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北陸新幹線に初乗車! 3日目中編1【JR西日本30周年記念きっぷの旅 旅行記】

30周年3日目中編1-15旅行 travel & Journey
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こんにちは、ハルです。
先日からJR西日本30周年記念きっぷの旅の旅行記を書いております。前回は3日目前編として、特急サンダーバードに乗って金沢までたどり着いた記事を書きました。(↓)

今回は中編その1です。北陸新幹線に初乗車!まずは新高岡駅を目指します。

旅行経路は以下の画像の通りです。

30周年移動経路
https://www.westjr.co.jp/
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金沢駅新幹線ホームへ

30周年3日目中編1-3

さて今回の記事は金沢駅からスタートです。時刻は09:40

前回お話したように、サンダーバード号が若干の遅延をしていたため、在来線ホームから新幹線ホームにダッシュしました。(良い子は真似しないでください)

結果として2分で乗り換え完了したので全然急ぐ必要はありませんでした。無駄にふくらはぎに疲労をかけただけでした。

30周年3日目中編1-5

乗り換え時間に余裕があったので北陸新幹線の写真なども撮れちゃいます。

北陸新幹線の金沢延伸は2015年3月14日。この30周年記念きっぷの旅は2017年に実施しているのですでに開業から2年以上が経過していますが、北陸新幹線に乗車するのは実はこれが初めて!
高規格の高速鉄道ということで、ローカル線とはまた違った意味でテンションが上がります。

30周年3日目中編1-2

今回わたしが乗車するのは北陸新幹線「つるぎ704号」。
金沢発の北陸新幹線の種別は、最速達の「かがやき」。次点の「はくたか」。各駅停車の「つるぎ」の3種類があります。

私は特急の命名は「由来が地域密着型で分かりやすい」「目的地がわかりやすい」ことが重要だと思っていて、例えば北陸新幹線の場合だと「つるぎ」は立山連峰の剱岳の命名で分かりやすい。「はくたか」も立山の伝説にある白鷹なのでOK。しかし「かがやき」は…………。うーん。

30周年3日目中編1-4

北陸新幹線の車両はE7系・W7系と呼ばれています。
EはJR東日本、WはJR西日本を示していますが、中身は全く一緒だそうです。

唯一の違いは形式番号と車体のロゴマークで、今回乗車する車両はJR EAST JAPANの表記の通り、E7系のようです。

30周年3日目中編1-6

それでは早速、北陸新幹線の車内に侵入!!

やはり在来線の普通列車とは比べ物にならない高級さです。デッキ部分も落ち着いたデザインで、どこかのこぎれいなオフィスに迷い込んだみたいです。

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この洗面台の綺麗なこと!!
今でも地方のローカル線を走る普通列車のトイレは信じられないほど汚いことが多いですが、北陸新幹線の洗面台はその辺のデパートかと見間違える綺麗さです。なんなら駅のトイレよりよほど清潔でした。

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座席は赤と黒を基調としたタイプでした。
自由席だからか、東海道新幹線にありがちな硬めの座席でした。座席の座り心地においては、特急スーパーはくと号や特急サンダーバード号のほうが優れています。

30周年3日目中編1-9

出発時間が近づいて来ました。

ちなみに車内はド級ガッラガラでした。まあつるぎ号は金沢と富山のシャトル列車で、富山止まりです。そのため乗る人がかなり少ないというのは理解できます。

ほぼ貸し切り状態の北陸新幹線は私と空気だけを積んで、私のためだけに出発します。悪い気分ではない。



金沢→新高岡 :北陸新幹線つるぎ

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09:49 金沢 発 北陸新幹線つるぎ704号(富山行き)

さて金沢駅を出たつるぎ号は高架線を走ります。
金沢周辺は比較的平野部が多いのと、新しい路線なので(用地買収の関係で)市内のはずれを高架で走るため、意外なほど見晴らしが良かったです。

雲がほとんどない青空が広がっていて気持ちのよくなる車窓。

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座席ポケットに入っている書類をゴソゴソします。
北陸新幹線では昨今珍しくなった車内販売を実施しているようです。まあ私はケチなので何も買いませんが、コーヒーとフィナンシェのセットで550円か……これは富裕層向けですね。

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観光雑誌も一緒に入っているので無料で読めます。
パラパラと見ていると「せとうちで歴史めぐり!」と題して、広島県のが紹介されていました。
実はここで呉の観光紹介を読んですっかりその気になり、この数か月後に実際に呉を訪れました。すっかりJR当局の思う壺です。旅行記はまた別の機会でご紹介できればと思います。

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北陸新幹線の車内からはまっすぐな水平線を見晴らせます。

京都に住んでいるとまわりが山だらけで水平線というものを目にする機会がほとんどないため、これだけで新鮮な感覚になります。京都には海がありませんからね。……え舞鶴?あれは別の県でしょう。

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つるぎ号は石川県と富山県の県境、倶利伽羅峠をあっさり通過したのち、富山県に入ります。倶利伽羅は「くりから」と読む、何となく楽しい響きの地名。
武家屋敷や忍者屋敷を想起させる地名ですが、源氏と平家の戦いで有名です。

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富山県に入ると新高岡駅はすぐなのでデッキに出て下車の準備をします。
壁につるぎ号の編成を示した案内が貼ってありましたが、金沢~富山のシャトル便なのにグランクラスも併結した12両編成!!
トイレは7か所もあり、ベビーベッドや多目的室までを備える、かなり充実した設備です。キハ40ちゃんに見せたら泣いちゃいそうです。

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10:02 新高岡 着

金沢からはわずか13分でした。早すぎて全然乗った気がしません。速度に自分の感覚が付いてこず、まだ魂は金沢駅周辺を漂っています。

在来線の新高岡駅へ

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さて私が新高岡駅などという辺鄙な駅(失礼)に降り立ったわけは、在来線に乗り換えるためです。
ということで新幹線の新高岡駅の改札を一回出て、連絡通路を歩きます。

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一度駅の外に出ます。
新幹線の新高岡駅と在来線の新高岡駅は少し離れているのですよね。少しと言っても歩いて1分程度のものですが、やや面倒なことには変わりありません。

例えば新函館北斗駅などは新幹線と在来線はホームが横になっていて改札1つで行き来出来ます。秋田駅もそんな感じだったような気がします。
新高岡は道路も横断するし、雨が降っていたら濡れるし、跨線橋で直接結べなかったのかしら。

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ということで在来線の新高岡駅に到着です。
新高岡駅には改札というものは存在せず、ホームにポツンとICカード読み取り用の機械が立っているのみです。このタイプの駅を見るたびに、不正乗車し放題のような気がして心配になりますが、大丈夫なのかな。

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在来線の新高岡駅は片面ホームと線路が1本あるだけの実に簡素なつくりでした。いわゆる棒線駅というタイプ。当然列車交換は不可能です。一応新幹線との乗換駅なのに、こんなんでいいのでしょうか。と少し疑問に思ったのを覚えています。

大方、北陸新幹線の金沢延伸で城端線との交差点に新駅を作ろうとなって、焦って急ごしらえしたのでしょう。そんな感じの雑さでした。


ということで今回はここまでにします。

今回は北陸新幹線に初乗車!新高岡駅にたどり着いたところまででした。早すぎて全然乗った気になりません乗りたいもっと乗りたい。

次回は新高岡駅から未乗車路線であるJR城端線に乗車していきます。

それではまた。ご覧いただきありがとうございました!

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