PR

サカイ引越センターの米優待 来年は維持出来なさそう+情報格差の怖さを感じた話

サカイ引越センター優待4株主優待 special benefit
スポンサーリンク
スポンサーリンク

こんにちは、ハルです。
今回は資産運用についての話です。

今回は2025年3月末基準日のサカイ引越センター(9039)の株主優待が届いた件について書いた前回の記事の続きです。(↓)

おことわり

この記事では資産運用、投資についての情報を扱っています。
情報の共有と個人の記録を目的としており、投資の勧誘を目的とするものではありません。
掲載にあたっては慎重を期しておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。各社のWebサイトなどで最新の情報をご確認ください。
これらの情報に基づいて被ったいかなる損害について一切の責任を負いません。
最終的な判断については、ご自身の判断のもと行なってください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

来年はこの水準を維持不可能だと思う

前回の記事ではこの米騒動の中、サカイ引越センターさんからブランド銘柄米5 kgを貰えて非常に嬉しかったというお話をご紹介しました。

さて続きとなる今回の記事では「そんなうまい話があるわけない」
いや美味しいお米が貰えて激ウマなのは事実なのですが、これたぶん今年で終わるだろうなという話をします。以下は個人的意見かつただの推測です。風説の呂布ではないのでよろしくお願いいたします。


さて今年のコメ相場を見て、サカイ引越センターの優待担当者は真っ青になったことでしょう。

サカイ引越センターの株主優待は米5 kg or クオカード2,000円分ということで、これは2023年以前ならほぼ等価です。確かに昔はスーパーで売ってる米はブランド米でも2,000円だった。安ければ1,500円ほどだった。なんならクオカードのほうが色々使い道があって嬉しかった。

その昔の相場のまま、2025年の優待を設定したはいいものの、2025年時点では米 5kgは平気で4,500円を超えています。ブランド銘柄米ならさらに高く、通販サイトでは銀河のしずく 5 kgは5,500円近い値段で売られています。

サカイ引越センター優待4

つまり本来2,000円で想定していたものが5,500円ほどまで爆上げしている状態。これがサカイ引越センターの担当者が真っ青になっていると察せられる理由です。

しかしサカイ引越センターは偉いです。

爆損覚悟で優待を維持しました。

記憶に新しいところでは、某自治体のふるさと納税でコメ価格の高騰を理由に勝手に返礼品のコメの量を減らしたことがありました。

減量した米で妥協するorキャンセルして返金の2択だったと思うのですが、実際はふるさと納税のキャンセルは修正申告が必要など、事務手続き的に非常に煩雑な事態が生じるため、消費者は泣く泣く減らされた減量米を受け取るしかありません。ありえない暴挙、というか詐欺に近いです。

ほか、私も関係するところですが、ユナイテッドスーパーマーケットホールディングス(3222)は2 kgのコメを優待品として設定していますが、

敵

わりぃわりぃ、コメ足りねーから抽選な!外れたやつは海軍カレーw

という手紙が私の家にも届いていました。許せねえよ……。

以上のような経緯を鑑みるに、サカイ引越センターも今年は頑張って泣く泣く優待を維持しましたが、さすがに来年以降はこの優待水準を維持することは不可能だと思われます。キツすぎるので減らしてくるはず。
さすがにこれを改悪というのは可哀想です。

どのくらい減らしてくるかは分かりませんが、利回り的には100株で2 kgまで減らされても全然おかしくありません。あるいは最近のトレンドとして

株主様の利益を慎重に検討した結果、優待廃止!w

も全然ありえます。

オイシイ思いを出来るのは今年までかも知れないので味わって食べましょう。

しかし世の中には株主優待が一度も実施されずに廃止なんていう詐欺行為を平気で行う企業とそれを許す東証もあるのに、サカイ引越センターは本当に偉いです。

(余談) 資本主義の怖さ・情報格差の怖さ

以下さらに余談です。

現在本邦では米騒動が発生しており、ナナヒカリ担当大臣によって備蓄米が放出されていることは皆様ご承知かと思います。

備蓄米は5 kgで2,000円弱の価格で売られているようであり、例えばamazonでは令和3年産の備蓄米が1,944円ほどで売られています。(価格は私の記憶による)

備蓄米に関して「意外とオイシイ」「全然食べられる」という意見が多いのは承知していますが、どう取り繕ったところで「家畜の餌寸前の古いコメ」です。

某政党の代表がエサ米という表現をして大批判を浴びましたが、表現の仕方はともかくとしてあと1年経てば家畜の餌となるべき運命なのは紛れもない事実。

家畜の餌が一体いくらで販売されているのかは私は存じませんが、多分恐ろしく低価格でしょう。ほぼタダみたいな価格じゃないんですか?
そんな古いお米を消費者は喜んで買っています。オイシイ美味しいと食べています。

そう考えると5 kgで2,000円は暴利じゃないですか?

さて、一方で我々は、資産運用の結果として無料でブランド銘柄米を手に入れています。

何が言いたいかと言うと、これぞまさに資本主義の怖さ・情報格差の怖さではないかと思うのです。

資産運用をする余裕が無かったり、面倒くさがったり、そもそも知らなかったりする人は、古い備蓄米を2,000円出して喜んで買って、美味しい美味しいと言っています。

一方、ほんの少しの余裕と知識がある投資家層は、今回のようにお得に物品を手に入れています。情報格差・情報リテラシーの格差が如実に表れているように思えてなりません。

これは別に今回の優待品に限った事ではなく、人生を生きる上であらゆる機会で生じる格差です。
最も代表的な例は税金・補助金関係だと思いますが、何も言われないと搾取されるばかりの税金も、実は結構、補助金などが存在します。

例えば住宅をリフォームする際の支援制度だったり、傷病手当金、出産育児一時金、育児休業給付金、すまい給付金などなど。ほかにも健康診断を無料で受けられたり、人間ドック・ガン検診を受けられたりします。所得税の還付申告などもそうです。

これらは申請しないともらえないものが多く、要するに「知らないと損=無知は搾取されるだけ」という悲しい現実。

本当に歪んだ制度だと思うのですが、なにしろ制度を作る側が悪人なのでどうしようもありません。

携帯会社もそうです。MVNOにすれば月800円なのに面倒だからという理由でキャリアを使い続けて月8,000円ほど払い続ける人。「みんなが使ってるから」というしょうもない理由で10万円以上する某リンゴの端末を買う人。不動産屋に踊らされる人、ブライダル業界に踊らされる人、インフルエンサー(笑)に踊らされる人、等々……。

今回貰ったお米を見ると、そんな情報リテラシーの格差問題をどうしても感じてしまいます。そしてお金を持っている人がさらに儲けるという、資本主義の怖さも感じます。


ということで今回はここまでにします。

今回は格差の闇と言いますか、
「やっぱ教養って大事」
「無知は損」

というお話をしてみました。
まあそういう私も適当にプロパイダと契約した結果無線LANルーターが付いていなくて発狂したとか有名だからいいだろうとバカ高い三菱のエアコンを買ったらポンコツで発狂したとか、そんな情弱ムーブをやらかしております。
私はこれまで国内旅行で200万か300万くらい使っていますが、それだって鉄道会社の優待を使えば費用ははるかに抑えられははずです。く、悔しい……!

失敗から学びつつ、出来るだけ賢く生きたいですね……!という話です。

それではまた。ご覧いただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました