こんにちは。ハルでございます。
最近、Googleアドセンスの審査に苦節6年の苦闘の末、合格した記事を書きました。
2024年現在は若干アドセンスの審査が緩く、合格しやすい状態、なのかもしれません。まあ色々粗があった私のブログが合格したくらいですから、細部までの完璧さは求められていないようです。
これらの記事を読んで
よし、我もブログを始めてみるか
と思われた方がいるかもしれません。
(ここまでコピペ)
そこで今回は「アドセンスの審査合格を目指す段階でよくある質問・疑問」をまとめてみたいと思います。
これからアドセンス合格を目指そうと思われている初心者の方向けに何かの参考になれば幸いです。
Googleアドセンス よくある質問 基本編
そもそもGoogleアドセンスとは?
Google Adsense(アドセンス)とは何かというと、自分のウェブサイトやブログにGoogleが広告を出して、その広告収入をサイト運営者が受け取れる収益化の方法の一つです。
正確にはGoogleに依頼をした広告主が広告を出しており、Googleは仲介しているだけです。
今、ご覧いただいているこの記事にも広告が表示されている事だと思います。皆様の端末に広告を表示して頂くことで、執筆者である私が報酬を受け取れるというシステムです。
アドセンスは何がすごい?何が嬉しい?
アドセンスはブロガーに大人気です。
商品を買ってもらう必要のあるアフィリエイトと比較して、アドセンスは読者がその広告をクリックしただけで、ブログ運営者に報酬が入ります。
しかも単価が大きい。他のクリック型の広告サービスの単価は0.5円とかそんなレベルな中で、Googleアドセンスのクリック単価の平均は約30円~40円が相場だと言われています。
しかもユーザーは一銭もお金を払っていません。誰がお金を払っているかと言うと、Googleに依頼をして広告を出品している広告主です。
アフィリエイトは購入して貰えないとと完全に0円ですし、アドセンスは非常に破格の条件でした。
これがGoogleアドセンスがブロガーに大人気だった理由です。
報酬の単価の大きさ、報酬の上げやすさ。そりゃ人気にもなります。
アドセンスには審査があるとか?
初心者でも比較的報酬を確保しやすい反面、代償としてアドセンスの審査はかなり厳しいです。
アフィリエイトは審査などほぼ無く誰でも好きな企業の広告を貼れる状態ですが、アドセンスはかなり厳格に審査が行われ、一説によると合格率は数%程度だそうです。私も色々試行錯誤して6年もかかってしまいました。
しかし無料ブログ→無料ブログの有料プラン→ワードプレスという段階を踏んでいるので遠回りしてしまっただけで、最初からワードプレスでやっていればもっと早い段階で合格出来たような気もすごくします。くそう。
報酬方式がクリック型からインプレッション型に変わったとか?
そうなのです。
2023年までは、アドセンスの報酬方式は上で述べたように「クリック型」でした。つまりユーザーが広告をクリックすると、30~40円ほど入ってくるという仕組み。
それが2024年から「インプレッション型」に変更になりました。アドセンスの歴史で初めての試みで、歴史的な転換だそうです。
インプレッションとは表示のことで、広告がユーザーの端末に表示されるだけで報酬が発生します。つまり、クリックすら必要なくなりました。端末の隅っこに表示して貰えるだけでOKになりました。
この変更によってどのようなことが生じるかは、以下の記事で検証しておりますので良かったらご覧ください。
Googleアドセンス よくある質問 審査編
ここからは厳しいと話題の審査についてのお話です。
「これはアウトと聞いたが本当か?」「こうしないとダメ?」など、具体的にご紹介していきます。
合格に必要な記事数は?
合格に必要な記事数については以下の記事で検討したので詳しくはそちらをご覧いただければと思います。
私の感触としては
・よく言われる10記事では足りない
・全体では20記事以上
・アクセス数を多く集めている質の高い優良記事が10記事以上
というように感じています。正解かどうかはGoogleのみぞ知るといったところです。
記事に画像・写真があるとまずい?
よくある質問として「アドセンスの審査の時に記事に画像があると落とされるのでは?」というものがあります。
結論から言うとまずくないし画像があっても審査に合格することは可能です。が、画像はめんどくさい部分もあります。それは権利の問題が絡んでくるからですね。
自分で撮影した写真だから著作権は自分にある、というのは確かですが、まだ油断は出来ません。
例えばその写真にキャラクターが写っていたらどうでしょうか?某ネズミの会社は非常に著作権に厳しい事で知られています。
ハハッ!
また、写真は著作権以外にも肖像権に気を付けなければいけません。よくSNS上で街中の雑踏を撮影した写真を勝手に上げている人などがいますが、他人の顔が写っていればそれはアウトです。
他にも、例えばプロフィールの画像にアニメキャラを使ってしまうのもアウト。企業のロゴなどが入るのもアウト。
このように画像に関しては思わぬところで問題が生じるものです。
これがアドセンス審査の段階では画像は使わないほうが良いとよく言われる理由です。
どの程度Googleが画像の内容をチェックしているのかは知りませんが、正直画像は貼ることで得られる効果の割に、気を付けないといけない部分が多すぎて面倒くさいです。
画像や引用の著作権は?
自分で書いた文章や自分で撮影した写真、作成した画像でない限り、著作権表記は必ず必要です。
ただし学術論文のように「nandeya et al. 2024 pp.334ff」や「参照日 2003-03-04」のような厳密な形は求められず、出典元のタイトルとURLを記載すればOKです。丁寧に書くならば、引用元のサイト名も記載したほうが良いですが、私もサイト名はほぼ書いておりません。
例えを載せておくと
そこで興味が出てきたのがGoogleアドセンスです。ブログを書くとお金が貰えるらしい。なにそれ錬金術?現金なやつめとか言わないでください(笑)
Googleアドセンスの承認審査を突破!! ハルの旅行記
このような感じです。
WordPressではこの引用表示も出典元の表示も1クリックで簡単に作成できて非常に便利です。
画像・写真の枚数が多いとダメ?
これも良くある話として
「画像の2~3枚なら問題ないが10枚以上のような枚数の多い記事は落とされる」
みたいな話があります。
結論としては画像の枚数が10枚以上でも全然問題ありません。
例えば私は北海道のJR路線を取り上げた記事(↓)を公開した状態でアドセンスの審査に申し込みましたが、問題なく審査に通りました。
ちなみにこの記事には1記事に写真を32枚載せております。
すべて私自身が撮影した風景写真で、著作権や肖像権の問題は生じませんが、少なくとも多数の画像があっても問題ないと分かります。
私は一応旅行記を書きたいと思っているのでこの点は重要でした。問題なさそうで良かったです。
ただし画像だけで文字が少ない記事などはアウトです。たまにまとめサイトなどで見かけるおもしろ画像だけを載せたような記事はダメです。
ゲームのスクショがあるとダメ?
これまたよくある話として
「ゲーム画面のスクリーンショット(スクショ)があるとダメ」
という話もあります。
あくまで私個人の体験ですが、ゲームのスクショが記事内に存在しても大丈夫です。
例えば以下の記事では、ゲーミングPCのスペック確認とゲームプレイ評価を行うという内容を書きました。この一連の記事ではマインクラフト、Stellaris、theHunter: Call of the Wild、Subnauticaなどのゲーム画面のスクショをバンバン上げています。
また、以下の記事では大人気(諸説あり)ブラウザゲーム艦これのスクショを多数上げています。
このようにゲームのスクショがあっても問題はない……のですが、正直この点はグレーだと思います。
ゲームによってはこの辺の規約が厳しいものもあります。中にはゲーム配信は一切NGというゲームもあります。さすがにスクショまでNGとしているゲームは聞いたことがありませんが、あまり調子に乗って貼りまくるのも良く無さそう。
しかも上の記事では、一応Steamへのリンクは貼っていますが、各ゲーム会社の著作権表記はしておりません。
このように怪しげな著作権表記が存在してもアドセンスの審査は合格できるのですが、これは良くない事例なのであまり参考にしないほうが良さそうです。やっぱちょっと審査緩めになってるっぽい?
雑記ブログではアドセンス合格は難しい?
雑記ブログはアドセンス審査に不利と言われがちですが、合格は可能です。
私のブログを見て欲しいです。旅行記のブログのはずが主コンテンツはゲーミングPCとインテルのCPUに関する記事。ゲームと旅行系の記事も混在し、日常の雑記もあります。
ただしあくまで「雑記ブログであってもアドセンス合格は可能」というだけであって、その後アクセスを伸ばせるかは別問題です。
ドメインパワー的には雑記ブログよりも特化ブログのほうがアクセスを集められるそうです。
まあ確かに、50%の質の高さで色々な分野を書き殴るより、100%の質の高さで専門的な部分を掘り下げていった記事のほうが、需要にこたえられそうではあります。
ただしニッチな部分を攻めすぎても今度は需要に乏しいという問題もあるので良し悪しですね。
追加して言えば、本当は旅行系ブログだとキツいです。相当上手くやらないとただの個人の日記になってしまうので「誰かの悩みを解決できるか?」「需要があるか?」という記事の質という面で、Googleから厳しい目で見られそうです。
旅行の記録は個人でも非常に書きやすい分野なのは確かですが、あまりオススメは出来ないです。なのでアドセンス審査の段階では別の分野の記事を書いて、審査に合格してからコッソリ旅行系の記事を増やしていく……私はそのように画策しています。
はい君、アウトね
びええええん
雑記ブログと特化ブログについてアドセンスの向き不向き
上で雑記ブログは不利な面もあると言いましたが、しかしアドセンスの仕様は明確に雑記ブログ向きです。
とりあえず人を集めて広告を見て貰えばよいし、その広告の内容は自分で選ぶ必要が無いからです。
反対に、特化ブログはアフィリエイトに適性があります。例えばある商品を紹介する記事を書いて、その商品の広告を貼る…などですね。広告を自分で選んで貼るという手間もあります。
私の場合はアドセンスなので、色々な分野の記事を書いて、色々な人を広く浅く集めるイメージをもってブログを運営しています。
WordPress(ワードプレス)は必ず必要?
WordPress(ワードプレス)は必要か?という疑問もよくあります。
ワードプレスに関しては、必須ではないけれども絶対使ったほうがいい、と強くオススメしておきます。
この点に関する考察は以下の記事に書いたのでそちらもご覧ください。
上の記事内でも紹介しておりますが、無料ブログでは無駄に手間がかかるというのが実情です。
例えばグローバルナビゲーションを設置したいと思ってもいちいちhtmlタグを書かなくてはいけません。ワードプレスはクリック&ドラッグで簡単に設置できて非常に簡単です。無料ブログでは吹き出しすらロクに設置できません。
どっちみちワードプレスは完全無料ですし、ブログ運営に特化した有能サービスなので使ったほうが結局楽です。アドセンス合格に対しても明確に早道になると思います。
ワードプレスは有料テーマじゃないとだめ?
アドセンス合格代行サービスなどの怪しげなサイトなどで
「アドセンスの審査に通るには有料テーマが有利!コクーンではダメ!」
みたいな文言を見かけることがありますが、これはただのアフィ目的の宣伝で、実際は無料のCocoonで全く問題ありません。
「有料テーマなら有利」というのは真実かもしれませんが、無料テーマで十分OKです。
そもそも有料テーマの何が良いのかいまいち分かってません。たしかに見た目のクオリティ高いけども、初心者が見た目だけ拘ったところで中身が伴ってないとアクセス1桁だし何の意味もありません。
あと値段高すぎです。
買い切りとはいえたかがテーマに2万円はたかすぎじゃろ……
有料テーマはサイトのスタイリッシュさにも気を配りたい企業サイトで使うべきもので、個人、それも初心者が手を出す必要は一切ないと思います。
Googleアドセンス よくある質問 お金編
次はみんな大好きお金の話です。
必要なコストはどのくらいか、稼げるのか、などをご紹介します。
初期費用、維持費(ランニングコスト)はどれくらい?
ブログ開設・運営にかかるイニシャルコスト・ランニングコストに関しては別に記事を書いてご紹介したのでそちらをご覧ください。(↓)
一応目安としては、全部込み込みで1年あたり7,000円~9,000円あたりを想定して貰えればOKです。
実際どのくらい稼げる?初期費用は回収できそう?
へっへっへ。もったいぶらずにどのくらい儲かるか教えろよ
まあ具体的な数字を出すことは控えさせていただきます。これは数字を出すとGoogleから怒られるのが理由です。
控えます。控えますが、正直予想外に多いです。
アドセンス審査通ってまだ数日にしてはびっくりするくらいの金額です。
私のような弱小ブログでさえこれだから、大手はマジで笑いが止まらない状況なのではないでしょうか……う、羨ましくなんてないんだからね!
初期費用回収については、そのブログのアクセス数によってピンからキリまで変わるので一概には言えないのですが、早い人から1週間~2週間くらいで1年分の運営費を回収できる、くらいでしょうか。ああっ、金額がバレてしまう!
他のネットコンテンツの収益化についてアドセンスと比較
ネットコンテンツの収益化って、最初の1円を稼ぐハードルが非常に高いと思います。
一度軌道に乗り始めれば収益額を増やしていくのはそれほど難しくない。例えば100円稼げるのを200円にアップさせるのはそれほど難しくないと思うのですが、最初の一歩、0円から1円に上げるのがとても大変だと思います。
具体的にどれくらい大変なのか、アドセンス・Youtube・Twitterを比較した記事を書いたので詳しくはそちらをご覧ください。(↓)
ということで今回はここまでにします。
今回はアドセンスに関するよくある質問をご紹介しました。どれも2024年の私の実体験に基づくものなので、これからアドセンス合格を目指そうという方向けに多少の参考にはなると思います。
最後に宣伝です。
Googleアドセンス合格を目指す段階ではレンタルサーバー+独自ドメインが圧倒的に有利です。
私も使っているConoha Wing(コノハウィング)は格安なのに高性能で非常に使いやすいレンタルサーバーで、ドメインも2つ無料で貰えるという有能っぷりなので非常にオススメです。
それではまた。ご覧いただきありがとうございました!
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