こんにちは、ハルです。
今回は旅行のお話です。
今回は2014年夏に敢行した「JRとレンタカーで行く北海道旅行」の2日目パート2です。
いよいよ北海道をレンタカーで走行&人生初の車中泊です!
前回の続きです(↓)

留萌→千望台

パート1では留萌本線に乗ってJR留萌駅に到着したところまででした。
こちらが留萌駅の外観。思ったより暗い色調の駅舎です。
さて留萌からは日本海側の国道232号線、通称オロロンラインに沿って北上します。
ちなみにオロロンとは留萌の近くにある天売島にいる鳥、オロロン鳥の鳴き声が由来だそう。

北上しますと言っても問題はその方法。かつては留萌から宗谷本線の幌延駅に接続する羽幌線という非常に便利かつ有能な路線があったんですが、とっくの昔に廃線になりました。(1987年)
仕方がないのでレンタカーを使用することにしました。ここからは明日の夜まで車での移動になります。
ということでJR留萌駅からすぐ近くにあるトヨタレンタカーに向かいます。


無事にレンタカーを入手できました。
料金は24時間で9,180 円。今見てもたっか!と思いますが、留萌で借りて旭川で乗り捨てる罰金も含まれています。
まずは留萌市内を見下ろせるという情報を聞き、千望台という高台へ。なるほど、良い景色です。
(ちなみにレンタカーを借りて颯爽とスタート!でもなんか速度が出ないなあ……異音もするし……と思ったらハンドブレーキ引いたまま走ってました^^)

留萌という町は狭い谷間と海に挟まれた地形に存在していることが高台から見るとよく分かります。中央を流れる留萌川が作った地形でしょう。
奥に見えている海は日本海!かつては北海道随一の漁港として栄えた留萌です。

展望台からは山の中腹に備えられた怪しげな謎のアンテナ群が良く見えます。21号電探みたいな見た目ですが毒電波でも出してそうな見た目で怪しすぎる……テレビ放送用?それともレーダーか何かなのかな

怪しげなアンテナの奥には少し高台にある新興団地のような場所が見えました。
留萌みたいな辺境の地にも新興団地が存在するのか……となんだか少し面白かったです。地図によると平和台という地名の場所と思われます。
千望台→望洋台キャンプ場 (オロロンライン)

さて、千望台を後にしてオロロンラインを北へ、北へ。
ご覧のように海沿いスレスレを走る道路で、走っていて大変気持ちの良い道路です。
鉄道もいいけど、車もいいなあ。レールがない分小回りが利くので、車の旅行には自分の思うがままに自由に移動できる楽しさがありますね。

沿岸バスという会社のバス停を発見。こんな地の果てみたいなところにもバスが走っているようです。
このバスはかつての羽幌線を代替したバスで「特急はぼろ号」が有名。札幌から留萌を経由して豊富までを結ぶ非常に有能なバスです。
今の私なら間違いなくバスでオロロンラインを北上していたことでしょう。普通に乗りたい!でもこの時の私はいかなる思考回路か、レンタカーを選択しました。

左に日本海、右に丘。こんな景色が延々続きます。信号など存在しない快適な道路で、他の車の姿もほぼありません。走っているだけで楽しい!


途中、景色が良いと評判の「望洋台キャンプ場」に立ち寄りました。営業終了という看板があったけどなんか普通に入れそうだったのでこっそり侵入……。あまり真似しないでください。

望洋台というだけあって日本海の絶景!
こんなところでテントなんか張ってキャンプとかできたら最高でしょうな。インドア系の人間のくせに、キャンプや登山などアウトドアにはちょっと興味があるんですよね。
(まあ北海道でのキャンプはヒグマのリスクが怖すぎますが……)


何でもこのキャンプ場にある展望台からのオロロンラインが絶景と聞いてきたんですが、見るからにボロボロ。案の定閉鎖されていました。
でも展望台に上らなくても、オロロンラインを眺めることは出来ます。


なにこれすごい!
どうですかこの景色!ちょっと日本とは思えないでしょう!
左には日本海、右はすぐ天塩山地の丘陵。海と丘に挟まれた狭い空間を延々北へ延びるのがオロロンラインです。ドライバーとバイカーのメッカ的存在になっています。
このままずっと北へ向かえば宗谷方面、宗谷岬につけます。宗谷岬は絶対にいつか行かないとなあ。

ズームしてみると奥に巨大な風力発電機が見えました。後ですぐ横を通りますよ。

振り返って留萌・増毛方面。
日本海の背後にかなり標高の高そうな山がうっすら見えています。たぶん暑寒別岳かな?雲に隠れているのでなかなか幻想的な風景。

望洋台キャンプ場から見る日本海と夕日。方角的にまさにドンピシャで海に沈む夕日を眺められることでしょう。
今回は時間がないので先に進みますがまさに最高の景色が楽しめるであろう素晴らしいキャンプ場でした。
望洋台キャンプ場→道の駅風Wとままえ (オロロンライン)

キャンプ場を後にして先へと進みます。
オロロンラインを北上するといきなり右側に風力発電機が見えてきました。「風の町」苫前の苫前グリーンヒルウインドパークです。

せっかくなので寄ってみました。
苫前(とままえ)は日本海側からの強い風が吹き付ける町だそうで、このように風力発電機を集中させているそうです。
ちょっと京都にいてはなかなか見られない光景。

規模感もなかなかのものです。wikipediaによると
総出力は20,000 kWであり、一般家庭約15,000世帯分の電力を発電している
とのこと。

いつもより余計に回しております!

ブンブン回る風力発電機を撮影して遊んでいるといつの間にか夕暮れ時。
車でオロロンラインを走るのは本当に気持ちよかったです。
景色は絶景だし、何より信号が無い!
道路が大昔のように「都市から都市を繋いでいてその間には何も無い」という感覚が近いと思います。都市部によくあるロードサイド店舗の下品な看板など全く存在しません。
だから60 km/h巡航なら本当に一時間で60 km進んでしまえます。これは相当、スピードに気を付けないと狩られてしまいます……。

我が愛車と風力発電機。
ちなみに今回借りたレンタカーはこちら。トヨタのラクティスという車です。
いわゆるコンパクトカーなので車内は広々というわけではないんですが、フラットタイプに出来て意外と車中泊には使えるサイズなんですよ。今日はこの中で寝ます。

さて暗くなってきましたのでさらに北上します。目的は道の駅&車中泊。
ちなみに私の人生で車中泊はこれが初めて。初めての長期旅行でいきなり初めての車中泊とは、この時の私はずいぶんチャレンジ精神があったみたいです。年をとった今ならもう出来ないな……


さて今回の拠点となる道の駅「風Wとままえ」に到着。「ふわっととままえ」と読みます。風力発電と電力W(ワット)をかけた、なかなかシャレたネーミング。

この道の駅は飲食や宿泊、なんと温泉も有する一大レジャー施設です。なぜこのようなド田舎にこのような立派な建物が?と言いたくなるほどの立派な建物です。
日帰り温泉がある道の駅は全国的にもかなり珍しいと思われます。車やバイクで北海道を旅する人にとってはとっても嬉しい。

さて道の駅の食堂にて夕食としましょう。北海道ということでイクラ丼を注文。なんて贅沢な!

う~む、もはや言うまでもないですが味は絶品。それにこのイクラの量!たまらんです。
お値段は失念しましたが貧乏旅行人の私が買えたのでそれほど高くなかったと推測できます。今写真で見てもめっちゃ美味しそうですね……ジュル
ちなみにこのレストラン「風夢」は21時まで、露天風呂は22時まで営業されています。夜遅くまで施設を利用できるので、車中泊にはまさに最適な拠点となっています。人通りもそこそこあって防犯上も安心出来るので、道北日本海側で車中泊を考えている人はぜひ利用してみてください。

ではお腹も満ちたので車中泊で就寝……しようかと思いましたがなんだかまだ走り足りない気分になったので夜のオロロンラインを一人爆走。人っ子一人いなくて世界が滅んだあとみたいな感じでした。

途中、コンビニに立ち寄りました。雪国にありがちな前室があります。おそらくセブンイレブン羽幌役場前店。
車で旅行をしている最中はコンビニの明かりが本当に心強く思えますね。食料補給、休憩、トイレ、ATM。なんでもできます。

調子に乗って随分遠くまで来てしまいました。朝に札幌にいたことを思うとずいぶん北まで来ました。我ながら今、凄いところにいます。
このマップを見るともう一息で稚内まで行けそうなんですが、苫前から稚内まではまだ140 kmほどあります。でっかいどう……。
現在地は留萌と稚内のちょうど中間地点、初山別(しょさんべつ)と言うところです。
このあたりが星が綺麗ということで、具体的には初山別天文台に立ち寄った(当然真っ暗)のですが、今思うと北海道の真夜中に林に分け入るのはヤバすぎる……当時の私には危機意識というものが欠如していた様子。
※真似しないでください


このまま欲望のままに稚内まで爆走したい気持ちもありましたが、すでに時刻は午前1時。さすがにヤバいのでここまで!大人しくふわっと苫前まで戻って車中泊タイムです。
車中泊の感想ですが、初めてにしては意外と寝られました。
しかしさすがに熟睡とは言えないので、翌日に響きます。翌日もレンタカーで美瑛を走ったりしていたのですが眠くて眠くて途中休憩をはさんで仮眠を取ったりする有様でした。睡眠不足でレンタカーは普通に危ないです。
あとは夏とはいえ北海道は北海道。夜は冷え込みます。暖をとれる上着やセーターなどはあったほうが良いかと感じました。
スマートフォン以外に小型のLEDライトがあると捗ると思います。何しろ夜は真っ暗になるので、ちょっと荷物を探るときなどにライトがあると便利。スマホは充電が切れたら終わりですからね。
今でこそモバイルバッテリーが当たり前のように普及していますが当時はそんなものは無く。LEDライトが非常に重宝しました。
ということで今回はここまでにします。
今回はレンタカーを借りて留萌から苫前まで!今の私では考えられないなんともアクティブな旅程でした。
では2日目はここまで。明日はレンタカーで道央に戻り、丘の町と名高い美瑛を目指します!
それではまた。ご覧いただきありがとうございました!



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