世代Coreプロセッサに影響を与えている不安定性の問題に対応する新しいマイクロコードパッチをリリースし、ASUSやMSI等が徐々にBIOSアップデートの提供を開始している。この「0x129」と呼ばれる更新プログラムは、CPUの不適切な電圧要求を修正し、システムの安定性を向上させることを目的としているものだ。当初懸念されたパフォーマンスへの影響だが、Intelの内部テストによると、このパッチ適用後のパフォーマンスへの影響は無視できるほど小さいという。

https://xenospectrum.com/intel-announces-microcode-patch-to-address-cpu-instability-will-have-little-impact-on-performance/

その対処としてマイクロコード0x129のBIOSアップデートがリリースされました。ただし

① 修正パッチを適用してもすでに壊れているCPUは復活しない
② パッチは自動的に適用されず、手動でのBIOSアップデートが必要

という注意点があります。
今回の不具合は異常な電圧(電力量)がかかった影響でCPUのダイが破壊(焼損?)されて起こると推測されています。
ナノマシン搭載のプログラムを注入するならともかく、物理的・物質的に壊れているCPUが、デジタル的なコードやプログラムで直るはずもありません。

また②に関して、我々BTOメーカー製のPCを使っているユーザーには、BIOSアップデートは簡単に行える作業ではありません。

というのも、BIOSアップデートを行うとメーカーの保証対象外にされてしまうのです。
この点について書いた記事が(↓)です。

さらに、ドスパラに助けを求めて問い合わせした記事も書きました。(↓)

まあ助けを求めた結果
「i5-14400Fは不具合の対象ではないから何もしない」
「BIOSの手動アップデートは保証対象外の刑で、OSライセンス消失の可能性もあるからするな」

という非常に冷たい宣告をされてしまっただけですが。

Core i5-14400Fが不具合の対象では無いと言っても、いやネット上では同じく不具合の対象ではないi5-13400がクラッシュ不具合起こした報告が上がっているんですけど…という記事も書きました。(↓)

2024年8月末 :ドスパラの対応方針が発表

2024年8月も末になって、大手BTOメーカーのドスパラから、今回のインテル製CPUの不具合に対する対応が発表されました。これについて書いたのが下の記事です。(↓)

細かい内容は上の記事を見て頂ければと思いますが、ここでは概要だけ抜粋すると、

ドスパラが不具合が起こりえるCPUと認識しているのは以下のCPU。

対象製品
インテル13世代CPU搭載パソコン 型式 13700~13900K
インテル14世代CPU搭載パソコン 型式 14700~14900K

そして

対象のCPUは5年保証。故障した場合は無償修理・交換
② 予防的な措置は有料
③ 過去にこの不具合で修理したユーザーには修理費用を返金

という非常に手厚い対応内容で正直驚きました。
「インテルが悪いからウチは知りませんよ」みたいな対応をしてもおかしくないところだったのに。

また、ドスパラ以外のBTOメーカーの対応も気になったので、ウェブサイトを見回って他のメーカーの対応をまとめた記事も書きました。(↓)

マウスやパソコン工房、フロンティアなども同じく5年保証と無償修理/交換を発表しました。
しかし他のBTOメーカーと比較しても、ドスパラの対応は頭一つ抜けて丁寧なものです。
ドスパラはん、ようやっとる。

2024年9月 :インテル公式発表「Kなしi5はセーフ」

2024年9月にインテルから公式発表がありました。
それについて書いたのが以下の記事です。(↓)

この記事では

・第12世代CPU すべて
・第13世代CPU i5のKなしモデル (i5-13400など)
・第14世代CPU i5のKなしモデル (i5-14400など)
・ノートPC用CPU すべて

はすべて今回の不具合の対象ではない、すなわちセーフだという発表をご紹介しました。

朗報と言えば朗報ですが、インテルの言うことが一切信用できないまさに大本営発表状態ですので、額面通りに受け取ることは出来ません。台湾沖航空戦並みに信頼できません。

また、インテルが信用できないので、せめて予防的な措置としてBIOS更新を行いたいと考えました。現状のままでは修正版のマイクロコードが入っていないので、不具合を防ぐことができない状態です。

しかし自分でBIOSアップデートを行うとドスパラの保証対象外になるのは前述した通りなので、ドスパラサポートに連絡して、BIOS更新をお願いすることにしました。

さすがに無料でやってくれるとは思っていません。もちろんお金は(渋々)支払うので、集荷などどうしたらいいですか、と尋ねたのが下の記事です。(↓)

まあ結論としては

Core i5-14400Fは不具合の対象外だからBIOS更新も対応しない
勝手に手動BIOS更新したらWindowsが起動しなくなる可能性もあるから更新するな
Core i5-14400F用の更新版BIOSは提供しない
だからウチに送られてもBIOS更新は出来ない

という恐ろしく悲惨な返事が返ってきました。

予防措置も封じられ、BIOSアップデートも出来ず、どうあがいても詰みです。どうしてこうなった?

まあインテルと(インテルを妄信した)ドスパラは、i5は不具合の対象ではないのだから何か特別な措置を講じる必要もない、という主張で、それは理解は出来るのですが……。

そんなこんなで何も対策を打てず。新PCの電源を入れることすら出来ずにただ無為に日々を過ごしていると、インテルからさらに核爆弾級の続報が発表されました。

2024年9月下旬 :インテル「アイドル状態でも壊れるからまた修正パッチだすわw」:マイクロコード 0x12B

マイクロコードと BIOS コードがコア電圧の上昇を要求し、特にアイドル時やアクティビティが軽いときにVmin シフトを引き起こす 可能性があります。
→緩和策: Intel® は、マイクロコード 0x125 および 0x129 の更新を含むマイクロコード 0x12B をリリースし、アイドル時やアクティビティが軽いときにプロセッサーが要求する電圧上昇に対処します。  

Intel Core 13th and 14th Gen Desktop Instability Root Cause Update

2024年9月。インテルは3回目となる修正パッチ(マイクロコード)のリリースを発表しました。

今回はなんと「アイドル状態でもCPUが壊れる」という最悪の新事実が公表されました。これは今までどこにも出ていないと思われる全くの予想外の初情報で、かつ、極めて重大な情報だと考えています。

なにしろこれまで「電力量・電圧量が多いからハイエンドが壊れる」と言っていたのが、アイドル状態(待機状態)でも壊れるとなると、もうローエンド・ミドルクラス関係なく不具合が起こる可能性があると思います。そもそもの設計がもうポンコツという事です。

ちょっと信じられない発表です……これでi5が不具合の対象ではないというインテルの主張が、ますます信用できないものとなってしまいました。i3すらも安心とは言えません。


また、時は少々前後しますがドスパラサポートがi5に対して何もしてくれないことに業を煮やして、ドスパラの実店舗に道場破りをしてきて色々質問してきた記事も書きました。(↓)

詳しくは記事を見て頂きたいですが、ネット経由のドスパラサポートで拒否されたi5のBIOS更新も、店舗に持ち込む形でお願いすればやって貰えると判明しました。

ただし前述したように、3回目のマイクロコード0x12Bはまだ配布されておらず、マザーボードメーカーも対応が追い付いていない状況です。

よって今すぐにBIOS更新をかけるのは悪手で、最新のバージョンが更新されるまで待ったほうが良いと思います。

上の記事ではドスパラにとって都合の悪い話まで色々突っ込んで取材してきているので、良かったらご覧いただければと思います。

2024年10月~:「不具合問題は終わった」 インテル発表

2024年10月5日。海外メディアがインテルに問い合わせた結果を公表し
「不具合問題は完全に解決した」
と報じました。
この点について書いたのが以下の記事です。(↓)

記事を読んで、どう判断されるかは読者の皆様にお任せいたします。


また、読者の方とのやり取りの中で気付いたのですが、ドスパラ店舗でやって貰えるBIOS更新はドスパラのカスタムBIOSではなく、msi純正のオリジナルBIOSを入れられるのではないか?という疑念が生じました。

私はこれまでは店舗でBIOS更新をやって貰うのが安全で良いかなというスタンスでしたが、これによって状況が変わり、手動BIOS更新に傾きつつあります。

この点に書いたのが以下の記事です。(↓)


上の記事を書いて数日ですが、新たな事実が発覚しました。

まず、インテルが不具合が起こらないセーフのCPUだと言っていたCore i5-13500でクラッシュ不具合が発生しました。

それよりもさらに重要なのが、インテルはKなしi5であるi5-13500に対しても、BIOS更新を行うように要請をしました

詳しい経緯は以下の記事を書いたのでそちらをご覧ください。

よって事実上、i5でもBIOS更新をしないという選択肢は無くなったものだと考えます。あまりにも危険すぎる。


また、インテルがi5のBIOS更新を推奨した今、ドスパラの対応に変化が生じる可能性があったので改めてドスパラサポートに問い合わせしてみました。その結果をご紹介したのが下の記事です。(↓)

2024年11月~:to be continued

以上が2024年1月~10月のCPUクラッシュ不具合問題の時系列です。

8月の2回目のマイクロコードのリリースで少し落ち着いたかのように見えた今回の問題ですが、9月の「アイドル状態で壊れる」という発表ですべてが覆されてしまった感があります。

ただし10月に、インテルはもう問題は終わったから調査終了!これで閉廷!と主張しました。

本当にこれですべてが解決したのか。11月以降、インテルはどんな新しい驚きを私たちに提供してくれるのでしょうか。

楽しみですね!(真顔)

インテル終末時計

お遊びのようなものですが、2024年に入ってインテルCPUの各ブランドがどれくらい危険性が高まったか、インテル終末時計と題してグラフを描いてみました。完全にネタなのでまともに取り合わないでください。

不具合グラフ10

縦軸が危険度、横軸が時間です。危険度は100でヤバい0が安全だとお考え下さい。

Core i9は年初頭から徐々に危険度が上がっていき4月には100(ヤバい!!)に。
Core i7とi5は6月まで安全だったのに7月の突然の発表で危険度100に。
その後i7は危険度100のまま。i5はやや下がってきていますが、9月末の信じられない発表でまた上昇。みたいな状況を表現しています。
i3に関しては諸説ありますが、もはや100%安全とは言えなくなったと考えています。

さて今年もあと3か月ですが、今後このグラフがどうなるのか……適宜更新したいと思います。この後危険度は下がってくるのか、それとも本当にインテルの終末が訪れてしまうのか……注視していきたいと思います。

終末時計2

20241012 終末時計 更新
i5でもクラッシュ不具合が発生したこと、インテルがそれを認めて交換対応を行ったこと、インテルがi5でもBIOS更新が必要だと推奨したこと。
しかしi5はBIOS更新が封じられている事で、i5の危険度がMAX100まで上昇しました。

一方i7・i9はマイクロコード「0x12B」が最終的解決(本当か?)となったことで、相対的に危険度が90まで下がりました。これでi5とi7・i9の危険度が逆転したことになります。どうしてこうなった?

そこのi3ユーザー。自分には関係ないと笑っていられるのも今のうちかも知れませんよ。何しろ少し前までのi5ユーザーがそうだったのですから…………。


ということで今回はここまでにします。

今回は一連のインテル製CPUの不具合問題に関して、問題の時系列と私の記事について一覧にしてまとめ作業を行いました。

少しでも問題の理解がしやすくなれば幸いです。

この記事にはざっくりとした概要しか書いていませんので、細かい内容は各記事を見て頂けたらと思います。

それではまた。ご覧いただきありがとうございました!

コメント

  1. 匿名 より:

    ドスパラのサイトで、「E7E31ITQ.1T7.zip」が提供されており、適用してみました。
    BIOS Date 09/29/2024で、CPU Microcode 0x12B になりました。

    • ハルハル より:

      匿名さん

      コメントありがとうございます。

      お!0x12Bということは最新版のマイクロコードですね。発表された数日後にはもう最新版がリリースされていることになりますし、かなり早い動きでしたね。おめでとうございます(^^)
      情報提供ありがとうございました!

  2. ぴろぴろ より:

    i5 13500無印 普通に起動不能 Windows11インストール中にクラッシュ になりました。
    別のCPU載せ替えてやったら普通に動いたとインテルにでんわしたら保証の手続きに入りますといわれ、現物を郵送。
    新品を送ってくれるそうですが、まだ届いていないのでどうなることやら。
    あ、メールに、今度送るi5 13500は、必ずBIOSを更新してから使用してください・・・と、丁寧に書かれておりました。
    BIOS更新しないで使うのは、ヤバそうです。

    • ハルハル より:

      ぴろぴろさん

      コメントありがとうございます。
      ヒッ!13500という事はインテルの保証延長対象外のCPUじゃないですか。それでもクラッシュするとかやっぱりもうこれダメでしょ……
      保証延長対象外のCPUでも対応してくれたのは普通の3年間の保証が適用されたのかなとも思いますが、ちなみにインテルに電話されたということは、通販等でボックス版のi5-13500を購入されたという事でしょうか?

      やっぱりBIOS更新はしたほうが良さそうですね。情報ありがとうございます!!
      良ければこの事例を記事でご紹介させて頂ければと思います!

      そこでたいへんお手数なのですが、状況を詳しく教えて頂けないでしょうか?
      ①通販等でボックス版のi5-13500を購入されたという事でしょうか?
      ②CPUを購入されて、PCに搭載→起動後にすぐ不具合が発生しましたか?それともしばらく使用した後ですか?(OSインストールと書かれているので前者かな)
      ③インテルからは他にどのような情報がありましたか?返金の有無、交換品到着までの日数など…
      ④ぴろぴろさんのほうから、インテル指定の住所に不良品のCPUを返品した、という事でしょうか?
      ⑤不良品を返品して、インテル側が不具合を確認したのちの対応でしたか?それとも不具合発生の電話をした時点ですぐに交換品を送ってくれましたか?

      色々聞いて申し訳ないです。気が向けばで良いので教えて頂けると大変喜びます!

      • ぴろぴろ より:

        ①通販等でボックス版のi5-13500を購入されたという事でしょうか?
        2023年末にAmazonでその他の部品とともに購入。
        久しぶりに自作機を組み立てる。自作歴30年ほど😛

        ②CPUを購入されて、PCに搭載→起動後にすぐ不具合が発生しましたか?それともしばらく使用した後ですか?(OSインストールと書かれているので前者かな)
        2024年、7月、その頃くらいに始めたAPEXがクラッシュし始める。最初はよかったが段々クラッシュ頻度が増える。そして5分で落ちるようになる。
        8月に出たばっかの0x129BIOSアップデートしたり、CPUクーラーをMUGEN6にしたり850wのgold電源に換装したり、GPUのファンスピードを最速状態にしたりしたけど改善せず。
        9月末にでた0x12Bにアップデートしたものの時すでに遅くWindows11の起動直後にブルースクリーン突入を繰り返す。
        一度SSDを初期化してWindows11の再インストールを試みるも、インストール中にクラッシュしてどうにもならぬ状態。
        少しでも他の原因が考えられるとサポートを押し切れないと考え、安売されはじめてたi5 14400fを買ってきて載せ替えて動かしたらあっさりWindows11インストール完了。
        Intelに経緯を電話したところ、「すでに、CPU交換テスト、BIOS更新を適応済みとの旨を承知いたしました。」<やはりコレが重要 との回答とともにSWR(standard warranty replacement)へ。
        翌日指定された送付先へ着払い発送。
        すでに交換品の目録(i5 13500)まで提示されているので、送られてくるのを待ってまーす。

        ③インテルからは他にどのような情報がありましたか?返金の有無、交換品到着までの日数など…
        電話で、「症状から、今話題のマイクロコードの不具合と思われます」とこちらから伝えたら、特に慌てず騒がず冷静に、「この電話で保証手続きを開始させていただきます」と、一切こちらを否定するようなコメントもなく、ある意味とても気持ちのいい回答をいただきました。
        不具合に関する情報は、一切もらえませんでしたが。
        いやー、さすが大企業。
        ちなみに、「今大変混み合っている」そうです。

        ④ぴろぴろさんのほうから、インテル指定の住所に不良品のCPUを返品した、という事でしょうか?
        yes 着払いで送ってくださいとの指示でした。

        ⑤不良品を返品して、インテル側が不具合を確認したのちの対応でしたか?それとも不具合発生の電話をした時点ですぐに交換品を送ってくれましたか?
        不具合品の到着を確認次第、発送するとの通知を貰ってます。
        まだ昨日送ったばかりなので、待ち状態ですね。
        もっとも、「BIOSアップデート適応済みとCPU交換テスト済み」のためか、「インテルが発送する製品(良品)の目録を貰ってます。
        送られてきたら、また、コメントに顔出しますね。

        昔は、自作やってるとこういう不具合はよくあったので、久しぶりに楽しんでしまいました。😅

        • ハルハル より:

          ぴろぴろさん

          めちゃくちゃ詳しくお返事を頂けてる!!!お手間をおかけして申し訳ありません。本当にありがとうございます!!!

          自作歴30年ということで、自作歴0秒の私からすると超大先輩です。しかし久しぶりの自作で不具合に当たってしまうとは…ともかくお疲れ様でした…。
          ②で触れられている通り、最初は大丈夫だったけど徐々に劣化してクラッシュの頻度が増えるようになったのですね。そして一度壊れたものは色々試してもやはり直らないということですね…
          試されたことや経緯など、非常に詳しく教えて頂いて大変ありがたいです。やはり問題切り分けのために14400fなど別のCPUで試してみるのは重要そうですね。まあCPU交換したことのない私にはそれも大問題ですけども……

          ③⑤インテルの対応自体は満足いくものだったのですね。私などは問題を矮小化させようとする悪の企業みたいに思っていました笑

          >>昔は、自作やってるとこういう不具合はよくあったので、久しぶりに楽しんでしまいました
          ひょっとするとこのくらいの気持ちの余裕が大事なのかもしれません。すぐに騒ぐ傾向のある自分をちょっと反省しました笑

          今回教えて頂いた情報を記事にして他の困っている方(私含む)とも共有させて頂きたく思いますので、恐縮ですがよろしくお願いいたします!何か不都合や間違い等ありましたら指摘してください(^^)

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