こんにちは、ハルです。
今回は久しぶりにGoogleアドセンスのお話です。
今回はGoogleの広告が詐欺サイトに繋がっている話をご紹介します。サイト運営者向けにアドセンスの広告コントロール・ブロックが必要というお話です。
Googleの広告(アドセンス)が詐欺サイトに繋がっている
私も一応物書きの端くれですので、記事を公開したのち、校正と推敲のために自分の書いた記事を最初から最後まで一通り読み直します。

↑は実際の私のサイトの様子ですが、謎の「次へ」という画像が画面を覆いつくしています。
これは何かというと広告なのですが、金に目がくらんだ私が設置したものではなく、利用している広告サービスが勝手に文章の空きスペースに広告を挿入してきたものです。
利用している広告サービスとはずばりGoogleアドセンス。
天下のグーグル様謹製の広告サービスです。合格率5%以下とも言われる超難関のgoogleによる審査を突破した選ばれしサイト運営者しか扱えない広告サービスです。
…………でここからが本題。
以前からこの謎の「次へ」広告が私のブログによく出現していたのは認知していたのですが、今日ふと気になって

これなんの広告なんだろ?
と思ってクリックしてみました。
するとどうなったかというと

Windows Defender セキュリティ警告!!
このコンピューターは偽装型マルウェアに感染していることが検出されました。Windowsサポートへ連絡:0101~

ファッ!?何もしてないのにPCが壊れた!!

なーんてね……
念のため言っておきますがこれは偽サイトです。詐欺です。
「ウイルスに感染しました!」「PCが壊れました!」などという不穏な文言を表示させ、ユーザーを不安に陥れ、サポートと言う名の詐欺師に電話をかけさせるといういわゆるサポート詐欺……その典型例です。
これが表示されても実際にはウイルスやマルウェアには感染していないのでご安心ください。
小学生のころからPCを操って怪しげなウェブに出入りしていた私などにすればこんなものは太古の昔からある古臭い手法であり、今どきこんな低レベルな詐欺に騙される人なんかおりゃんやろ……と思っておりますが、事の本質はそこではなく。
問題点は3つ。
・天下のGoogle様の広告が詐欺サイトに直接繋がっている
・というか詐欺広告を堂々と掲載しているという大問題
・しかも私のサイトからジャンプできる
つまりブログの訪問者からすれば、ハルの旅行記というWebサイトは詐欺と関係のあるとんでもない極悪Webサイトだと思われても仕方がないというお話です。これは断じて容認できません。
そこで対策をする、というのが今回の本題です。

ちなみにこのような詐欺広告が表示されるのは私のサイトが場末の木っ端サイトだからではありません。どのサイトでも表示される可能性があります。
例えば↑はyahoo天気ですが、例の詐欺広告が表示されております。yahooという超大手でもこの有様です。
こんなことが普通にまかり通っている現状、本当にええのか……?
アドセンス利用者向け、広告のブロックは絶対必要という話
以下はアドセンスの利用者、つまりウェブサイトの運営者向けのお話です。
サイトを見るだけの普通のユーザーの方には「クリックしないように気を付けてください」と言うしか対処法がありません。
さてこの問題が発生してから知ったのですが、アドセンスの広告はある程度コントロールできます。悪質な広告はアドセンス利用者側でブロックすることが可能です。

Googleアドセンスのホームに入り
ブランド保護→コンテンツ→「広告レビューセンター」
と進みます。

「広告レビューセンター」ではサイト広告として実際に表示されている広告をそのままの姿で閲覧することが出来ます。
すると、いるわいるわ……怪しげな「次へ」広告がワラワラと出てきます。
ここで気に入らないものはブロックすることが出来ます。


↑いやどう見ても怪しげなキリル文字だし……こんなものがまともな広告なはず無いしGoogleの審査どうなってるねん!!!
こんな詐欺広告がざっと数えただけで50個以上、私のサイトに紛れ込んでおりました。
この状態を鑑みるにもはやGoogleの審査はロクに機能していないと言わざるを得ません。

このように詐欺師だらけです。
Googleはアドセンスの利用者側に厳しい審査を課す一方で、広告主の審査はザル状態。金さえ出せばなんでもOKという恐ろしい状態なのが実情です。

先ほどの「広告レビューセンター」でのブロックは個別広告ごとのブロックでしたが、詐欺師の広告主自体をNG指定することも出来ます。
ブランド保護→コンテンツ→「ブロックのコントロール」→広告主の URL
と進み、広告主のURLを指定することでブロックすることが出来ます。

とりあえずめぼしいものはブロックしておきましたが何しろ数が多いので全部は出来ませんでした。
なお広告主をブロックするためにURLを探してくる必要がありますが、Googleいわく
このページでは、下のボックスに特定の URL を入力して、その URL に誘導する広告のサイトへの掲載をブロックすることができます。なお、この URL を確認するために広告をクリックすることは、AdSense プログラム ポリシーに違反しますので避けてください。
とのことです。

こいつ何様やねん
一見普通の企業サイトに見えるのもAIで作った詐欺サイトです
最初にご紹介したのは「次へ」を押すとウイルスに感染した云々という分かりやすいサポート詐欺のサイトでしたが、実はそのような簡単なものだけではなく、
一見普通の企業サイトに見える詐欺サイト
も紛れています。


例えばある「次へ」を押すと、上のNet Vertex Point株式会社 という一見するとよくあるIT系企業の公式サイトと思われるウェブサイトに飛びます。(詐欺サイトなのでアクセスにはご注意ください。見るだけなら大丈夫ですが)
ふむ……どうやら名古屋にあるIT企業のようです。住所は愛知県名古屋市中区栄3-18-1。

ところがこのサイトのコンタクトフォームでは住所は「愛知県名古屋市中区錦3丁目14-15」に変わっています。あれれ~?おかしいぞ~?

ちなみにこの「愛知県名古屋市中区錦3丁目14-15」という住所はカゴメの本社です。はい、詐欺サイト確定。
そもそも市外局番03は東京都の電話番号なのでそこもおかしい。

厄介なのはクソみたいな「AIによる概要」です。
これだけ読むとあたかもNet Vertex Point株式会社という会社が本当に存在してまっとうな業務を行っているかのように見えてしまいます。しかし実際は架空の企業であり、詐欺師です。
これが私が生成AIを毛嫌い……というか唾棄すべきものだと考える理由の1つなんですよね。ネットで表面だけ聞きかじって集めた誤情報、嘘ばかりをさも本当のように垂れ流し、その結果生じる損害の責任は一切取らないという。

Webサイトの記載のそのまま鵜呑みにして、実在する信頼性の高い企業であるかのように出力してしまった不正確な情報です。
もう1つ、他のサイトの例をご紹介します。


やはり「次へ」という広告をクリックして現れるサイトに「Reed Meadow Hall | リード・メドウ・ホール 」というものがあります。
これも一見するとインテリア?庭園?に関係する実在するスポットのように見えますが、詐欺サイトです。
よく見ればサイトの画像が生成AIで作られています。実在するスポットのはずなのに、画像は架空のもの。そもそもまともな企業な生成AIを用いた画像を載せるわけがない。
このあたりに思い当たる情報リテラシーのある方ならば「何かがおかしい」と気づけますが、そうではない方の場合だとコロッと騙されることもあるかもしれません。
これらは生成AIで量産された詐欺サイトだと思われます。


GoogleのAIによる概要がポンコツなのは相変わらず。
おっしゃる通り、私が先ほど挙げた「東京の等々力にある歴史的な邸宅」としての「 リード・メドウ・ホール 」は実在しない架空のスポットでした。
謝る気も無い、そもそもAIなので謝るという概念すら存在しないくせに、深くお詫びいたしますと低姿勢で宣うだけです。何の責任も果たそうとしません。
以上のように、Google広告が詐欺サイトだらけという実情が今回改めて判明しました。
まずはこのような状態の広告を、弊サイトで長い間放置していたことを皆様にお詫びします。Googleをあまりにも信用しすぎていた。だって普通、厳正な審査を行っていると思うやん……。
とりあえず私が出来る範囲で、怪しげな広告は全てブロックして一掃しました。もしまだ表示されるならコメントなどでお知らせいただければと思います。まあその代わりにエ●チな広告が出やすくなってるけども……
そしてアドセンスを使っているサイト運営者の方は、今回行った広告のブロックというのを必ず行って欲しいと思います。これはサイト訪問者の安全のためだけではなく「サイトのブランド価値の保持」という意味でも重要だと考えます。
ということで今回はここまでにします。
今回はGoogle広告が詐欺サイトに直接つながっていたお話でした。個人的にかなり衝撃的でした。
これまでGoogleを信用しすぎていて、広告のチョイスは全てGoogleに任せていたのが失敗でした。サイト訪問者様にはお詫びを申し上げます。
そしてGoogle、ほんまええ加減にせえよ。
それではまた。ご覧いただきありがとうございました!



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